悟りを開くことが出来ても悟り続けることは難しいことです。
悟りというのは悟りを開いたらそこで終わりというものではありません。
悟りを開いたとしても、それを続けなければ意味がないのです。
一度悟りを開いてもその先また今までと同じような欲に振り回されるような生活に戻ってしまっては悟りを開いた意味がありません。
そこに戻ってしまうということはまだ悟りを開いていないということにもなるのです。
人の心は弱いものです。
すぐに流されてしまうものです。
悟りを一度開いたとしても環境に流されてしまってはすぐに元通りになってしまうのです。
悟りを開くことよりも悟り続けることの方が大切なこと
悟りを開くことは大切なことです。
自分の心を知り、自分を受け入れて、今を生きる。
それが悟りの道です。
一度悟ったとしてもすぐに元に戻ってしまっては何も意味はありません。
自分は悟ったと思って喜んでいてはすぐに元通りなのです。
悟りは悟りを開いてからも大切なのです。
一度悟ったとしても、そのまま悟り続けて、さらに深い悟りというものがあるのです。
悟りは一度悟ってしまったらそこで終わりというものではないのです。
死ぬまで悟りの道は続いていくのです。
悟り続けるにはどうしたら良いのか
悟り続けるために大切なことは、
今までやってきたことを続けることです。
そして初心を忘れないことが大切です。
今までやってきたことや今までに感じてきた気付きによって悟りを得ることが出来たのです。
それならそのまま続けていくことで悟り続けていくことが出来ます。
一度手に入れたからといって永遠に手放すことがないということはないのです。
一度悟りを得たのなら自分で悟りを持ち続けなければなくなってしまうのです。
だからと言って悟りに執着した時点で悟りではなくなります。
悟りとは、
自然に生きていれば自然に自分の中にあるものなのです。
一度悟って終わりではダメなのか
一度悟ってしまえばそれで終わりではダメなのかという考えにもなってしまいますがそれでは悟っていないのと同じですし何も意味がありません。
それは例えていうのなら、
私は挨拶することの大切さを知っている。
だからもう挨拶をする必要がないのだ。
と言っているようなものです。
一度分かったらそれで終わりというものではないのです。
続けることによってそれが当たり前になったときに本当に自分のものになるのです。
どんなに当たり前になったとしても、
気持ちの変化によって気分によっても出来たり出来なかったりするのが人間です。
それでも続ける心。
そんな自分を受け入れる心が悟り続けることに必要なことなのです。
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悟り続けた先には何があるのか
悟りは気付きによってそれが腑に落ちた時に起こるものです。
気付いて納得すればそれはすでに悟りです。
ではその悟り続けた先に何があるのかというとそれは、
悟り続けた自分と悩みや欲に振り回されない自分がいるでしょう。
そして幸せを感じる心を持つことが出来るでしょう。
そんなものを手に入れたところで何の役にも立たない。
と思う人もいるでしょうがそれが悟りなのです。
悟りとは現実的には何も手に入れていないかもしれません。
しかし、幸せを感じる心とこの世界の摂理について理解することが出来ているでしょう。
それは、何も手に入れていなくても幸せを手に入れることが出来る最高の状態なのです。
何かを手に入れられれば満足出来るという状態は、何かを求めて頑張っている状態というのは一見良いものと思うでしょう。
しかしそれは逆に言えば、
その手に入れたいものが手に入らなかった時に苦痛と困難が立ちはだかります。
そして仮に手に入れることが出来たとしても今度はそのものをずっと所有するために努力し、こだわり、囚われ続けなければいけません。
手に入れたとしても苦痛、
手に入れられなくても苦痛。
欲というのはそれだけ尽きることがないのです。
悟りはその呪縛から解放されることが出来るのです。
それほどの財産はないでしょう。
欲がなければ悩みもなく、
自分らしく自然にいることが出来て、
そして心の平穏を手に入れることが出来るのです。
それは自分にとって最高の財産になるでしょう。
あとがき
一度悟りを開くことが出来たとしてもそれを続けていかなければすぐに元に戻ってしまいます。
知っているからやらなくてもいい。
出来たことがあるからもう自分には出来ること。
だと思ってはいけません。
意識せずに出来たからといって傲慢になってしまってはすぐになくなってしまうのです。
これはどんなことにも言えることです。
スポーツでも練習しなければすぐに出来なくなってしまいますし、学校の勉強もやらなければ人は忘れてしまうものです。
続けなければ出来たことにはならないのです。
悟りを開くことはとてもすごいことでしょう。
しかし続けなければ悟った意味がなくなってしまいます。
何よりも続けていくことが大切だということなのです。
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