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「自分は生きることに向いていない」
「生きること自体が辛い」
「この世の中は生きづらい」
そんな風に感じている人というのは案外多いのではないでしょうか。
コミュニケーションが得意で、人と上手に話せる人の方がこの世の中では生きやすいと言えるでしょう。
誰とでも仲良くなれる人が有利な世の中ではあります。
それだけ人間というのはコミュニケーションが人生の大半を占めているということなのです。
だからこそ、コミュニケーションが苦手な人は「生きづらい」と感じてしまうのも無理はありません。
じゃあコミュニケーションが向いていない人は、生きづらい世の中から抜け出せないのかと言われるとそんなことはありません。
今回はそんな生きづらいと感じている人に向けて伝えていきたいと思います。
自分らしく生きられていないのなら生きづらいと感じるのは当たり前のこと。
生きづらいと感じている人の特徴は、
まず自分らしく生きられていないということです。
今の自分は自分らしく生きられていると思っている人で生きづらいと感じる人はいないはずです。
それと同時に自分らしいとはどんな状態なのかが分かっていないということも同時に言えるでしょう。
自分らしさがどんなものか明確に分かっていれば自然とその方向へと進んでいくでしょうが、分かっていないからどの方向へと進んでいけば分からないのです。
もしあなたがそんな状態にいるのだとしたら、生きづらいと思うのは当然です。
自分が人生に向いていないと考えるのはまだ早いです。
その前にまずは自分らしさというものを見つける必要があるでしょう。
生きづらいのは自分がいけないのではなく、生きやすい場所を見つけられていないだけ
生きづらいと感じているのは、自分自身がいけないと思っている人が多いですが実は違います。
自分がいる環境が悪いということがいちばんの原因なのです。
極論で言えばその環境を選んでいる自分が悪いのですが、どちらにせよ今自分が置かれている環境が自分の生きづらさを作っていることには間違いありません。
例えば、アニメ好きのインドアな人がバリバリのアウトドアの中に入ってしまっていたとしたら、居心地が悪く生きづらいと感じるのは当然なことです。
一人でいることや他人と適度な距離感を持って接したい人が、みんなでワイワイする場所にいれば居心地が悪いものです。
自分の性格と居場所のズレが大きければ大きいほど、生きづらいと感じるものなのです。
ですから自分の性格が悪いのではありません。
自分の性格と居場所が合っていないのが生きづらさの原因なのです。
自分が居心地の良い場所を見つけることが出来れば生きづらい人生から抜け出すことが出来る
生きづらいと感じている人が一番やらなくてはいけないことは、
- 自分自身のことをよく知ること
- 自分らしさを見つけること
- 自分に合う居場所を見つけること
という点です。
どれも簡単なことではないかもしれませんが必ず出来るはずです。
自分が居心地の良いと思える場所ですから、自分に似たような人が集まる場所を見つければ良いのです。
- 趣味や好きなことが同じ
- 同じ夢や目標を持っている
- 性格が似ている
- 考えていることが似ている
- 価値観が似ている
- 同じように生きづらいと感じている人
- 癖や苦手な部分が同じ
- コンプレックスが同じ
こんな特徴があります。
特にコンプレックスが同じの場合は、辛さを共有出来るのでとても分かり合えるまでが早いです。
良い部分でも悪い部分でも良いので、自分と似ている所がある人に惹かれるものです。
そういう人が集まる場所を見つけることが出来ればそこが自分によっての居場所になる可能性はとても高いのです。
結論:生きづらい人は自分らしくいられる居心地の良い場所を見つけられていないだけで、生きることが向いていないわけではない
生きづらい人というのは、基本的に少数派の場合が多いです。
多数派であれば周りに似たような人がいる為、自分の居場所が見つけやすいのですが、自分に近い人が少数の場合は見つけづらいのです。
どこに行っても自分と同じような人がいないと思ってしまい、「自分自身がこんなだからいけないんだ」と思ってしまうのも無理はないかもしれません。
しかしその考え方は間違っています。
必ず自分と同じような人が集まっている場所というのは存在するのです。
自分が気付いていないだけで、自分が居心地が良いと思える場所はあるのです。
自分自身を知って、自分の居心地の良い場所を見つけていきましょう。
自分に合った場所を見つけた時に、
「生きづらい」と思っていた感情は自然と消えているでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。