自分は他の誰かと変わることが出来ない。
どんなに自分が嫌いで他の誰かになりたいと望んでもなることは出来ない。
もし自分が他の誰かと変われて別人になれるなら、自分のことが嫌いで乗り換えてしまえばいいかもしれない。
だけどそれは出来ない。
それなら今の自分を好きになって、自分を本気で生きていた方がずっと楽しくずっと有意義な人生が送れるはずだ。
今の自分がどんなに努力して、どんなにもがいたとしても他の誰かになることはできない。
他の誰かになれたとしても今の自分を好きになれない人は、いくら変わったとしても自分を好きになることは出来ない。
また悪いところを見つけてそこが嫌だと言ってまた他の誰かになりたいと言うでしょう。
それでは何も根本的な解決にはならない。
根本的な解決をするには今の自分を受け入れて好きになることしかない。
自分を知って自分のことを好きになることが大切なのです。
自分のことが嫌いで努力したとしても、他の誰かになろうと頑張るだけで自分を磨いていくことは出来ません。
それではいつまで経っても自分のことは嫌いのままで一歩も前に進むことは出来ないでしょう。
自分のことが好きになれれば無理をすることもないですし悩むことも少なくなります。
どうせ人間は不完全で未完成な存在なのだから、完璧を目指したとしてもそうはなれないのだから無理することはないでしょう。
そもそも完璧なんてものは幻想であってそんなものは存在しません。
理想は理想であって現実に実現可能なことなのかは別の話です。
何かを得ようとすれば何かを失う。
だから全てを手に入れることなんて出来ないし、逆を言えばもうすでに全てを手に入れていると言っても良いでしょう。
何を手に入れようとも幸せになることは出来ないし、逆に何も手に入れていなくても幸せにはなれる。
全ては自分次第。
自分を嫌いでいる限り何を手に入れようとも幸せにはなれないし良くもなりません。
自分のことを好きになれれば何もなくても幸せになれるのです。
何かを手に入れられればもちろん幸せになれるのです。
逆に自分のことを嫌いな人は何を手に入れたとしてもそれでは好きになることは出来ないのです。
何故ならその手に入れたものを失えば幸せじゃなくなると言うことだからです。
そうするとそのものを守ることに必死になって全然幸せだとは思わなくなるでしょう。
何かに執着している状態では常に不安が付きまとい幸せになることが出来ない。
自分を好きになることが出来れば何もなくても幸せになれる。
幸せを感じることができるのです。
どんなに何かを望んでも他の誰かになれない。
いくら望んでも手に入らないものがある。
頑張って無理をして手に入れても嬉しいのは一瞬だけ。
何かを手に入れたとしても、また他のものが欲しくなり無理をする。
そんなことを繰り返してもいつまでたっても幸せにはならない。
「自分を好きになること」
それが出来ればすぐに悩みを消すことができるのです。
無理をして他の人になる必要はありません。
それよりも今の自分を磨いて魅力的な自分になることが幸せへの第一歩なのです。