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神様は常に私達を見守っている。それならどうして神様は私達を幸せにしてくれないのか

この世に神様は存在しているのか。

もし存在しているのならなぜこんなに不完全で不平等な世界を作ったのか。

そう思うことはあるでしょう。

悩んだ時や辛い時ほど神様のことについて深く考えることがあります。

それだけ人の心の中には「神様」という存在がいるのです。

ではなぜそのように神様を信仰するような心を持っているのでしょうか。

色々な疑問があると思いますので、まずは神様はいるのか、そして神様というのはどんな存在なのかということについてお話ししたいと思います。

目次

神様はいるがイメージとは違う

神様が本当に存在しているのか、

もし存在しているのならどんな存在なのかということは気になるでしょう。

まずは神様の存在についてお話ししますが、

神様というのは存在します。

しかし、みんなが思っている神様とはちょっと違った存在でしょう。

神様はどんな姿をしているのか

神様というのはどんな姿をしてどんな存在なのかというと、

神様は目に見える存在でもなく形もありません。

そしてみんなが思っているような完璧な存在でもありません。

厳密に言うと完璧な存在なのですが、私たちから見ると完璧な存在ではないのです。

神様というのは、

「宇宙の法則」そしてこの世の全てが神様なのです。

この世の全て、そして私たちも含めた全ての存在が神様であり神様の一部なのです。

なぜ神様が宇宙の法則だと言えるのか

まず宇宙の法則というのはどんなものなのかというと、

その世界の仕組みや宇宙の全てです。

重力なども神様が作ったものですし、宇宙も地球も全て神様が作ったものです。

私たち人間も神様が作ったのです。

この世にある全てのものは神様が作ったのです。

全てが神様が作ったものであり、全ては神様の分身、神様の一部と言えるでしょう。

宇宙も含めて地球も他の銀河系も全て神様が作ったものですから、私たちも神様の一部です。

神様の子供なのです。

私たちが知っているもの全て神様が作ったと言えますし、神様の一部とも言えるでしょう。

神様の子供と言っても良いかもしれません。

全てが神様の一部であり子供なのだとしたら、なぜこんなに不幸なことが起こるのか

私たちは生きていれば辛いことも苦しいことも不運なことも起こります。

何も悪いことをしていないのになぜ自分だけこんなに辛いことが起こるのだろうかと神様を恨むことだってあるでしょう。

神様は何でも出来るのなら全ての人間が幸せになるような世界を作れば良いだろうと思うでしょう。

しかしそれは違います。

この世は完璧に出来ているのです。

この世は自分の自由に選択出来るからこそ完璧なのです。

なぜみんなが幸せになれないのか

こんな不平等で不公平の世界は不完全だと思いたいと思うのですが、実際はそうではありません。

私たちは「自由に選択する権利」を与えられています。

生まれてから死ぬまで色々なことが起きますし、縛られてしまって自分で決められないという状況もあるでしょう。

状況や環境の差はあるけれど、その中で自分の思うように選択することが出来るでしょう。

生まれる環境や状況は自分では決められません。

与えられたところで生きるしかありません。

しかしその後自分の意思が生まれたところから死ぬまでは自分の意思で決められるのです。

確かに辛い状況で生まれてしまったらなかなか変えることが出来ません。

しかし変えにくいだけであって変えられないわけではないのです。

なぜなら行動を決めるのは自分の思考であって、その思考を決めるのは自分の心だからです。

心は自由です。

自分の好きなように感じたり好きなように考えることが出来ます。

そこに制約はありません。

思考は完全に自由に出来るのです。

その思考によって自分の行動は変えられるのです。

何を考えるのか、そして何をするかは全て自由なのです。

その自由が与えられていること自体が素晴らしいことであり、完璧な世界と言えるのです。

しかし自由であったとしても、幸せではない人がたくさんいます。

それは自由があるがゆえの代償と言えるでしょう。

自由だということはみんなが好き勝手やることが出来ます。

頭の良い人はいろんなものを独り占めしたり、自分が有利に運ぶようなシステムを作ったり、そのルールを作るのもルールを破るのも自由なので、どうしてもいろんなしがらみが出てくるのです。

全ては自由という権利が与えられたから生まれた苦痛なのです。

しかし全く思考の自由や行動の自由がなく、全てみんなが幸せになるために自由を奪ったらどうなってしまうでしょうか。

全く幸せでないどころか、自分たちの存在の意味すらありません。

ロボットと同じ存在になってしまうので、自分の意思もなくただコントロールされて終わる人生になってしまいます。

それの方がはるかに不幸せと言えるのではないでしょうか。

だからこそ自由であるということは幸せなことなのです。

しかし自由だからこそ辛いこともあるのです。

それがこの世の中の仕組みであり、神様が作ったものなのです。

幸せは自分の心が決める

全ては自由でそのせいでみんなが辛い思いをしているということはあります。

しかし幸せというのは誰でも感じることが出来るのです。そして誰でも幸せになることが出来るのです。

私は全然幸せではないと思っている人は多いと思います。

しかし本当は幸せというのは目の前にあるのです。

それをあえて見ないで、辛いことに目を向けて勝手に辛い思いをしようとしているだけなのです。

幸せというのは自分の心が決めているのです。

「そんなこと言っても私の現状は辛いことばかりでこんな状況なら誰でも辛いに決まっている」

そう思うでしょう。

確かにそうかもしれません。

その状況なら誰でも辛いかもしれません。

しかし辛いから幸せではないとは限りません。

幸せというのは手に入れたらそれで終わりというものではありません。

幸せは手に入ったり無くなったりするものです。

永遠の幸せというものは存在しないのです。

ですからあなたが思っている幸せというのはただの幻想であり、存在しないものなのです。

幸せが手に入ったら永遠になくならないものだと考えてしまうでしょう。

それは違います。

本当の幸せというのは、今の自分よりも自分が良いと感じることで幸せだと感じるのです。

詳しく説明しますと、今の状況がどんなに辛い状況だったとしても、その状況よりも少しでも良い状況になれば幸せを感じることが出来るのです。

もし今がご飯もろくに食べられない状況で、そこから毎日パンを一枚でも食べられる状況を手に入れたらどうでしょう。

それは幸せになれたと思うでしょう。

それだとイメージが湧かないと思うので、

もし今の状況から毎日5000円振り込まれるような制度が出来て、死ぬまで一生毎日5000円振り込まれるのが確定されたら幸せを感じることが出来るでしょう。

幸せと感じなくても嬉しいと思えるでしょう。

それが幸せの正体です。

今の状況よりも良い状況になれば幸せなのです。

逆に、その状況を与えられた後にその制度が無くなったらどうでしょうか。

それは不幸せです。

でも本当は不幸せではありません。

もともとなかったものですからそれが無くなったところで元に戻るだけです。

しかし人は不幸せになったと思うでしょう。

それは今の状況よりも悪くなったわけですから不幸に感じるのです。

幸せなのか不幸なのかは今の状況よりも良いと感じるのか、悪いと感じるのか、それによって決まるのです。

ですから今の状況がどんな状況でも、誰でも幸せになることが出来るのです。

今の状況よりも少しでも良い状況になることが出来れば人は幸せになれるのです。

神様はそんな仕組みを作った存在

話は逸れてしまいましたが、神様はそんな仕組みを作った存在です。

確かに私たちは全て自由です。

幸せになるのか、不幸になるのか、それも含めて自由です。

だったらもっと良い世界にして欲しいと思うのが人間です。

それは人間の欲なのです。

その欲が人を不幸にする原因でもあるのです。

本当は自由な世界に生まれた時点で幸せなはずです。

日本で言えば、みんながご飯を食べられたり家があるというのは普通のことです。

そしてとても安全です。

そんな恵まれた環境に生まれたこと時点で本当に幸せなのです。

しかし人間はもっともっとという欲があります。

その欲によって人は不幸になっていくのです。

今の状況よりももっと良い状況になりたいと思うから、浪費をして借金をしたり、働きたくないからと言ってお金を稼がずに生活をした結果ホームレスになったり、恋愛でももっと良い相手と付き合ったり結婚したいと思って色々選んだ結果、全然思ったのと違う人と結婚したりするのです。

全て自分の欲から生まれた失敗であり、そういう結果なのです。

結婚したいのなら結婚出来るだけでも幸せなはずです。

もっと言えば結婚したいということ自体が本当は間違っています。

結婚というのはしたいものではなく結果です。

好きな人がいたり、一生一緒にいたい人がいるから結婚したいと思うものです。

それが結婚することが目的で、相手なんて誰でも良いという状況になってしまっているのです。

結婚すること自体が目的になってしまっているから辛い思いをする状況を作ってしまうのです。

結婚したいという欲だって、見栄という欲であったりします。

「結婚していないと問題があると思われるから結婚したい」

「女性であれば、結婚して家庭に入れば働かなくて済む」

「一人じゃ寂しい」

全て自分の欲です。

そんな欲を満たすだけの行動をしてしまったら辛くなるもの無理はありません。

「もっともっと」という欲は自分を不幸にしていくのです。

本当に大切なのは「足るを知る」ということです。

今の状況でも幸せであると。

自分は今の状況でも幸せな環境であると自覚することです。

その心無くして欲を出してしまうから辛い状況を作ってしまうのです。

今の状況でも十分に幸せであり足りているということを理解しましょう。

最後にまとめ

神様というのはこの世界全てでもあり、先ほども話したように欲があると幸せになれないということも含めて仕組みを作った存在です。

確かにその仕組みのせいで不幸だと感じることがあるかもしれませんが、よく考えてみてください。

本当は幸せになれる方法が目の前に存在しているのです。

人はいつでも幸せを感じることが出来るのです。

それを放棄しているのは自分自身なのです。

そして欲をなくして、常に今の状況よりも良い方向へと進んでいけば幸せになれるという仕組みを与えてくれているのに、それをしないで欲に走って自分を不幸にしているのは自分なのです。

それを神様や他人のせいにしてはいけないのです。

確かに私達からするととても不完全でもっと良い世界を作ってくれよと思うのは普通のことです。

しかしそれ自体がすでに人間の欲です。

「もっと良い」と求めている時点で間違っているのです。

もっと良い世界を作ることを他人に求めるのはいけません。

もしもっと良い世界を作りたいと思うのなら、自分自身て作り上げていきましょう。

この世界にはルールや仕組みが存在しているわけですし、そのルールの中ではみんな自由です。

それならその仕組みの中で自分がより良い人生を送るためにはどうすれば良いのかを考えて工夫すれば良いのです。

それが出来る状況を与えられているのにも関わらず、他人や神様そして環境のせいにしてはいけません。

嫌なら自分で変えていれば良いのです。

これだけ自由な環境を与えられているにも関わらず、今の状況を選択しているのは自分自身なのです。

その選択をしているのが自分自身だと気付くべきなのです。

そうやって自分に原因があると気付いたのだとしたら、何をすれば良いのかがある程度見えてくるはずです。

それだけでも今の状況よりも良い状況になっているのです。

そうやって自分が思うより良い世界を作っていくことこそ幸せへの第一歩なのです。

厳しい言葉になってしまいましたが、

本当に伝えたいことは誰でも幸せになることが出来る権利があるのです。

それをしっかりと手に入れて欲しいと思います。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

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