「なんか思っているものと違うな」
「なんとなくこれじゃないような気がする」
「本当にこれで良いのかな」
というように自分の心の中でなんとなくだとしても心の迷いが生まれることがあります。
心の迷いがあるということは心の中で正解を知っているから迷いが生まれるのです。
全く正解を知らなかったり自分の求めているものがなければ迷うことはありません。
心というのは自分自身に自覚があるないには関わらず答えというものを知っているものなのです。
答えを知らなくても、自分の感情的に正しい方向なのかそうではないのかくらいの区別はついているということなのです。
心は自分の求めている正しい道を知っている
心というのは自分の正しいと思う答えを知っています。
正しい正解を知っているというよりも自分の心が求めているものこそが正解なのです。
自分の心というのはたくさんのことを知っています。
自分が何が嫌で何が好きなのかを知っています。
そして何を求めているのかを知っているのです。
何を求めているのかを知っているということは何が正解かということを知っていることにもなるのです。
それはどうしてかというと、
人は自分自身が正しいと思えばそれが正しい道へと変わっていきます。
自分が納得すればそれは自分にとっての正解になるのです。
「これで良かったんだ」
「これが自分の求めていたものだ」
そう感じたときに正しい選択をしたと感じるのです。
心が正しいものを決めているのです。
心が感じたものが正しいのですから心が求めているものこそが正しい道となるのです。
心とは違うことをすれば迷いと悩みが生まれる
心は正しい道と正解を知っています。
心と違う方向へ進んでしまえば、
自分が本当に求めているものではないのでいくら自分の心に嘘をつこうとしても悩みや迷いが生まれてしまうのです。
やりたくない仕事をし続けていても、
それがどんなに自分がやろうと思っていても、
自分の心には嘘をつけません。
どうしても本当にこのままえ良いのだろうかというような悩みと迷いが生まれてしまうのです。
それだけ心の声と心の意思というのは強いものなのです。
ですから自分の本当に求めている方向へと進んでいくことで悩みも迷いもなくなっていくのです。
自分の心の声を聞けば答えを導き出すことが出来る
心の声を聞くためには、
自分自身が悩みや迷いがあるかないかによって自分の心を知ることが出来ます。
自分の心に迷いがあるのなら本当に求めているもの、心の声とは違うということなのです。
最終的にはその答えに落ち着くかもしれないが、
今現在の自分の心ではその答えではないということになるのです。
現実と心の声が遠ければ遠いほどその悩みというのは大きくなります。
本当はやりたいことがあるのにそれを我慢して日々の生活を過ごしているとどうしても悩みは大きくなります。
それはやりたい気持ちが大きければ大きいほど悩みます。
ですから何か心の中でざわつきがあったり腑に落ちないことがあるのならそれは自分が今の現実に納得出来ていないということになるのです。
自分自身が納得していればそれは悩まないのです。
心のざわつきがあるかないか、
自分の心に迷いがあるかないかで心の素直な声を聞くことが出来るのです。
自分自身の求めているような現実に近づいているときというのは、
その道が正しいかどうかで悩むことはありません。
近づいていけばいくほど楽しくなり、もっと頑張りたいと思うでしょう。
もちろんその現実に近づいていかないというような悩みはあるでしょう。
しかし、
間違った道に進んでいるときのような心のざわつきというものはないでしょう。
今の現実に対して自分がどう思っているのかということを意識することで自分の心の声を聞くこと出来て、正しい道に進んでいるかどうかに気付くことが出来るのです。
あとがき
心は正解と正しい道を知っています。
正解を知っているのではなく心の声というのはそれが答えそのものなのです。
自分の心や感情、そして欲というのはコントロール出来るものではありません。
怒りや悲しみ、楽しい、嬉しいというような感情は、自分で生まれさせるものではなく勝手に何か出来事があれば生まれてくるものなのです。
それだけ心というのは自分の意思とは関係なく何かを感じるものなのです。
感情をコントロール出来ないのですから、
心はコントロール出来ないということです。
ですからどんなに心に逆らおうとしても完全に逆らうことは出来ません。
無理に逆らおうとすればするほど心が病んでしまうでしょう。
ですから心が求めている方向へ進んでいくことが悩みなく迷いなく進んでいくための方法なのです。
もちろん心に従いすぎて悪い結果を生んでしまったらそれは悩みの原因になります。
心が求めている方向へと進み、
そして思考でどうやって進んでいくかをコントロールしていくことで自分の望んだ道へと進んでいくことが出来るのです。
自分の心や感情を塞ぎ込んだり、無視して行動し続けてしまえば悩みや苦痛が生まれます。
心が進むべき道を知っているのです。
心の声を聞き、自分の気持ちに素直になることで悩みも迷いもない方向へと向かっていくことが出来るのです。