人生がなんだかうまくいかないと思うことはあるのではないでしょうか。
「どうして自分はうまくいかないのだろうか」
「なんで私は思い通りにならないのだろうか」
と悩んでしまう人もいるでしょう。
人生は自分の考え方次第で変えていくことが出来ます。
上手くいかないのには理由があります。
そしてうまくいっている人にもある共通点というものは存在するのです。
人生がなぜうまくいかないのか
人生がなぜうまくいかないのか。
そんな疑問が湧いてしまっている人も多いと思います。
もちろんタイミングだったりそういう時期だったり、運というものがありますから一概に全ての現象に原因があるという事はないのですが、やはりある程度うまくいかないのには原因もありますし、共通点というものもあります。
では実際に人生がうまくいかない理由はどんなものがあるのかというと、
人にはそれぞれ得意なことと苦手なことというものがあります。
苦手なものというのは頑張ってもなかなかうまくいきませんし、得意なことというのはそんなに頑張らなくてもうまくいきます。
ということは自分の得意なことをやっていけば人生はそんなに頑張らなくてもうまくいくということになるのです。
うまくいかない人ほど自分の苦手なことや出来ないことばかりをしていて、頑張っても頑張ってもうまくいかないという状況になっているのです。
得意不得意があって、その年齢によっても必要なスキルというのは変わってきますから、それだけうまくいく人と上手くいかない人が出てくるのは当然と言えるでしょう。
例えば、
小学生の頃はスポーツが出来るとか足が速いというだけで人気者になっていました。
現代でも同じなのかはわかりませんが少なからず影響はあるでしょう。
しかし大人になってからは足の速さというのはあまり関係がありません。
逆に大人になると知識がある人が優位に働くことが多くなります。
それだけ年齢や時代、環境によってもうまくいく時期だったりうまくいく人というのは変わってくるでしょう。
人生がうまくいくようになる方法
先ほど人生がうまくいかないのには理由があると言いました。
それは自分の苦手なことばかりを選んでいるからうまくいかないのです。
ですから逆に自分の得意なことを選んでいけば自然とそして簡単に人生がうまくいくでしょう。
当然自分の得意なものによって時代や環境と合わないこともありますので一概に言える事ではありませんが、全く自分が出来ないことだったり苦手な事を一生懸命やっていくよりかはうまくいくでしょう。
自分自身が運動が苦手なのに運動部に入って一生懸命努力しても、人よりもなかなかうまくならずにとても苦しんでいる。
となってしまうのは当然といえば当然です。
逆にパソコンが好きで毎日いじっている人がパソコン部に入ればすでに努力しなくても誰よりもパソコンができる人になっているでしょう。
ですから努力すれば全てうまくいくというものではないのです。
人生がうまくいくためには自分にとってとても得意なものを選んでいけば苦労することなく人生がうまくいくのです。
自分の得意なことの見つけ方
自分の得意なことをしていけば苦労せずに人生がうまくいくということを書きました。
今度は実際に自分が得意なことというのはどういうものなのかを見つけていく必要があるでしょう。
得意なことというのは自分ではなかなか見つけるのが大変です。
それはどうしてかというと、得意なことというのは意識しなくても得意なことなので自分にとってはとても当たり前なことだからです。
自分にとって当たり前のことを知るというのはなかなか見えないものなのです。
ですから自分の得意なことを見つけるための方法について書きます。
自分にとって「好きなこと」や「当たり前」を探してみる
好きなこと=得意なこと
というものではありません。
「好きなことでも苦手というもの」はあります。
そう言ったものは趣味になるでしょう。
得意とか関係なくやりたいから好きというものもあるでしょう。
しかし得意なことというのは、ある程度自分で得意だということが心の片隅にあるので嫌いではないでしょう。
むしろ人よりも出来るし知識もあるので好きな部類に入ります。
本当に得意なものというのは好きという感情というよりも、
「当たり前にやってしまうもの」
「人に話してしまうもの」だったりします。
得意なことというのは人に教えたりちょっと自慢出来るものだったりします。
ですから嫌いで仕方ないというものではないでしょう。
得意なものは好きなものの中から探してみると良いでしょう。
それ以上に探すべき場所は、
「毎日当たり前にやってしまうこと」
もしくは、
「日々の生活の中でやっていること」
から探すと良いでしょう。
毎日やっていることというのはそれだけ時間をかけてやっていることなので、それだけ熟練度が高くなっていて得意なことになっている可能性があります。
毎日やるというのは苦手な人からするととてつもない努力をしていることと同じなのです。
もちろん自分からしてみれば当たり前にやっていることであり、癖みたいなものなので努力とは感じないでしょう。
そういったものに自分にとって「得意なもの」というのは隠されているのです。
仲の良い友達に自分のことを聞いてみる
得意なことというのは本当に自分では見つけにくいものです。
そんなこと当たり前でみんな出来るものだと思っていたというものが得意だったりするからです。
自分にとって得意だとわかっていても、
「そんなの出来て当たり前でしょ」
「全然すごくないよ」
と思うものだったりすればなかなか見つけられないでしょう。
謙遜ではなく本当にそう思っているのでなかなか見つけにくいのです。
自分で見つけられないのであれば自分の仲の良い人に自分のことを聞いてみましょう。
自分の得意なことや出来ることを聞いてみたら案外すぐに出てきたりします。
「人の話を聞くのがうまいよね」
「ギャグセンス抜群」
「説明するのがうまい」
というような自分にとってはどうでも良いことだったりする答えが返ってきて拍子抜けするでしょう。
しかしそういうものが本当に得意なものだったりするのです。
友達だって、それはすごいことだと思わなければわざわざ言わないでしょう。
それが自分にとって得意なことなのです。
自然と続けているものを見つけよう
自然と何も考えずに続けられているものというのはそれだけ知識や経験が豊富になっているでしょう。
気付いたら誰よりも詳しくなっていたなんてこともあるかもしれません。
何事も続けていけば知識と経験が増えていくので得意に変わっているでしょう。
「気付けば3年続けていた」
なんていうものがあればそれはすでに得意に変わっている可能性があります。
なんとなくでも良いですし毎日ではなくても良いので自然と続けているものを探してみましょう。
そういうものに得意というのは隠されているのです。
どんなものでも続けなければ得意になることはありません。
天才もそのものを続けているからこそ天才でい続けることが出来るのです。
一度もやったことがないもので天才になることはありません。
ですから何事も継続が大切なわけですから、それだけ継続しているということは自分にとってとても得意なものである可能性が高いのです。
得意なものがないという人はいない
いろいろ探してみたけれど得意なものが全く見つからないと思っている人がいるでしょう。
やっぱり自分には才能があるものなんてないんだと落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかし得意なものが全くないという人はいないのです。
必ず得意なものというのはあります。
どうしてそんなことが言えるかというと、
人間はみんな時間は平等にありますしその時間を何かしらに使っているからです。
それでもまともなことに時間を使ってこなかったと思う人は、ついつい癖でやってしまうことやどうしてもやめられないことから探していきましょう。
例えば、毎日飲み屋へ行って飲み歩いている人はそれだけ飲み屋に詳しくなっています。
そして意識はしていないにしろ、どんな飲み屋が良くてどんな飲み屋が悪いのかということが自然と分かっているはずです。
それだけ時間を費やしてきているものなのですからある程度知識があるでしょう。
「そんなものは何の役にも立たない」
「ただ飲み歩いているだけだから意味ない」
そう思ってしまうかもしれませんが、それだけ時間を費やしてきたことは無駄なことはありません。
しかしその飲み屋の知識だけではなかなか人の役に立ったりそれだけで人生がうまくいくことは出来ないでしょう。
そんな人はその知識と経験を生かして仕事にしてしまえばそれだけでも人の役に立ちますし人生がうまく回り始めるのです。
もし飲み屋の知識があるのならまずは飲み屋で働いてみれば、たくさん改善点が見つかってくるはずです。
たくさん飲み屋を見てきたのでどうすれば人が入るのかが分かっているでしょう。
そして最終的には自分が飲み屋を開業しても良いのです。
そうすれば飲み屋に来る人たちは喜びますし、自分も人の役に立てる上に自分の得意なことが仕事になるので苦痛はないでしょう。
ですから得意なものが全くないという人はいないのです。
時間をかけてきたものというのはそれだけ大きな価値があるということなのです。
どうしても得意なことが見つからないという人が絶対に見つかる方法
「どうしても自分の得意なことが見つからない」
「自分には絶対にそんな得意なものも好きなものもない」
という人がいるのなら最終手段の見つけていく方法があるのです。
どうすれば得意なことが見つけていけるのかというとそれは、
自分の嫌いなところやコンプレックスに目を向けてみましょう。
コンプレックスといったらそれは、得意なことではなくて嫌いなことではないかと思うかもしれませんが、コンプレックスだと思うことも自分の得意なことや才能に変わっていくのです。
どういうことかというと、自分の得意なものというのはそれだけ自分では気付きにくいものですしついついやってしまうものだったりします。
それって好きなことであったりやりたい事でもなく、むしろ嫌いなものだったりするものでもあるのです。
自分の癖が好きという人はいないでしょう。ついついやってしまうことなんてむしろ嫌いなはずです。
辞められるのなら辞めたいと思うものだったりするでしょう。
そういうものに才能というのは隠されているのです。
それにコンプレックスというのはそれだけそのものに対して調べたり気にしているものなので、それだけ時間をかけているのです。
それは十分に得意なことになりうるのです。
例えば自分が人見知りであまり人と話すのが苦手という人がいるとします。
そういう人は人見知りに関しての辛さや苦しみを知っていますし、人見知りの気持ちには詳しいはずです。
なぜなら自分の気持ちそのものだからです。
人見知りだからこそ分かる気持ちを人に伝えていくことによって自分が人見知りの専門家になることもあるのです。
そうやってコンプレックスを活かすことで得意なことに変わることもあるのです。
コンプレックスや苦手なことというのは特徴であって、悪い点ではありません。
そこを勘違いしている人が多いのです。
コンプレックスは人と違う特徴ですから十分に才能になりうる可能性を秘めているのです。
そして得意なことや才能がないという人はたくさんいますが、コンプレックスがないという人はほとんどいないでしょう。
ですからそれはみんなが特徴を持っていて、才能を持っているということになるのです。
人と違うというのはそれだけで価値があります。
自分がコンプレックスと思っているものも他の人からすれば価値のあるものかも知れないのです。
自分の強みを活かしていきましょう。
苦なく続けられるものはそれだけで大きな才能
みんなが続けられないことだったり、やることが苦痛であるものが自分はそんなに苦痛ではないというものがあるのだとしたらもうそれだけで才能です。
みんな掃除が嫌いだけれど自分は掃除することは全く苦に思わない。むしろ楽しいと思うのならそれは大きな才能です。
その苦痛ではないことを生かして掃除会社に勤めれば苦痛がない仕事が出来るので仕事自体も苦痛ではなくなるでしょう。
そして苦痛ではないことに一番良いところは、
好きであればそれだけ上達も早いということです。
嫌々やることと楽しんでやることでは結果に大きな差が出ます。
集中力とやる気によって人はパフォーマンスが変わってくるので、それは良いパフォーマンスでやった方が良い結果を招きます。
やるのなら嫌いなことよりも好きなことをやった方が良いのです。
よく「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように好きであればそれだけ人よりも上達が早いのです。
しかも苦痛ではないのですからそれだけ長い時間をかけることが出来るのでさらにうまくなっていくのです。
そうやって苦痛ではないだけでも才能なのに、続けていくことによりさらに上達していって天才になっていくのです。
それだけ苦痛ではないというだけでも、毎日やっても平気と思うものはそれだけで才能なのです。
得意なものが見つかったらそれを活かしていこう
自分の得意なものや才能を見つけることが出来たのならそれを活かしていきましょう。
当たり前かも知れませんがとても大事なことです。
得意なことや才能というのは続けていくからこそ意味があるのです。
そして続けていくからこそ次第に天才となっていくのです。
どんなに才能があってもそれを活かさなければ意味はありません。
どんな天才ピアニストもピアノを弾かなければ天才ピアニストではないでしょう。
自分に向いているものがあるのならそれを活かしていくことが大切なのです。
ではどうやって得意なことを活かしていけば良いのかというとそれは、
いろんな人に知ってもらうことが必要なのです。
ピアニストもたくさんの人に知ってもらって初めて天才ピアニストになるのです。
どんなに才能があったとしても知っている人が家族だけだとしたらそれは天才ピアニストにはならないのです。
それだけたくさんの人に知ってもらう必要があるのです。
どんな才能があったとしてもそれを自分しか知らなければ才能ではなく自己満足です。
自己満足で終わらないためにもたくさんの人に知ってもらう必要があるでしょう。
では知ってもらうためにはどうすれば良いのかというと、
人が「すごい」と思う事だったり、「助かった」と思うようなことをする事でたくさんの人に知ってもらえて得意なことを活かしていけるのです。
ピアニストであればたくさんの人にすごいと思ってもらえればそれだけたくさんの人に知ってもらえるようになります。
その結果、天才ピアニストと言われるようになるのです。
掃除が得意なのであれば、掃除が上手ですごいと思われれば広まっていくでしょうし、うまく掃除が出来なくて悩んでいる人を助けてあげることで噂が広まっていきます。
才能は活かして初めて才能なのです。
ですから最初は自分で売り込んで発信することが大切なのです。
今ではネットもありますの比較的簡単に人に自分の特技を発信することが出来るのです。
才能を活かさないというのは宝の持ち腐れです。
どんどん発信していって良いのです。
そして才能を活かして人がすごいと思わせたり人を助けることでどんどん人の役に立っていくことで自分の人生もうまく回っていくのです。
才能は人の役に立つことで初めて才能に変わっていくのです。
それでも得意な事がないと思うのなら・・・
いくら探しても得意な事がなかったり、その得意な事をやったとしてもうまくいくようなイメージが湧かない。
そう思う人がいたとしたらそれは出来ない事が出来るようになる必要があります。
出来ないことや苦手な事で勝負してしまえば当然うまくいかないでしょう。
しかし人間は同じ事を続けたり、ひたすら一つのことに向き合うことによって出来ない事が出来るようになっていくのです。
私たちは生まれた時は何も出来ない存在でした。
一人でご飯も食べられませんし歩くことすら出来ませんでした。
しかし成長するにつれて一つ一つ出来るようになっていくのです。
そうやって出来ない事が出来るようになっていくのです。
どうしても大人になると、出来ない事は出来ないと諦めてしまう事が多々ありますが、本当は大人になっても出来ない事が出来るようになっていくのです。
ですからもし何も自分には無いと思うのなら、出来るようになれば良いのです。
もちろんそこには努力が必要かもしれません。
出来ない事が出来るようになるためにはそれなりの行動力と継続力が必要になりますから、気持ち的に辛いものがあるかもしれません。
それでも本当に出来るようになりたいと思うものがあるのならやるべきです。
もちろん得意なことや好きなことで勝負する方がうまくいきます。
しかしうまくいく事をやる事が正しい行いではありません。
やりたい事があるのならやるべきです。
そして今の自分のままではダメだと思うのなら変わるべきです。
変わるというのは出来ない事が出来るようになる事で人は変わっていきます。
今の自分に納得出来ないのなら新しいことに挑戦して、出来ないことを出来るようになりましょう。
人間にはその力があるのです。
ぜひ挑戦してみましょう。
あとがき
出来ないことが出来るようになるのが人間の凄いところです。
しかし今回のテーマとしては人生がうまくいかない人でもうまくいくようになる方法です。
そういうテーマで話をするのならやはり、
人生がうまくいくようになる方法で一番大切なことは自分の得意分野を活かすことなのです。
自分の苦手なことをいくら頑張ってもなかなかうまくいきませんしとても苦痛が伴います。
しかし得意なことというのはそんなに努力しなくてもすぐに出来てしまうのでそこまで辛い気持ちにはならないですし、得意なことは人の役に立つことが出来るのです。
パソコンが得意なのであればパソコン教室を開けば人を助けることが出来ますし、何よりも自分自身が苦痛ではないでしょう。
そのように苦痛ではないということ自体がすでに才能なのです。
そして自分の才能、得意なことを活かしていくことで人生はうまくいくのです。
苦手なことをしていくから悩むのです。
苦手なことがあってもそれをしなくても良いような人生を作っていけば苦手なことだって気にならなくなります。
出来ないことよりも出来ることに目を向けましょう。
それが一番人生がうまくいくための方法なのです。
才能は活かすからこそ才能になるのです。
そして人とは違ったもの、特技を活かすことが人生をうまく生きるためには大切なことなのです。
長い記事になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に才能の見つけ方についての記事もありますので、自分の才能や得意なことを見つけたいと思う人はこちらの記事も合わせて読んでいただけると参考になるかと思います。
【こちらの記事もどうぞ】自分の才能の見つけ方。才能は意外なところに隠されているもの