人は妄想の中で生きています。
現実であるかそうでないかよりも人は自分のイメージを優先してしまうものです。
そしてそのイメージというのは自然と現実になっていきます。
自分自身が関連付けてしまい現実にしてしまうのです。
それくらい人は現実がどうであるかよりもイメージの方が大切なのです。
人は現実よりもイメージの方が現実
人は想像の中で生きています。
「人から聞いた噂話」
「こっそり聞こえた陰口」
そういうものが頭から離れなくなって気になって仕方がない。
そんな経験があるでしょう。
しかしそれは本当に事実かどうかはわかりません。
本人に聞いたわけでもないですし、陰口も最初から最後まで聞いたわけでもありません。
それが嘘か誠かもわからずにずっと頭の片隅にあって、その話していた張本人にも冷たい態度をとってしまうこともあるでしょう。
その態度のせいで本当に仲が悪くなってしまうなんてこともあります。
ですがその噂話が本当なのかはわかりません。
その本当か嘘かわからない噂話を聞いて、それを気にしている自分の現状だけは本当の現実です。
嘘か本当かわからない事実よりも、聞いてしまった事実の方が現実になってしまうのです。
それほど人は想像の中で生活していますし、
現実よりも自分の思い込みの方が現実になってしまうのです。
人は妄想と想像の中で生きている
それくらい人は妄想の中に生きていて全てが曖昧な生き物なのです。
そんなに気になるなら本人に聞けばいいのですがなかなか気まずくて聞けないでしょう。
だから自分の頭の中で答えを出すしかないのです。
そして自分の妄想の渦に巻き込まれて自分ではどうにも出来なくなります。
そんな現実なんて日常茶飯事です。
人の話なんて話半分で良いのです。
所詮噂話なのですから。
それよりも自分の目で見て自分の納得するまで現実を確かめるか最初から気にしなければ良いのです。
他人なんて面白おかしく話しているだけですし話だって盛る人は沢山います。
話を盛る人を二回経由した噂話なんてものはすでに原型はほとんど残っていません。
そんな噂話を信じるよりも自分が本当に確認できたものを信じましょう。
妄想の渦に巻き込まれて、気にして生きることほどもったいないことはありません。
あとがき
人は現実がどうであるかよりも自分がどう感じたかの方が重要なのです。
それは別の言い方をすれば、
現実よりもイメージや妄想の方が現実なのではないかと思ってしまうくらいに人間はイメージの中で生きているのです。
人の思い込みというのはそれだけ強いものなのです。
現実というのはその自分自身がどう思ってどう感じるのかのきっかけに過ぎません。
結局自分がどう感じたかの方が大切なことなのです。
ということは、
もしかしたら現実よりもイメージや空想の中の方が本当の現実なのかも知れませんね。