現代ではやりたいことがないと思ってなかなか将来を決めることが出来ない人はかなり多いでしょう。
自分のやりたいことくらい分からないのかと思われてしまうかもしれませんが、やりたいことが見つからないというのは現代では当然かもしれません。
なぜかというと、
これだけ時代の流れが早く、何かをしようと思ってもその仕事が5年後には無くなっているかもしれません。
そんなことを考えているとどうしてもやりたいことが見つからないのは当然と言えるでしょう。
なのでやりたいことが見つからないということに対して劣等感を持つ必要はありません。
じっくり自分が納得する答えを探していくしかないのです。
そしてやりたいことが見つからない理由はもう一つあります。
それが精神的な充実を求め始めているからです。
現代ではお金を稼げるから仕事をするという人がかなり減ってきています。
お金ではなく、
「やりたいこと」
「やりがい」
「人のためになる仕事」
というような精神的な充実を目的とした仕事選びをするようになってきています。
そうやって精神的な充実を求めるとどうしてもやりたいことが何なのか分からなくなってしまうのです。
やりたいことがあっても、それが人の役に立たないような仕事であれば迷ってしまいます。
逆に人の役に立てる仕事でも給料が低すぎたり、自分のやりたいことではないと迷ってしまいます。
そうやって色々なことを考えてしまうとどうしても決められないのです。
そんな迷っても仕方がないと思うかも知れませんが、それは当然の悩みです。
金銭的な充実と精神的な充実を両方を求めるからこそ起こる悩みなのです。
それは今までではなかった悩みと言えるでしょう。
ちょうど今がその気持ちの変化が起こっている境目なのです。
ですからやりたいことがないと悩んでしまう人が多いのです。
その悩みを抜け出した先輩の意見というものがありませんから仕方がないのです。
悩むことは悪いことではありません。
自分が納得するまで思いっきり悩めば良いのです。
答えというのはどんなに素晴らしい答えが出たとしても自分が納得しなければ、自分にとっての答えにはなりません。
逆にどんなに変な答えだったとしても自分が納得すればそれが答えになってしまうのです。
自分が納得するかしないかが重要なのです。
納得するまで本気で向き合って本気で悩めば良いのです。
やりたいことが見つからないからといって、自分はダメな人間なんだと思う必要はありません。
それだけ精神的な充実を求めている結果なのですからむしろ優れているのです。
自信を持って悩んでいけば良いのです。
結論:やりたいことなんてすぐに見つかることじゃないんだから、気長に探していけば良い
自分のやりたいことなんてすぐに見つかるものではありません。
当然やったことのあるものの中や知っていることからしか探すことは出来ません。
「その中にはないよ」と思うかもしれません。
そう思うのなら新しい世界を見る必要があります。
仮に自分の知っている世界の中にやりたい事があったとしても、それを本気で目指そうと思ったら覚悟が必要な事だってあります。
例えば、本気スポーツ選手を目指そうと決めるのは簡単なことではないかもしれません。
だって頑張っても本当になれるか分かりませんし、もし頑張ってもなれなかったら今までの時間は無駄になったと感じてしまうかもしれません。
なれるか分からないものに挑戦をするのは誰でも怖いものなのです。
だからゆっくり考えれば良いのです。
最終的には結局答えはシンプルです。
やりたかったらやるし、やりたくなかったらやらないのです。
そう思えるまで一生懸命自分の中で考えれば良いのです。