よくピンチはチャンスと言われる事がありますが、いざピンチの状態になった時にそんな風に言われたとしても、
「そんなわけあるか」とツッコミを入れたくなる気持ちがあるでしょう。
「ピンチな状態はチャンスじゃなくてピンチでしょ」
と思ってしまいますが、
ピンチというのは確かにその状態はピンチではありますが、そのピンチの状態というのはチャンスもしっかり眠っているという事です。
今回は、ピンチはチャンスと言われる理由とその仕組みについて書いていきます。
ピンチはチャンスと言われる理由
ピンチな状態というのは、もちろんピンチな状態だからこそピンチだと感じるのであって、ピンチ自体はチャンスというわけではありません。
当たり前ですがピンチはピンチなのですからそれはチャンスではありません。
ですが、ピンチの中にはチャンスも含まれており、見つけることが出来ればチャンスを掴む事だってできるのです。
ピンチになると火事場の馬鹿力が発揮されて新しい自分の可能性を見出す事だってあります。
普通の状態では気付かない様なことでも、ピンチな状態だからこそ気付く事が出来るような、ピンチな時ならではの視点というものがあります。
そのようにピンチの中にはチャンスが眠っています。
ピンチな時にチャンスを見つける方法
人はピンチになると急に焦ってしまい、どんどん冷静さを失ってしまい正しい判断が出来なくなってしまいます。
そんな状態ではせっかくのチャンスを見つけることができません。
ピンチな時こそ落ち着いてチャンスを探してみる事が必要です。
普段では欲があったり、自分に余裕があるので欲で行動を決定することが多いのですが、ピンチな時の行動はそのピンチから抜け出すことを一心不乱に考えます。
そうやって一つの目的のために、欲とか雑念などがなく行動することによって普段の精神状態では達成出来ないような目標を達成することが出来ます。
そうやってピンチをチャンスに変えることが出来るのです。
ピンチをチャンスに変えるには、難しく考えずに目的のためにシンプルに物事を考えることが大切なのです。
普通の状態ではチャンスもやって来ない
ピンチの時はチャンスも同時にやってきます。ピンチとチャンスはセットのようなものです。
ピンチの状態があるからこそ、チャンスに気付く事が出来るからです。
逆に、普段の状態だとどうしてもチャンスがあったとしても気付きにくくなります。
なぜなら、普段の状態だとそれにある程度満足しているので、今の現状を変えてまで自分の人生を変えたいという気持ちにならないからです。
ピンチな状態だと今の現状に満足しているわけではないので、変化をすることを求めます。
普通の状態よりもピンチな状態の方が現実を変えていきやすいということです。
もちろんピンチな状態になる前に自分の気持ちでピンチな状態を作る事が出来るならそれでも良いのですが、どうしても本当に今の現状で満足してしまって、楽をしてしまうのが人間の特徴なので、やはりピンチの方が自分を変化させて成長するには必要な事なのです。
あとがき
ピンチはチャンスという言葉がありますが正確にいうと、
「ピンチの中にチャンスが潜んでいる」という言葉が一番適切だと感じます。
もちろんピンチな状態になって精神的に追い込まれることはなりたくないのですが、そんなピンチな状態も一概に全てが悪いとは言えないということです。
そうやってピンチを乗り越えて人は変化し成長していくのです。
ピンチだからといってただ落ち込むのではなく、そのピンチを利用してチャンスに変えていく事が大切だと私は思います。