ポジティブな人生もネガティブな人生も全て自分自身の考え方によって決まってくるのです。
そうは言っても、今の自分でポジティブになれるような事は全く起きていないのだからポジティブになれるはずがないと思っているのではないでしょうか。
逆にポジティブな人を見て、
「あれだけ毎日良いことばかり起きていたら私だってポジティブになれるよ」と心の中で決めつけてはいないでしょうか。
確かにそう見えてしまうかも知れませんがそれは間違っているのです。
ポジティブもネガティブも全て自分の考え方によって決まり、そしてその考え方に現実が引き寄せられていくのです。
良いことが起きているからポジティブな訳ではありません。
ポジティブだから良いことが起きているのです。
悪いことばかりが起きているからネガティブになってしまうのではありません。
ネガティブだから悪いことが起きるのです。
それこそが引き寄せの法則の本質でもあるのです。
自分の思い込みや考え方によってネガティブな人生にもポジティブな人生にも変わる
自分自身の思い込みや考え方によって現実は大きく変化していきます。
ネガティブな考え方をしていれば自然とネガティブな人生になっていきます。
そしてポジティブな考え方をしていれば自然とポジティブな人生に変わっていきます。
例えば、自分の体型にコンプレックスがありどんどん内気になっていくとします。
そうすると自然と周りには人がいなくなり、もっとうちに込もってしまうようになります。
そして、なんで自分ばかりこんな目に遭わなければいけないのかと、更にネガティブになっていくのです。
それがネガティブのスパイラルです。
逆に、自分自身の体型にコンプレックスがあったとしても、
自分には良いところがあると思って毎日明るく過ごしていれば、一緒にいたいと思う人が増え人気者になっていきます。
そうなると自然と自分の体型のことが気にならなくなり、もっと明るくなっていくのです。
それがポジティブのスパイラルです。
「体型にコンプレックスがある」という同じ現実だったとしても、考え方を変えれば現実は大きく変わっていくのです。
ネガティブな人はネガティブを大きく見て、ポジティブな人はポジティブを大きく見ているだけ
ポジティブになった方が良いのは分かるけど、ポジティブになれるような事は何もないと思っている人は多いのではないでしょうか。
確かに普通にしていたらポジティブというのはなかなか見つかりません。
何故ならネガティブな人はネガティブな現実を見ようとしているので、ポジティブな現実は全く見えていないからです。
「この前歩いていたら足を挫きそうになった」
「仕事をしていたらお客さんに睨まれた」
「仕事で失敗をして怒られた」
「友達に遊びの誘いを断られた」
など毎日ネガティブな事は起きるでしょう。
確かにこれはネガティブな現象かも知れないけれど、こういうネガティブなことというのはどんなポジティブな人にも起こっているのです。
何もネガティブな人だけにネガティブな事が起こっている訳ではないのです。
どんなに優れている人だって失敗はしますし、恋人に振られることだってあります。
ポジティブな人は、そんなネガティブな現実が起きたとしてもポジティブに変換しているのです。
仕事で失敗したのなら仕事で取り返そうと思ってさらに頑張るのです。
恋人にフラれてネガティブになっても、もっと良い人と出会って付き合うんだと心に決めて自分自身もさらに磨いていくのです。
そうやってネガティブな現実をポジティブに変換しているのです。
ネガティブな人もポジティブな人も同じようにネガティブなこともポジティブなことも起きているのです。
それをどう捉えるかによって現実が大きく変化するのです。
ネガティブの方が良いと思い込んではいませんか?悲劇のヒロインはネガティブ集めをしている
「ネガティブな自分が嫌い」そう思っていても、本当にそう思っていますか?
ポジティブよりもネガティブな方が良いと思っていませんか?
そんなこと思っている人はいないと思うでしょうが、思っている以上にそういう人は多いです。
例えば、「悲劇のヒロインになりたい人」というのは典型的なネガティブ大好きな人です。
「自分は誰よりも不幸だからみんな私にを見て!」とネガティブをかき集めて、みんなに注目して欲しいです。
たくさんの人に同情して欲しいのです。
「注目して欲しい」という欲求を叶える為にあえてネガティブを探してさらにネガティブな現実を集めているのです。
注目して欲しいのなら何かスポーツや趣味などを頑張って注目してもらえば良いのですが、それだと努力したりするのが大変だからやらないのです。
楽して注目して欲しいから悲劇のヒロインを演じるのです。
ネガティブ=注目される
という考え方になっているので、ネガティブの方が良いと思い込んでいるのです。
他にも、
「前向きな奴はむかつく」
「頑張っている奴はダサい」
「ポジティブな人は楽観的で何も考えていないからダメ」
というような、ポジティブを意味もなく否定する場合もあります。
それは自分自身がネガティブなことを分かっていて、そんな自分を肯定したいからポジティブを否定している場合がほとんどです。
誰も自分のことを否定したくはありません。
自分が傷つきたくありません。
だからポジティブを否定するのです。
ある意味どれも自己防衛の為にポジティブを否定して、ネガティブを集めているのです。
もし自分がそんな自分になっていると思うのなら、少しづつでも良いので変えていく事が必要でしょう。
感謝しようという言葉は、ポジティブを感じれる心を持とうということ
よく自己啓発本や悟りの本などに、
「感謝しましょう」
「ありがとうと言いましょう」
という言葉がよく使われています。
それはどうしてなのかというと、
意識的にポジティブなものが目の前にあるという事に気付く事が出来るからです。
ありがとうや感謝というのは自分にとってポジティブな事に対して使う言葉です。
ネガティブな現実に対してありがとうとは言わないからです。
「ありがとう」というたびにポジティブな事が起きているという事なのです。
感謝するという事は、ポジティブを見る癖をつける為にはとても大切で効果的な方法でもあるのです。
ありがとう集めをすることが出来ればそれはもうポジティブな人生を手に入れたと同じことなのです。
ポジティブもネガティブも考え方や思考の癖でしかない
ポジティブもネガティブも全て思考の癖でしかありません。
「ありがとう」という感謝の気持ちを優先的に見ているか、自分にとって悪いことを優先的に見ているかに過ぎないのです。
生まれつきポジティブな人もネガティブな人もいないのです。
それで言えば、生まれつきはみんなポジティブです。
明日のことを考えて不安になる赤ちゃんはいません。
過去のことを思い出して落ち込むこともありません。
常に今を生きているのです。
ポジティブもネガティブも自分が作り上げてきた癖でしかないのです。
癖だったら書き換えることが出来ます。
癖なら直すことが出来るのです。
もし今の自分がネガティブに考えてしまう癖があるのだとしたら今すぐに直していけば良いのです。
ポジティブ思考はさらにポジティブを引き寄せ、ネガティブ思考はさらにネガティブな現実を引き寄せる
自分の思考の癖というのはとても大切です。
その癖によって人生が決まると言っても過言ではありません。
ポジティブな人は自然とポジティブな行動をして、自然とポジティブな現実を手に入れていきます。
ポジティブな人は失敗をしても失敗を失敗だと思わずにさらに挑戦していきます。
失敗したとしても次はどうすれば上手くいくのかを考えて、最終的には成功を手に入れます。
成功を手に入れれば、さらに何かに挑戦したくなるのです。
逆にネガティブな人が失敗をしたら、自分には向いていなかったんだと諦めてしまうのです。
諦めてしまって何をやっても上手くいかないんだと思い込み、結局は何も挑戦しなくなるのです。
ポジティブ思考の人はどんどんポジティブな現実を引き寄せ、
ネガティブ思考の人はさらにネガティブな現実を引き寄せていくのです。
それが引き寄せの本質であり、ポジティブな人とネガティブな人との差だということなのです。
結論:ネガティブな現実もポジティブな現実も全て自分の思考からから始まるということ
ネガティブとポジティブの話から引き寄せの法則の本質の話をしました。
引き寄せの法則も全ては自分の思考から始まるのです。
現実的に起きる事は確かに重要ですが、それはネガティブになったりポジティブになるきっかけに過ぎません。
ネガティブなことが起きて、ネガティブになるかどうかは自分で決めているのです。
そしてネガティブな現実を作っているのは自分の思考だということなのです。
ネガティブ思考がさらにネガティブな現実を作り、またネガティブを呼んでくるのです。
確かに時間差があるので意識しづらい部分はあると思います。
ポジティブになったからと言って、すぐにポジティブな現実がやってくるかどうかは分かりません。
ですがポジティブな思考が始まれば、ポジティブな出来事が増えて、結果的にポジティブな人生に変わっていくでしょう。
「現実も人生も全て自分の思考から始まる」
それさえ覚えておけば、自分の人生は自分の向かいたい方向へと変えていくことが出来るでしょう。
長い記事でしたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。