自信がない人の特徴というのは基本的に自分自信の事がが嫌いで自分でない人の方が優れていると思っています。
ですから自分でない自分を演じようとしているのです。
自分に自信がない人ほど、「自分でない他の誰か」になることが出来れば、自然と自分よりも優れている人になれると思っていて、自分でない他の誰かになろうと演じてみたり、無理をしてみたりします。
そんな他の誰かになったところで、本当の自分が嫌いという事実はなくならないし、演じても魅力的な自分になることは出来ないのです。
自分というのは他の誰かではなく自分自身なのです
自分自身をどんなに演じようとしても、その人になることは出来ません。
あるのは自分が他の誰かを演じている自分自身です。
それって、本当に魅力的で美しい自分なのでしょうか。
他の誰かになろうとしている自分は美しく見えるのでしょうか。
そんなことはないはずです。
自分というのは、他の誰かではなく自分が一番自分らしい時に輝いて見えるはずです。
それを他の誰かになろうとしていては、いつまでたっても自分に自信を持つことは出来ません。
自分に自信を持つために必要な事
自分に自信を持つために必要なことというのは、
「自分自身を受け入れて、自分はこれでいいんだ」と思うことです。
自分に自信がない人は自分の欠点ばかりに目を向けています。
「自分はなんてダメな人間なんだ」
「悪いところばかりで、良いところが一つもない」
というように、自分の悪いところを見ているので自然とダメな人間になってしまうのです。
人間は欠点や悪いところがあって当たり前なのです。
完璧な人間なんて一人もいません。
自分を完璧にしたいという気持ちがあるから、欠点ばかりに目がいって、自分をダメな人間だと思い、自分にどんどん自信がなくなるのです。
自分に自信のない人は完璧主義の人に多い
完璧な人なんていないし、何よりも完璧というものが存在しません。
悪いところをなくせば自然と良いところも消えたりしますし、人それぞれ良いと悪いというものの価値観が違うので、完璧を図ることもできません。
どうせ完璧なんていうものがないのだから、どこを目指しても完璧にはなれません。
頑張って他の誰かになろうと思ってもしょうがないのです。
今の自分を受け入れて、「今の自分のままで十分魅力的ということ」に気付くことが大切です。
自分では欠点と思っているものは他人から見たら優れているところでもある
自分が欠点だと思っているものが、他の誰かからしてみたら、
それが魅力的という風に見えるかもしれません。
例えば、
自分は、喋りすぎるのが嫌いでどうしても止めることができません。
それが悩みだとしても、他の誰かからしてみれば、
「あんなにいつも話していて、楽しそうだな。自分もそんな風になってみたい。」
という人もいるはずです。
逆に自分は喋るのが苦手で、どうして良いかわからない。という人でも他の誰かからしてみたら、
「あの人は落ち着きがあって、いつも癒しのオーラが出ている。私もあんな風になれたら良いな」
そんな風に思っている人もいるのです。
そう考えてしまえば、どちらが良いかということではなくて、
「自分が自分を受け入れているかいないか」ということでしかありません。
「ダメなところもあるけど、みんなを楽しませたり出来ている自分は好き」
喋るのは苦手だけどそれでも仲のいい友達はいるし、一緒にいる人が笑顔なのだから自分にも出来ることがある。
人を癒すことができるという風に見方を変えれば欠点も良いところに変わっていくのです。
自分の欠点を受け入れて、自分の良いところに目を向けることが出来れば、自然と自分に自信を持つ事が出来ます。
自分に自信を持つということは、自分のことを好きになるということです。
そのためには、自分のことを受け入れて、自分の悪いところではなく、自分の良いところに目を向ける事が必要です。
「完璧なんてものは存在しない」
そこに気付く事が、自分に自信を持つための第一歩です。
あとがき
自分に自信がない人ほど他人に目を向けたり、無い物ねだりをしたり自分の欠点ばかりに意識がいってしまっています。
自分に自信がない人というのは自分の欠点を受け入れられていないのです。
それは自分の欠点だと思っていたものが良い点でもあるということに気付くことで自分を認めてあげる事ができます。
そうやって自分の欠点を受け入れていけば良いのです。
そして人は完璧ではないということに気付くことです。
別に悪いところがあって当たり前ですしそんなことは仕方のないことです。
その悪いと思うところがあるから良いところもあるのです。
別に悪い点ばかり気にする必要はありません。
自分はそういう人なのだという風に自分自身をそっくりそのまま受け入れてあげることで自然と自分に自信が持てるようになるのです。