「話を聞いてあげる」
「相談に乗る」
と言うだけでも聞いてもらった方からすればそれだけでも心は軽くなりますしそれだけでも救われた気持ちになります。
それは自分が辛い時であればあるほど楽になったりするでしょう。
やっていることは話を聞いてあげるだけかもしれませんが、それだけでも大きな心の助けになるのです。
自分には人を助けることは出来ないし何をしたら良いのか分からないと言う人は相談に乗ることでも良いのです。
人を救うと考えると難しく考えてしまって自分には出来ないと思いがちですがそんなことはありません。
むしろ自分には出来ないことをやろうとされてもそれは迷惑になり兼ねません。
自分に出来ることを精一杯やっていけば良いのです。
人を助けることというのはヒーローになったりすごいことをやることが人助けではないのです。
そうやってすごいことをやりたいと思うのは自分のエゴです。
自分がすごい人助けをしてすごい人だと思われたいという気持ちばかりが先走ってしまって、本来の目的である人を助けたいという気持ちがどこかへ行ってしまっているのです。
助けて欲しい人からすればすごいことをやって欲しいとは思っていません。
もちろん画期的で本当にすごい助けをもらえたら嬉しいでしょう。
それが出来るのならそれでも良いのです。
出来ないのなら無理をして人助けをする必要はありません。
自分に出来ることをやれば良いのです。
そして自分には何も出来ることはないと思うのなら相談を受けることでも良いのです。
本当に相談した方からすると救われた気持ちになります。
現実は何も変わっていなかったとしても気持ちが楽になったり考え方が整理されてシンプルになると人はポジティブになるのです。
ポジティブになれば自分で現実を変えていこう。
これから頑張っていこうと思うのです。
変わるためにはまずは前向きに頑張ろうと思える気持ちが必要ですし、その気持ちから自分の新しい人生が始まるのです。
ですから話を聞いてあげるということはそれだけ人生を変えるきっかけになるのです。
その相談から人生が変わって新しい自分になれたとしたら一人の人を救ったことになるのです。
そのきっかけはただ話を聞いてあげただけかもしれません。
それでも結果的にその人が救われたのならそれで十分なのです。
相談を受けるだけでは人を救えないと思わないでください。
そして人助けをしたいけど自分に出来ることがないと思っている人は相談を受けるだけでも良いのです。
話を聞いてもらえるだけで人は救われた気持ちになります。
その行動ときっかけは小さなものかもしれませんが、その結果は大きく変わることもあるのです。
人助けは自分に出来ることを精一杯やっていけば良いのです。