悪いことが続くと、
「もしかして自分は何かに取り憑かれているかも知れない」と思うことがあるかも知れません。
『お祓いしてもらわないといけない』
そう思う前に知っていて欲しいことがあります。
今回は「自分が取り憑かれているかも知れない」と思った人がすべき対処法についてお話しいたします。
悪霊などに取り憑かれることは本当にあるのか
まずは悪霊などに取り憑かれることなんて本当にあるのかについてお話ししたいのですが、
悪霊に取り憑かれてしまったり幽霊に取り憑かれてしまうことはあります。
しかしそれは悪霊が勝手に取り憑かれるということは基本的にはありません。
逆に言えば、取り憑かれていると自覚をしなければ取り憑かれることはないと考えても良いでしょう。
幽霊が存在しないと思っている人が取り憑かれることはないと思っても間違いではありません。
人間は自分が取り憑かれていると思い込んでしまった時点で取り憑かれてしまっている可能性があるのです。
幽霊や悪霊を信じていなければ取り憑かれない
幽霊や悪霊を信じていないということは、それだけ心に隙がありません。
悪霊や悪いエネルギーというのはその心の隙間に潜り込んできますから、隙を与えなければ良いのです。
極論気にしなければ良いのです。
「もしかしたら自分は取り憑かれている」と感じてしまったらまずは気にしないことをお勧めします。
しかしどんなに気にしないと思ってもそう思い込んでしまうことはありますので、その時の対処法について詳しくお話ししていきます。
悪いことが続くのは過去の行ないが悪かったということ
悪いことが続くと取り憑かれてしまっていると思いがちです。
「どうして自分だけこんな目に遭わなければいけないのだろうか」と思ってしまうのです。
しかし、今の自分を作り上げたのは過去の自分です。
過去の自分の行動はすぐに結果が出るわけではありません。
だから人は取り憑かれてしまっていると勘違いしてしまうのです。
例えばですが、
かなり自己中な人がいたとしてすぐにみんなから嫌われるということはないでしょう。
「あいつは自己中だから無視しよう」となるまでには時間がかかるのです。
最初はみんな普通に付き合っていて、ちょっと嫌味なこと言ってくるなと思うくらいで終わってしまいます。
そしてそれが積み重なっていくことで、あいつとは付き合っても良いことはないと周りが気付き始めるのです。
一度そうやって周りが気付き始めると、一気に周りから人がいなくなります。
その現象を自己中の人から見てみると、「今まで楽しくやっていたのに急に周りのノリが悪くなった」と感じるのです。
「別に自分は悪いことは全くしていないのに」と思ってしまうのです。
その時に「流れが悪いな」と感じてしまうのです。
悪いことが続く時は続きます。
それは過去の自分の行ないが良くなったサインでもあるのです。
その過去の行ないが何ヶ月前なのか、それとも何年前の話なのかは分かりません。
しかし、確実に過去の自分の行ないによって今の自分が作られているわけですから、取り憑かれているかそうではないかに焦点を当てる前に、
「過去の自分が何か悪いことをしていないか」を考えた方が良いでしょう。
人間にはバイオリズムがあるからこそずっと絶不調も絶好調も存在しない
人間にはバイオリズムがあり、絶好調がずっと続くこともなければ絶不調が続くこともありません。
体調が悪く、ずっと疲れている時も当然あります。
逆に、いくらやっても疲れない時期もあるでしょう。
それは生身の体な訳ですし、心だって変わりやすいものですから調子が良くなったり悪くなったりするのは当然です。
悪いことが続くからといって、取り憑かれていると決めつけるのは早すぎます。
調子が良いからといって休みなく無理を続けていたかも知れません。
そうなると体が重くなり、思考もネガティブになり、ネガティブな状態で行動をすれば、悪い結果を引き寄せることはあります。
疲労困憊の状態が続いている中では集中力も散漫になります。
それでは突発的な出来事に対処出来ずに被害が大きくなってしまうことはあるのです。
人間は常に一定に過ごすことが出来れば案外悪いことも起こりません。
今まで通りの行動と心の状態を続けていけば、そこまで悪い方向へと進むことはないのです。
常に絶好調を目指すのではなく、絶不調にならないようにどう行動をしていくかを考えることは人生を向上させていく上でとても重要なことだということです。
正しく自分を理解することで抱えている疑問は解決する
自分の過去の行動や自分の体調や心の状態を正しく理解し、常に意識しておくことで自分が今どんな状態なのかを把握しておくことが出来れば、取り憑かれていると思うほどの絶不調はなかなかやってきません。
やはり無理をしたり、自分らしくない行動をすることによって絶不調がやってくるのです。
無理をするのではなく、目的地を決めてどんな行動をするのかを決めることが重要なのです。
やはりそれなりの結果を出したいと思うのなら、ある程度のパフォーマンスを維持した上で日々の生活を送っていかなければ良い結果を得ることは出来ません。
もちろん頑張る時期というのは必要ですが、それならしばらくその後の結果に見返りを求めないという覚悟も同時に必要となります。
どちらにせよ、自分自身を理解し把握しておくことは必須なので、過去の自分を見つめ直し、今の自分を正しく分析しておくことは必要不可欠だと言えるでしょう。
結論:悪霊や幽霊に取り憑かれることはあるが、それは絶不調で隙がある時にだけ訪れるもの
常に体調が良く、心の状態が一定でポジティブに生きている人に悪霊が取り憑いたりすることはありません。
心が自然と取り憑かれてしまうような状況を避けるようになっているのです。
もし今のあなたが悪霊に取り憑かれていると感じているのなら、それほど疲労が溜まっていたり、ネガティブな心の状態になっていて心に隙があるということです。
そういう状態になってしまっているのであれば、一度思いっきり休むことをお勧めします。
遊び倒すということも心の状態が良くなる可能性はありますが、ネガティブな状態だと良い遊びをすることが出来ません。
結果的に悪い遊びであったり、自分がネガティブになるような遊び方をしてしまうのです。
ですから大事なことは、とにかく休むことです。
そして心身ともに疲れが取れることでポジティブになっていき、悪霊が取り憑いていると思うような状況からは脱することが出来るでしょう。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。