どうしても人間というのは自分の視点からしか物事を判断することが出来ないものです。
なので自分が思っている事と現実は同じで、自分が思っていることや感じている事は、現実も自分の思い通りになると勘違いしてしまうのです。
自分がそう感じていれば周りの人も同じように感じていると思ってしまいます。
自分が正しいと思うことは全て正しいと思って行動してしまうと、徐々に現実と自分の思っている現実とのズレが生じてきます。
そうなってくるとどんどん現実が思わぬ方向へと進んでいってしまうのです。
もちろん自分の思っている現実と本当の現実が全く同じなのであれば、自分が正しいと思うことをやっていれば正しい方向へと進んでいくことが出来るでしょう。
うまくいっている時というのはそういうものです。
しかし現実と自分のイメージが違えば、自分が正しいと思っていることをいくらやっても現実は違うわけですからうまくいくわけがありません。
そうやって自分では無意識のうちに悪い方向へと進んでしまうのです。
もちろん全てが間違っているということではありません。
全て正しいわけでもないし、全て間違っているわけでもないのです。
だからこそ難しいのです。
もし今の自分の現実があまり良い方向へと向かっていなかったり、なんとなくうまくいかないなぁと感じているのならそれは自分の思っている現実と本当の現実にズレが生じているか、自分の思っていることが間違っている可能性があります。
そういう時には、どう自分の考えと現実がズレているのかをしっかりと見定めて修正していくことが必要になってきます。
自分の感覚を過信せずに、「どうしてうまくいかないのか」を正しく見極める冷静な視点を持つことが、良い人生を送るためにはとても大切なことなのです。
結論:うまくいかない時には何かしらの原因があり、自分が正しいと思っているものが間違っている可能性があるからこそ、一度自分を見つめ直すことも必要
どうしても人間には思い込みがありますから多少はしょうがない部分もありますが、せっかく頑張っているのならうまくいきたいと思うのは普通のことでしょう。
誰でもうまくいきたいと思っているはずです。
しかしそういう風に思い通りにいかないのは、自分のイメージと現実がズレが生じている可能性が高いのです。
そういう場合は、一度立ち止まって自分というものを見つめ直して、再度方向修正をしていくと良いでしょう。
それからまた行動に移してみて、それでもうまくいかなければまた別の方向へと進んでいくというように、試行錯誤をしながら前に進んでいくことで軌道修正が出来るのです。
自分の道を突き進むことも大切ですが、それでもうまくいかないのなら別の方法を試してみることも大切です。
現実と自分の思い込みのズレに気付くことで、正しく軌道修正をして自分の思い通りの結果に近づいていくことが出来るようになるのです。
たまには冷静で客観的な目を持つことも大切だということです。
参考にしていただけたら幸いです。