本当の自分を隠して常に他の誰かを演じようとしている人はよくいます。
自分を他の誰かになろうとして自分に嘘をついて、自分らしくない自分になろうとしている人を見るともったいないなと感じてしまいます。
なんで他の誰かを演じるかというと、
自分に自信がないから他の誰かになろうとしてしまうのです。
他の誰かになればそれは理想の自分になれているのでしょうか。
演じていてそれが本当になりたい自分になれているのならそれは続けていけば良いでしょう。
しかし演じている自分が嫌だったり辛かったり、罪悪感があったりするならそれは辞めたほうが良いでしょう。
死ぬまでずっと演じ続けるのはとても辛いことですしそれが理想の自分になれているとは思えません。
演じている自分を客観的にみたときにどう思うでしょうか。
よく人のことを見抜く人がいたとしたら、
「この人は無理しているなぁ」
と感じるでしょう。
それって本当に理想の自分になれているのでしょうか?
そんなことはないはずです。
しかしそんなこと言ったって、これしか自分には出来ないと思っているかもしれませんがそんな事はありません。
自分は自分のことを嫌いに思っていて、他の誰かになりたいという気持ちがあるのかもしれませんが、演じているあなたより自分を受け入れて、自分を好きになっているあなたの方がずっと輝いているはずです。
どんなに自分の悪いところを隠そうとして演じたとしても自分が他の誰かになるわけではありません。
他の誰かになるのではなくて、今の自分より輝いていている自分になればいいのです。
他の誰かではなく最高の自分を演じよう
どんなに他の誰かになりたいと思ってもなることはできません。
それどころか自分の良い部分までなくなってしまうでしょう。
自分はどんなに演じても自分でしかありません。それならいっその事最高の自分を演じてみれば良いでしょう。
どんなに頑張っても他の誰かになることは出来ませんが今の自分よりもっといい自分になることは出来ます。
もっと良い自分ということがわからないという人は、
「人と比べて無い物ねだりをするのではなくて、今の自分に出来ることや得意なことがもっと得意になったらどんな自分になるだろうか」
ということに目を向けてみてください。
他の誰かになるということは自分にないものを欲しがっているということです。
それって「自分にないもの」だと分かっていて、欲しがっていることなのです。
そんなものを求めて自分を否定して、自分の良いところをなくしていくよりも今の自分にあるものをもっと良くしていくことが出来れば自然と理想の自分になる事が出来ます。
自分にないものというのはどうしても良く見えるものです。
ですが実際にはそんなことはなくてただの無い物ねだりでしかありません。
実際に手に入れたとしても本当に自分に必要なものかどうかはわかりませんし、ただの無い物ねだりをしているだけでもし手に入れても何も意味はなかったということだってあります。
自分に必要なものは必ず自分の中にあります。
外に目を向けていても見つかりません。
もともと必要ないから自分にはないのです。
ただの無い物ねだりをするのではなくて自分をもっと磨き、輝いている自分になれば自然と自信も付き、自分にないものに目を向けることもなくなっていくでしょう。
自分もたくさんのものを持っているのです。
その持っているものをしっかりと磨いていけば自然と自分のことが好きになっていくでしょう。
あとがき
どんなに強く望んだとしても他の誰かになることは出来ません。もしなれたとしてもそれが最高の自分かどうかは分かりません。
いざそういう自分になってみたら想像と違ったと思うことだってあるのです。
そして無い物ねだりというのは単なる自分の欲であって他の誰かになったとしてもまた他の誰かになりたいと思ってしまうでしょう。
そうやっていつまで経っても自分が満足することは出来ません。
他の誰かになるよりももっと自分を磨いていきましょう。
自分には何もないと思っているのは自分だけであって魅力的なところはたくさんあるのです。
そんな自分にせっかく生まれたのだから他の誰かになることはないのです。
もし今の自分があまり好きではないのなら成長した自分になれば良いのです。
みんなそれぞれが良いものを持っていて、それぞれがダイヤモンドの原石なのです。
磨けば必ず光るのです。
無い物ねだりはやめて、今の自分を受け入れて、それから自分がどう変わっていきたいかを考えていけば良いのです。
自分否定をしても何も始まりません。
どんどん魅力がなくなっていってしまいます。
自分を肯定して、より良い自分になっていきましょう。