相談を受けて悩みを解決するもので、「カウンセリング」と言われるものと「コーチング」と言われるものがあります。
どちらも同じように相談をして悩みを解決するという意味では同じですが何が違うのでしょうか。
そもそも二つ存在する意味があるのでしょうか。
今回はカウンセリングとコーチングの違いについて詳しく説明していきたいと思います。
カウンセリングとコーチングの共通点
まず最初にカウンセリングとコーチングの共通点についてお話しします。
それは、
- 悩みを解決する
- 人生をより良い方向へと導く
- ポジティブになる
というところが共通点と言えるでしょう。
どちらも問題を解決したり、今自分が抱えている悩みを明確にしてそれを解決するということは同じです。
今の現状よりも良い方向へと導いていくということはどちらも共通の目標と言えるでしょう。
より良い方向、より良い人生を送るために行なうのは同じなのですが、どちらも得意分野というかどちらも違った特徴を持っています。
そしてどちらを受けた方が良いのかというのは、今自分が抱えている悩みによって変わってきますので、次にカウンセリングとコーチングの特徴と違いについて解説していきます。
カウンセリングの特徴
心を癒す
カウンセリングは今の自分がとても落ち込んでいたり、心が傷ついているという状態であればカウンセリングを受けるのが良いでしょう。
カウンセリングは心を癒したり、気持ちを楽にするために行なうものでもあります。
もし今の自分が、
「話を聞いてほしい」
「楽になりたい」
そう思うのならカウンセリングを受けて話を聞いてもらうと良いです。
悩みを解決することに特化している
カウンセリングは現在抱えている悩みを解決することに特化しています。
悩みを解決するというとちょっと曖昧ですが、
「現在抱えている問題を解決する」
「自分にとって辛いことだったり苦しいことを解決する」
ということがカウンセリングの目的でもあります。
今の状況が辛い、苦しくて早く抜け出したいと思うのならカウンセリングを受けると良いでしょう。
コーチングの特徴
目標達成に重点を置いている
コーチングは、
問題を解決するというよりかは、
「自分の目指す目標を達成する」
「自分のなりたい自分になる」
というイメージです。
目標達成したいけどどうすれば良いのか分からない。
目標はあるけどなかなかクリアすることが出来ない。
そう思っている人はコーチングを受けるべきです。
自分を変える・人生を変えることに特化している
カウンセリングでは目の前の問題を解決することを目的としていますが、コーチングでは自分自身を変えて人生を変えるということを目的としています。
自分がどうすればより良い人生を送ることが出来るのか。
自分はこれからどうしていけば自分のなりたい自分になることが出来るのか。
そのように、自分が目指す自分になる為のサポートをするのがコーチングなのです。
まとめ
カウンセリングは目の前の悩みを解決したり、今傷ついている自分の心を癒したりという風に「今」を改善していくことがカウンセリングの特徴でもあり、良いところでもあるでしょう。
逆にコーチングは、未来の自分をより良い人生を送るためにはどうすれば良いのか。
そして目標を達成するためには何をすれば良いのかという風に、今ではなく未来に向かっていくために「今するべきことは何か」ということを目的としています。
ですからいますぐに悩みを解決したいと思う人はカウンセリング。
未来に不安を感じていて、未来の自分を変えていきたいと思っている人はコーチングを受けると、自分にとって良い方向へと進んでいくことが出来るのではないでしょうか。
少しでも為になったことがあれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。