「オーラが見えるようになって相手の気持ちが読めるようになりたい」
「オーラが見えるようになったら人の役に立てるかも知れない」
そんな風に思ってオーラが見えるようになりたいと考える人がいます。
確かにどちらも叶えられる可能性を秘めています。
しかし実際オーラが見えるようになってそれだけ大きなメリットがあるのかというと疑問があります。
オーラが見えるようになっても自分の為に使うようなものではないですし、オーラが見えるようになっても心が読めるわけではないのです。
今回はオーラが見えるようになって得られる効果とメリットについてお話しします。
相手の心は読めないが体調や心の異変に気付ける
オーラが見えるようになると、発しているオーラの色や状態によって相手の状態の変化に気付くことが出来ます。
いつもと違うオーラの色をしていたり違う形をしていたりすると、
「なんかちょっと変だな」と思うきっかけになります。
しかし普段から見ていないと異変に気付かないですし、その状態が元々の可能性があるので異変に気付くことは結構難しかったりします。
そしてオーラが見えたとしても、オーラの色や形が見えるだけであってそれによって心が読めるかというとそんなことはありません。
赤色オーラがどんな意味なのか、そしてオーラの形が違ったらどんな状態を表しているのかを自分で研究しなければいけません。
ネットで見ればある程度知識は得られますが、みんな見え方と意味が同じではありません。
ですからオーラが見えてもそれを理解するには自分で研究することが必要になってくるでしょう。
人の役に立てるかどうかは分からないがアドバイスは出来る
オーラが見えるようになることによって相手の変化や今の状態がどんな状態なのかを知ることは出来ます。
細かいことが分かるかどうかは分かりませんが、大まかに良い状態なのか悪い状態なのかくらいは分かるでしょう。
それだけ分かると人の役に立つほど助けてあげることができるか分かりませんが、人にアドバイスをするくらいのことはできるかも知れません。
しかしオーラが見える人でも他人にアドバイスをしたり、相談を受けたりするかというと別の話です。
相談をするかどうかは、「オーラが見えるか見えないか」ではなく「その人の人間性」の方が重要です。
どんなにオーラが見えている人でもとても高圧的な人であれば誰も相談したいと思わないでしょう。
逆にオーラが見えなくても優しくて親身になって話を聞いてくれる人の方が相談したいと思うでしょう。
ですからオーラが見えたからといって人の役に立てるわけではありません。
けれどオーラが見えないよりも見える方がその人の情報量が多いので、ちょっとアドバイスが出来る可能性はあるでしょう。
正直言ってメリットはそこまで多くない
オーラが見えるようになったら何でも分かるようになって、たくさんの人を助けたり人気者になれたりのようなイメージがあるかも知れませんが、実際はそんなことはありません。
オーラが見えるからといってその人の全てが見えるわけでもなく、オーラが見えても人を助けられるかは別の話です。
オーラが見える見えないではなく、人間的に成熟しているかどうかの方が重要です。
ですからオーラが見えるメリットというのは思ったほど多くありません。
むしろ人の影響を受けやすかったり、感情が揺れ動きやすかったりするなどのデメリットの方が多いかも知れません。
あまりオーラが見えることへの過剰な期待を持つのはあまりお勧めしません。
あとがき
オーラが見えることによってできることはもちろんありますが、オーラを見えることをしっかりと活かしている人はあまり多いようには思えません。
オーラが見えることで出来ることというのはやはり人にアドバイスをして導いてあげることです。
オーラが見えていたとしても人を導くようなことをしている人はあまり多くないでしょう。
それくらいオーラが見えるからと言って人の役に立てるかどうかは別の話なのです。
私個人的には、オーラが見えるかどうかではなく、自分がどんなことを経験してどんなことを学んだのかということの方がはるかに重要だと思います。
是非参考にしていただけたら幸いです。