ただ好きなことよりも得意だから好きなことを仕事にした方がいい

「好きな仕事を選んだ方がいい」

「自分のやりたい仕事を選んだ方がいい」

そういう意見もありますし私自身もその意見には納得しています。

どうせやるなら好きな仕事をしたいし自分が納得して仕事をしていきたいという感情があります。

それ以外にも仕事の選び方として良いと思っているものは、自分の向いている仕事をするということです。

今回は、向いている仕事をするということについて書いていきたいと思います。

目次

好きな仕事よりも自分の向いてる仕事をした方が結果的に好きになる

好きな仕事をすることはとても良いことです。

好きな仕事に就くことが出来たらそれだけでかなりの悩みがなくなり、ストレスも軽減されるでしょう。

それくらい自分に向いていない仕事や嫌いな仕事というのはストレスを感じてしまいます。

人生の中で仕事というのはとても大きな割合を占めているものだから、当然といえば当然でしょう。

それだけ人生の中で大きなものなのですから自分の好きなものや納得するものを選んだ方がいいでしょう。

好きな仕事を選ぶよりも向いている仕事を選んだ方がなぜ良いのかというと、

好きな仕事だけど向いていなかったり得意でない仕事というのは始めは好きでも後から嫌いになってしまうこともあるでしょう。

うまくいかなくなったり挫折をしてしまうと嫌いになってしまうことはあります。

しかし向いている仕事というのは向いているのである程度うまくいってしまうので嫌になったりはしにくいですし、もともとそこまで期待していないからうまくいかなくてもそんなにショックは少なく済みます。

そして向いているので周りからの評価も高くなるのでそれだけ自分に自信を持つことが出来るので、またどんどん上達していきます。

そしてまた好きになっていって、どんどん良いスパイラルになっていくのです。

向いている仕事に就くというのはそういう良い点があるのです。

仕事というのは求められたものをしっかりこなしていく。それがお金をもらって行うプロの仕事というもの。

仕事というのは全てお金をいただいてやるものです。

お金をもらって仕事をしているのだからそれはもうプロなのです。

どんな仕事でもプロなのです。

レジ打ちだって立派なレジ打ちのプロです。それでお金をもらっているのですから。

事務処理を行う仕事だってそれは事務処理のプロなのです。

みんなそれでお金をもらっているのですからプロなのです。

プロというのは、他人が求めているものをしっかりとこなすこと、それかそれ以上のクオリティーで仕事をこなすことがプロの仕事です。

ですからその仕事はそれだけ上手にこなす必要があります。レジ打ちでも遅かったりミスが多かったりするとお客さんに迷惑がかかることになってしまいます。

それはどんなにレジ打ちが好きだとしても、毎回毎回レジ打ちミスばかりで人が並んでしまったらみんなに迷惑がかかります。

そしてそんなことばかりを続けてしまうと、もともとレジ打ちが好きで始めたとしても嫌いになってしまうでしょう。

「自分には向いていないんだ」

「いつもレジでせかされるから疲れる」

というふうにどんどん気持ちが後ろ向きになってしまいます。そうして焦れば焦るほど失敗を繰り返してしまうようになり、また嫌いになってしまうのです。

仕事というのはそれだけある程度上手くできなければ務まりませんし、自分も大変になってしまうのです。

向いてる仕事をすることで仕事でも私生活にも余裕が生まれる。好きなことは趣味でやっても良い。

好きな仕事をしてはいけないということではありません。もちろん好きであり向いてることが一番良いでしょう。

しかし向いていることと好きなことがいつも同じというわけではありません。そんな時は向いている仕事を優先にする方が効率が良いですし自分に余裕が生まれます。

そしてその余裕を生かして、好きなことは趣味でやるも良しですし、副業で好きなことをやるでも良いでしょう。

仕事が余裕を持ってできると私生活もそれだけ余裕を持っていられるので、そこに力を注ぐこともできます。

仕事だけの人生になるよりも向いている仕事をして余裕を持って、普段の生活で好きなことをするという方法でも良いでしょう。

好きなもの向いているものが同じ人と違う人がいる

人によって、向いているものと好きなものが同じ人もいれば違う人もいます。

ですから好きなものを仕事にしたほうがいいという意見と好きなものは仕事にしない方がいいという意見があるのです。

「得意で向いてるから好き」という性格の人と、

「あまり得意じゃないけどそのものが好き」という人がいます。

それは人より目立ちたいと思っていたり優越感が好きな人は得意なものが好きだということが多いです。そういう人はそのものが好きでなくても、人より目立ったり人に評価されることが好きなのでそれを求めているので好きになるのです。

逆に、得意ではないけど好きという人は、そのものが好きでやりがいがあったりその作業が好きだったり、それ以外の目的を持っているから好きなのです。

例えば、

「歌などは歌を歌うことはストレス発散になるから好き」だったり、

「スポーツも得意ではないけど体を動かして気持ちよくなるから好き」だったりします。

それは出来る出来ないではなくてそれ以外の目的を持って好きなのだから、得意とか不得意などは関係ありません。

好きだから好きなのです。

みんな少なからず好きなものと得意なものがあって、

好きだけど得意ではないものがあるでしょう。それはある程度自分でわかっているはずです。

そういうものは好きだからといって仕事にしてしまうと嫌いになってしまう可能性があるでしょう。

あとがき

よく、

「趣味を仕事にするな」

「好きなことは仕事にしないほうがいい」

と言われることがありますが、それは好きなことと向いていることが一緒ではない時には言えることでしょう。

好きという気持ちだけで仕事がうまく出来るかというとそうではありません。

仕事というのはそれだけプロの意識を持ってやらなければいけないのです。

もちろん、

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように好きだからこそ上手くなるということも事実でしょう。

嫌いなことを嫌々やったってうまくはなりません。

好きなことはそれだけ続けることが出来るので自然とうまくなっていく

というものです。

ですから好きなことを仕事にすることは悪いことではないです。

しかし好きなことでもある程度向き不向きがあるのでそこは見極めておかなければいけないところです。

せっかく好きなことでも嫌いになってしまうことだってあるのです。

得意なことを仕事でやり、好きなことは趣味でやってもいいのです。

もちろんそれはどちらも自由ですし、好きな仕事をして絶対うまくなってやるというものそれはもちろん良いことでしょう。

その辺は自分の気持ちと相談してやるべきです。

好きな仕事をすることも向いている仕事をするのも同じようなものだと言えばそうでしょう。

やはり好きなことというのはある程度上手だったり、人より優れているから好きなことがほとんどです。

好きなものと向いているものはあまり差がないと言えばそうでしょう。

好きなものと得意なものが同じというものもいれば、

好きなものと得意なものが全然違うものもあるのです。

みんな好きだから好きというものもあるでしょうし、得意だから好きなものもあるでしょう。

そこを見極めて、自分の得意だから好きなものを選んで仕事にすると自然とうまく物事が運んでいくでしょう。

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