人のせいにして自分は悪くないと自分を正当化をする人というのは結構多いものです。
自分自身も人のせいにしたくなる気持ちを持つことはあります。
しかし実際どんなに人のせいにしたところで現実は何も変わりませんし変えることは出来ないのです。
自分の人生な訳ですから他人が変えてくれるわけでもありませんし、結局は自分で変えるしかないのです。
人のせいにしても自分の波動が下がるだけで現実は何も変わらない
人のせいにしても現実は何も変わりません。
変わらないどころか自分の波動だけが下がってしまってむしろ現実が悪くなってしまうだけです。
どんなに他人から言われて選択をしたとしても、どんなに相手を信用して行動したとしても、自分の人生の選択は最後は自分でしているのです。
- 親に就職先を決められて就職したけど全然自分には合わなくて結局やめた
- 友達に紹介された異性と付き合ったけど結局別れてしまった
- 「絶対に儲かるから」と言われた儲け話に乗ったけど結局損をしてしまった
どれも他人がきっかけになって行動したものではありますが、最後に決断をしているのは自分です。
嫌だと思うのなら初めからやめればよかったのです。
それでもやろうと思ったのは紛れもなく自分自身です。
自分で決断をしたのに人のせいにするのは責任転換というものです。
そうやって被害者意識を持ってしまうと前に進めなくなってしまい、どんどんエネルギーが無くなってしまって波動もどんどん下がってしまいますので出来る限りやめましょう。
もう終わってしまったことなのですから変えることは出来ません。
大切なことは、「これからどうしていけば良いか」ということです。
過去に囚われるのではなく未来に目を向けて、自分がどうすべきなのかを考えて行動していきましょう。
人のせいにしているということは精神的にスピリチュアル的に未熟だということ
厳しい意見になってしまいますが、「人のせいにする」ということはまだまだ精神的にもスピリチュアル的にも未熟だということです。
精神的に成熟をしていれば、スピリチュアルをしっかりと取り入れていれば「自分の人生は自分で決めている」ということを知っているからです。
- 人のせいにするくらいなら人に任せないという選択が必要なのです。
- 人に任せるのならどんな結果であろうと自分の責任なのです。
そう考えられるようになって初めて精神的に成熟をしているということでもあるのです。
もちろん最初はショックで人のせいにしたくもなります。
人に任せるというのはそれだけその人に期待をしているということでもあります。
その気持ちは悪いことではありませんしむしろ良いことだと思っています。
その機体の分だけ裏切られた時にはショックも大きく、その人のせいにしたくもなるのは当然です。
期待の分だけ人のせいにしたくなるものですが、それでも自分のせいに出来る人はスピリチュアル的に成熟をしている器の大きい人になっている証拠でもあります。
自分のせいにすることで人は成長しさらに器の大きな人間へと変わっていく
「人のせいにすること自体は仕方のないこともありますから絶対にやってはいけません」とは言えません。
本当に悪意があって騙されてしまった時には当然人のせいにしたくもなるでしょう。
しかし、騙されたとしてもその選択をしたのは自分だということを忘れないでほしいと思います。
そうやって自分の選択によって失敗したという経験を積んで、人はどんどん成長していくのです。
自分の人生は自分自身が決めて、常に決定権を持っていないといけない。
自分自身が力を持っていなければいけないという気持ちを持つことで人は成長し、器が大きくなっていくのです。
人のせいにする人はそういう成長のチャンスを逃し、ずっと成長せずにずっと人のせいにして生きていくことになってしまいます。
どんあ人のせいにしたくてもそこをグッと我慢をして自分のせいだと思って、未来に向けて行動することで人は大きく成長し変わっていくことが出来るのです。
人のせいにせずに受け入れられる人間になれば波動も高まり良い運気が集まってくる
人のせいにせず、常に現実を受け入れてどうすべきか考えていける人というのは、どんどん器が大きくなっていって波動も高まっていくのです。
波動が高まれば現実もおのずと付いてくるので運気が上がり、ある一定のレベルまで達すると人生が好転し始めるのです。
人のせいにしないで全てを自分のせいだと考えることは容易なことではないかもしれません。
しかしそれが出来る人だからこそ成長して、人生が好転していくのです。
「人のせいにせずにずっと我慢をしろ」と言いたいわけではありません。
人のせいにしないということは自分の力でやれることを精一杯やるべきだということを言いたいのです。
人のせいにするということは、それだけまだ人に頼っているという証拠でもあります。
そうではなく精神的な自立を果たし、自分の力で前に進んでいける力を持つ人に良い人が集まって手伝ってくれるようになります。
そうなれば自然と良い人や良い運気、流れがやってきて結果的に良い人生を作っていくことが出来るのです。
それこそが人のせいにしない人生を手に入れるために最も必要な能力だということなのです。
まとめ
人のせいにする人は、自分の責任で生きておらず他人に振り回されながら生きているという意味でもあります。
自分の人生を生きられていないという証拠でもあるのです。
だからと言って、人を頼る人生が悪いというわけではありませんし、当然信用出来る人だったり本当に人生を共に歩んできた家族や友人であれば頼ることはむしろ良いことです。
ですが裏切られてもその人が全て悪いと思うことは自分にとってよくありません。
「誰のせいなのか」という責任を問うことよりも大切なことは、そのあと自分がどんな行動をするかという点です。
絶対に人のせいにしてはいけないということではありません。
人のせいにして気持ちが楽になる時もありますので、そういう場合はどんどん人のせいにしちゃっても良いでしょう。
自分の人生は自分で決めていて、その責任は自分で取るしかない。
それを肝に銘じて生きていけば、必ず成長して波動も高まって最終的には幸せな人生を手に入れることが出来るでしょう。
最初は厳しいかもしれませんが、慣れてしまえばそれが当たり前になります。
そうなればすでに器の大きな人を幸せにすることが出来る人間へと変わっているでしょう。
「他人のせいにする」に関しての別の記事はこちらになります。