思い込みや常識なんて本当に自分の行動や自分の可能性を狭めるだけで、良い方向へは転ばない。
「自分はこういう人間だ」
「自分には向いていないから無理」
「そんなことできるわけない」
「こうじゃないといけない」
そんな考えなんて自分が決めて自分が思い込んでいるだけで、本当に現実はそうかわからない。
「自分には一千万円稼ぐのは無理」
「歌手で食べていけるわけがない」
そんな思い込みが自分の可能性を狭めるのです。
そんなことやってみなければわからないですし最初から決め付けていたらそれは出来るわけはありません。
やってみたら最初は無理だと思っていたけどやっていくにつれてどんどん夢だと思っていたものが近づいてきて、本当に現実になってしまった。
そんなことだってあるのです。
というか最初から絶対出来る!と思ってやることの方が少ないかもしれません。
それでも、出来ないかも知れないけど、自分がやりたいからやってみる!
そういう気持ちから初めて、それが本当に現実になるのです。
なので、「自分には出来ない」と最初から決めつけることは本当にもったいないことだと思います。
最初は誰だって初心者だったわけですし、やり続けた結果プロや達人、天才と呼ばれるようになっていくのです。
そんな達人や天才も最初は初心者です。
最初から出来ないと決め付けないで、まずはやってみて、そしてやり続けることが大切です。
そんな思い込みの他にも、自分の思い込みには「常識」というものもあります。
その常識というのは、
「仕事は、会社に勤めて、汗水垂らして働くものだ」
「一度始めた仕事なのだから、最後までやり抜かないと、一生苦労する」
「嫌なことをしてやるものが仕事なのだ」
そういうみんなが植え付けた常識や自分が思っている常識というものがあります。
「会社に勤めて、働くのが仕事」
ということが常識だと思っている人もいます。
現実では、自営業で自由に働いてお金を稼いでいる人もいるし、
会社に勤めなくても、不動産収入や自分の家で商売をやっている人もいます。
働くことというのは、世の中が必要としていて、求めている人がいて、
「お金を払ってでもやってもらいたい」と思われることが自分に出来るのなら、お金を稼ぐことが出来ます。
「絶対に会社勤めしないといけない」なんていう常識はないのです。
他にも、
「一度決めた仕事なのだから、最後までやり抜かないと、一生苦労する」
ということも、そんなことありません。
一度仕事に就職して、「最初は自分には得意だと思ってやってみたけど、やってみたら自分には向いていなかった」
「上司が嫌味な人で、自分はやる気があったけれど、向上心のない職場で合わなかった」などいろいろな理由があると思います。
ただの言い訳で、「自分には向いていなくて職場を辞めた」ということであれば、それはどの職場に行っても同じことの繰り返しになるので、違う職場に行ってもまた同じことで悩むと思います。
それは自分に問題があるということなので変えなければいけません。
ですが本当に自分には向いていない職場や仕事というのはあります。
初めて一ヶ月でやめるとなればそれでは判断出来ないこともあるかも知れませんが、一年や二年やってみて自分には合わなかったとしたら、それは仕事を変えてもいいと思います。
一度決めたのだからずっとやらなければいけないというルールは自分で決めているだけであって、本当にそういうルールがあるわけではないし、やめて違う仕事をしたら成功することだって多々あります。
それを自分の思い込みで仕方なく続けることはとてももったいないことだと思います。
転職することも一つの学びなのです。
自分に合っているかそうでないかなんてやってみなければいけません。
無鉄砲に「嫌だからとりあえずやめる」ということはお勧めできません。
ですが、次のことをしっかり考えて、それからやめて自分が良いと思う道に進むことは絶対悪いことではありません。
自分で自分を縛らないでください。
自分が良いと思う行動をしてください。
それが結果間違えていたとしても、それは良いと思ってやった結果なので、確実に次につながります。
思い込まず、悩み過ぎず、自分の思う方向へ進んでみてください。
努力して、前を向いてやる行動ならきっと先の未来は、良い自分の思う道に進めているはずです。
あとがき
思い込みというのは本当に自分の人生を決めてしまいますし、自分の人生の可能性を狭めてしまいます。
それが良い思い込みであれば良いのですが人間というのはネガティブで、悪い思い込みの方がはるかに強いものです。
しかしそういう思い込みというのは単なる幻想です。
自分が勝手に思い込んでいるだけです。
出来るか出来ないかなんてやってみなければ分かりませんし、いつどうなるかなんて誰にも分からないのです。
思い込みをなくしていくことで自分の人生は大きく変わってくのです。