「ポジティブに生きた方が良い」
「ポジティブは自分の周りに溢れていて、それを見ていないだけだ」
という風な記事を上げてきましたが、
実際にどうやってポジティブを見つけていけば良いのか具体的な方法についての記事を作成していなかったので、今回は自分の身の回りのポジティブを見つける方法について書いていこうと思います。
ポジティブを見つけることの重要性についての記事はこちらをご覧ください。
【関連記事】幸せになるためには「足るを知る」こと。足るを知る為の一番の方法は目の前のポジティブに気付くこと【人生の教科書】
ポジティブは目の前に溢れているというけれどどこにポジティブがあるの?
目の前にポジティブがあるというけど、そんなものは自分の周りには一つもないと感じている人は案外多いのではないでしょうか。
どうして自分の周りにはポジティブなものがないのかというと、「無い物ねだり」の気持ちが強いからなのです。
無い物ねだりというのは自分にないものに対して価値を感じて、欲しくなってしまう現象です。
自分が持っていない物を他人が持っているととても欲しくなることがあります。
それは物だったとしても、才能だったとしても同じです。
人は自分が持っていないものに価値を感じてしまう生き物なのです。
その考え方の裏には、
「持っているものには全く価値を感じない」という言葉が隠されています。
または、「持っているものに対しては持っていて当たり前」という考えが染み込んでしまっているのです。
そうなってしまうといつまで経っても自分の周りにある幸せやポジティブを見つける事が出来ないのです。
自分にとって「当たり前」だと思うものの中にポジティブは隠されている
ポジティブというのは自分にとって当たり前だと思うものの中に隠されているのです。
それは無い物ねだりの心があるからこそ見つけることが出来ないのです。
当たり前というのはどういうことかというと、
「恋人がいて当たり前」
「家族がいて当たり前」
「仕事があって当たり前」
「休みがあって当たり前」
「外食が出来て当たり前」
上げたらキリがないでしょう。
そう言ったものは全て当たり前では無いのです。
よくある話で、
「恋人がいなければ恋人が欲しい」と言い、
「恋人がいればいない方が気楽だよ」と言い、
「結婚する前は結婚したい」と言って、
「結婚をすれば独身の方が良いよ」と言う。
これは少なからずみんな思っていることなのでは無いでしょうか。
これこそ無い物ねだりの塊のようなものです。
恋人を作ったり、結婚なんていうものは、自分の意思でしたわけですから、その現実に文句を言うことは基本的には出来ないはずです。
嫌だったら結婚しなければ良かった話です。
人は自分の意思で選んだ現実だとしても、その現実が当たり前になり、次第に億劫になっていくものなのです。
そういう気持ちを持ってしまっていては、ずっと無い物ねだりをし続けて、ずっと苦しむことになってしまうのです。
無い物ねだりというのは、自分の意思でネガティブを探している状態なのです。
しかし本当は、その無い物ねだりはポジティブで出来ているのです。
独身であれば自由な時間もあり、自由に恋人を選べるわけです。
恋人がいれば、好きな人と一緒にいれるわけです。
結婚をすれば家族として人生を共に歩んでいけるのです。
全てポジティブなものなはずです。
恋人が欲しいと思っていて、良い人と出会えていない状態に関してはポジティブな状態とは言えないかも知れませんが、そんな状態でも自分磨きをして自分にとって良い人と出会うための準備期間として有効に使えるはずです。
お金を貯めたり、独身だからこそ時間を自由に使って趣味に没頭するのも良いと思います。
そんな自分の中で当たり前だと思っているものに本当は大きな価値が隠されているのです。
「当たり前」を「当たり前ではない」と感じられたときに、ポジティブというのは見つけることが出来るようになるのです。
無い物ねだりをやめるだけで人生は一気に好転していく
無い物ねだりの心が自分にとってのポジティブを見つけづらくしているということをお話ししました。
ですからその、無い物ねだりをやめることが出来れば人生というのは一気に好転していくことでしょう。
無い物ねだりをやめることが出来れば、自分にとってポジティブな部分を見つけられるだけではなく、
ポジティブというのはどんどん集まってくるものなのです。
ポジティブに生きることで、更にポジティブを引き寄せてくることが出来るので、どんどんポジティブが集まり、ポジティブの良いスパイラルが始まるのです。
一度ポジティブを見つけることが出来れば人生そのものが変わっていくのです。
無い物ねだりをやめるだけで人生は加速度的に変化していくものなのです。
結論:あなたにとって当たり前は当たり前では無い。その当たり前が恵まれている事だと知れば自分の中のポジティブを見つけることが出来る
自分が当たり前だと思っているものは決して当たり前ではなく、誰かにとって欲しいものだったりするのです。
自分にとっては価値がないと感じているものでも、それを必要としている人がいるのです。
その当たり前は他の人よりも優れているものだったり、誰かが求めているかも知れないのです。
ポジティブを見つける癖をつけるだけではなく、そのポジティブを活かすことで自分の人生は更に好転していくことが出来るのです。
自分は何もポジティブなものや優れているものなんて一つもないと思わずに、自分にとっての当たり前に気付いて欲しいと思います。
そうすれば自然と人生は良い方向へと進んでいくでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。