今や過去の良いイメージや今の自分に満足してしまったり、今の自分に執着をしてしまうと、どうしても成長は遅くなってしまいますし頑固になってしまい今の自分から変化することが出来なくなります。
変化することにネガティブなイメージを持っている人がとても多いのですが、実際は変化をしなければ成長も絶対にないのです。
成長するためには変化しなければいけないのです。
そう考えると、良いとか悪いとかは抜きにしても今の自分ではない自分に一度変化をしていく必要がありますし、理想の自分を目指すためにも一度今の自分をぶち壊していく必要があるのです。
理想の自分を目指すなら今の自分を一度ぶち壊す
理想の自分、目標とする自分がいるのだとしたらまずは今の自分を一度壊していく事が必要になってきます。
今の自分に執着をして、変わっていくのは嫌だと思ったらそれでは理想の自分になることは出来ません。
今の自分を続けていけばそれで満足する自分が待っているという風に、すでに自分の中でレールが出来ているのなら良いのですが、そうではない限りは一度今の自分を壊していく必要があります。
確かに今の自分を否定して、ゼロに戻ることはとても怖いことですし、大変な作業です。
今まで培ってきたものを否定するわけですから怖くないわけがありません。
しかしその恐怖に打ち勝っていかなければ新しい自分になること、そして成長していくことはないのです。
出来ないことを出来るようになって初めて成長出来る
自分のイメージや想像が全て正しいということはありません。
むしろ間違っていたり否定されていく事がほとんどです。
自分の中では最高のイメージが出来ていると思っていても、いざ自分が行動してみると現実はそんな甘くない。という事がほとんどです。
しかしそれは当然です。
だって成長するということ、理想の自分を目指すということは今の自分には出来ないことをやっていく訳ですからいきなり上手くいくわけがありません。
理想の自分を目指す為に、今の自分が出来ることをやれば良いというのならそれはすでに理想の自分になっているということです。
より良い自分になるには、変化し成長する必要があり、その為には今の自分には出来ないことを出来るようになっていく事が絶対的に必要なのです。
イメージや思い込みが自分を限界を作る事もある
「今、自分がイメージしている理想が一番良い」と思っているかもしれませんが、実際はそうでないことがあります。
まだやった事もなく自分には出来ない事がたくさんある中でやるイメージと色んなことが出来るようになって、成長した後の自分のイメージでは全く違う世界が見えているはずです。
現実が変わって成長していくと、今までイメージしていた現実よりもっと良い現実というのが存在することに気付くのです。
スポーツなどでもそうです。
自分の最高のイメージのパフォーマンスをするのももちろん良いのですが、それに囚われてそればかりを追い求めて自分のイメージの自由を奪ってしまうのは勿体ないことです。
成長すればするほど今の自分では想像出来ないくらいのパフォーマンスがあるかもしれません。
なので、今の自分ばかりに気を取られて、自分をガチガチに縛ることはありません。
それよりも常に自由でいて固定観念を持たないように柔軟な対応とイメージでいることが大切です。
自分ではよくないと思って完全否定していては、そこまでの成長しかありません。
実際はやってみなければわからないのです。
いろんなことを否定するのではなく、とりあえずやってみることが大切です。
何事もやってみなければわかりません。
それならとりあえずやってみる。という柔軟な思考を持って、いろんなことにチャレンジしてみることが出来れば、自ずと成長し新しい自分の扉を開けることが出来ます。
今の自分のイメージ、今の自分の現状が一番良いと思うことも大切ではありますが、結果が出ていないのなら自分のプライドを捨てて、新しい自分へ挑戦する勇気を持っていくことが成長する近道なんだと私は思います。
あとがき
今の自分に執着したり変化を恐れてしまうのは人間である限り仕方のない事です。
やはり安全欲求というものがあり、今の自分というのは何も意識しなくても普通に出来ているわけですから、変化しないで今の自分でい続けるというのはみんな楽なのです。
人間は楽をしたい生き物ですから、変化したくないと思うのは当然のことです。
しかしもし今の自分に満足していないのなら、一度今の自分を否定してぶち壊していく必要があるのです。
それはとても勇気がいることではありますが確実に必要なことです。
自分のイメージが確実に一番正しいものとは限りません。
もっと良い感覚やイメージがあるかもしれないのです。
ですから今の自分や過去の良かった時のイメージばかりに執着せずに常に前を向いて成長していく気持ちが大切なのです。
常に人は変化していきますし成長しています。
過去に目を向けるのではなく常に前へ前へと進むことで新しい道が開けるのです。
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