自分の心が自分の人生の答えを知っていると言ったらどう感じるでしょうか。
「そんな事があるわけない」と思う人が大半だと思います。
しかし自分の心は自分の人生の答えを知っています。
答えを知っているのではなく、自分の心が答えと言っても良いのではないでしょうか。
自分の心が答えを知っているということについて詳しくご説明いたします。
自分の心は常に私たちにサインを出してくれている
自分の心というのは色々なことを私たちに教えてくれています。
「あれはやりたくない」
「これがしたい」
というような感情が生まれる事があります。
それは心の声である事が多いのです。
もちろん全てが心の声というわけではありませんが、自分の心が自分自身に教えてくれているサインかもしれないのです。
他にも罪悪感という感情は完全に心の声です。
罪悪感を感じるということは、
「自分がやってはいけないと思っていること」に対してそれをやろうとするときに罪悪感を感じます。
その罪悪感があるからこそ「自分らしさ」というものを保つ事が出来るのです。
そうやって心の声というのは常に私たちにヒントを与えてくれるのです。
心が感じることはいつも同じという訳ではないし、みんなが同じという訳でもない
罪悪感ややりたいとかそう言った感情というのは常に私たちに色々なサインを送ってくれています。
しかしそのサインが常に同じかというとそんなことはありません。
今まで良かった事が悪いことになったり、罪悪感がなかったものでも急に罪悪感が湧いてしまうことだってあるのです。
それはその時の状況や自分の価値観によっても大きく変わってくるのです。
他人がみんな罪悪感を感じることでも自分は全く感じないと思うこともありますし、過去の自分は全く何も感じなかったものでも今は感じてしまうものだったります。
そうやって常に心は変化するものなのです。
心は常に答えを教えてくれているが気付きにくいもの
心は常に変化するものですがその心というのは常に答えを教えてくれています。
自分がやりたくないことはやりたくないと示してくれますし、やった方が良いと思うことはやった方が良いと感じるように出来ています。
そうやって常に心は何かを示し続けてくれているものなのです。
その心の声というのはとても重要で、人生の答えと言っても過言ではありません。
心は変わるのだからそんなの答えではないと思うかもしれませんが、この世に完全に正しい答えなんてありません。
正しい答えがないように全く変わらない答えもないということなのです。
時代も変化しますし環境も変化します。
そして自分自身も歳をとっていくわけですから常に変化しているのです。
そんな中で人生の答えだけ変化しないということはあり得ません。
なので答えは変化して良いものなのです。
しかし心は常に何かしらの向かうべき道のサインを送っているのです。
感情の声と心の声を間違えてはいけない
自分の心が答えを教えてくれると言ってもそれが常に変化してしまってはただ振り回されるだけになってしまいます。
感情に振り回されて全てを感情に任せてしまえばそうなってしまうのも当然でしょう。
他人を恨んだり憎しみを抱いたりすることもあるでしょうから、それが答えになってしまったらその人を殺しても良いということになってしまいます。
そんなことはあってはならないのです。
それは心の声ではなく単なる感情です。
感情に振り回されて生きてしまっては幸せになることは出来ませんし、人生の答えが見つかることもないでしょう。
じゃあ感情と心の声では何が違うのかというと、
自分が良いと思えるかどうかというところです。
自分が良いと思えるかどうかは感情では分かりません。
感情というのはその場で生まれたその瞬間の気持ちであって、それが良いのか悪いのかということは判断出来ません。
ですので感情に振り回されることなく、自分が良いと思える選択をしていきましょう。
自分が良いと感じたものが自分にとっての答えとなる
自分が良いと思える選択が出来たと思ったらそれが自分の人生において答えになります。
自分がこの道を選んで本当に良かったと思えたのならそれが自分の人生において答えになっていきます。
自分がなんとなく半信半疑であったりちょっと違うなと感じているのならそれは間違いです。
なぜそんなことが言えるのかというと、
もし仮に自分が本当に良いと思える選択をして、それについて何も疑問を持たずに自分がやりたいと思える選択だとしたら本当に悩みが生まれますか?
何か嫌な気持ちが生まれたりしますか?
多分しないでしょう。
自分がやりたいと思う選択でその選択は自分の心でも正しいと思うような選択をしているのであれば人は悩みが生まれたりしないのです。
ですから正しい選択というのは自分の心が知っていますし、自分の心が求めているものというのはそれ自体が答えになるのです。
疑問を持たずに良いと思えるものは自分にとって本当に良い選択になっていくのです。
だから人生の答えは自分の心が知っているのです。
知っているというよりも自分の心が良いと思えばそれが答えなのです。
最後に
この世に完全に正しい答えというものは存在しません。
その上、全く変わらないような答えも存在しないのです。
ですから自分の人生で頼りになるのは自分の心の声なのです。
どんなに正しい答えだと他人に言われたとしても自分がなんか違うと感じればそれは違うということになってしまいます。
どんなに周りの人が間違っていると思っても自分が絶対に正しいと思えばそれは正しくなってしまうのです。
そうなってしまうと結局正しいか正しくないかは自分の心によって決まってしまうのです。
それなら自分の心の声というのは切っても切り離せないものなのです。
なので人生の正しい答えというのは自分の心が知っていますし、そもそも自分の心の声が答えと言っても良いのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。