ポジティブな人はなぜいつもポジティブなのか。
そんな疑問を持つ事があるでしょう。
逆に言えばネガティブな人はいつもネガティブです。
なぜそうやってポジティブな人とネガティブな人がいるのでしょうか。
ネガティブかポジティブかというのは生まれつきの性格なのでしょうか。
その答えは、
ポジティブもネガティブも生まれつきものもではありません。
ポジティブやネガティブというのはそもそも思考の癖みたいなものです。
ポジティブな人はポジティブな思考をする事が多くて、それが癖になっているのです。
逆にネガティブな人はネガティブな思考が癖になっているのです。
人生というのは考え方で全然違った世界になるのです。
同じ出来事が起きていたとしてもその物事をネガティブにも捉える事が出来るし、ポジティブに捉えることも出来るのです。
ポジティブな人は、
ラッキーな事が起きたら「最近ラッキーな事が続いているからまたラッキーな事が起きる」と考えます。
ネガティブな人がラッキーな事が起きると、
「次は不運な事が起きるかもしれない。ラッキーなことはそんなに続かない」
そう考えるのです。
同じ出来事が起きたとしてもそれだけ考え方が違ってくるのです。
それは単なる思考の癖であって生まれつきではありません。
ではその癖は何で決まるのかというと、
それは成功体験の量で決まるのです。
今まで成功体験が多い人は頑張れば成功すると考えます。
逆に失敗が多い人だったりうまくいかない事が多い人は、
どうせ頑張ってもうまくいかないと考えてしまうのです。
それも一種の思考の癖なのですが、成功体験を多く感じている人ほどポジティブになりやすいのです。
「自分でもやれるんだ」という気持ちを持っている人と、
「自分なんてダメだ」と思っている人の思考はとても大きな差があるのです。
ですからもし自分がネガティブな人間だと思うのなら、どんなに小さなことでも良いので成功体験を積み重ねていく事が大切なのです。
それはどんなに小さくても良いのです。
- 部屋を片付ける
- 明日は5時に起きる
- 今日は帰ったら本を読む
ということでも良いのです。
大切なのは、
「自分の決めたことはやり遂げる」ということです。
自分の決めたことをやり遂げる事が出来れば、今度はもう少し大きなことに挑戦しようと思います。
そして、それがどんどん大きなことも乗り越えられるようになって、自分も結構やれるなと思うようになるのです。
そうなればポジティブな思考に変わっていくのです。
その時の注意点は、
とにかく諦めないことです。
決めた事が出来なかったとしても、
「やっぱり自分はダメなんだ」と思わないで、決めたなら最後までやり抜く事です。
失敗しても出来なかったとしても、一度でも成功体験があればその失敗は帳消しになります。
何度失敗しても最後に成功すれば良いのです。
だから失敗したからと言って諦めないでください。
そうやってネガティブな人でもポジティブ思考の癖を作る事が出来るのです。
ポジティブもネガティブも生まれつきではありません。
単なる思考の癖です。
癖なら直せば良いのです。
興味がある方は是非試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。