借金にもいろいろあって良い借金と悪い借金というものがあります。
もちろん借金なんてものはしないで済むならしないほうがいいです。
ですが良い人生を送るために必要な借金というものはあります。
良い借金と悪い借金について書いていきます。
良い借金とは
良い借金というのはこれから将来のために必要なお金を借りるような借金です。
もちろんどんなものでも借金というのはしないほうが良いということはお伝えしましたが、それでも将来への投資のためや夢を叶えるためのお金というものは必要です。
夢を叶えるための借金
奨学金や学費、資格を取るためのお金、教材のように、
将来なりたい自分になるために必要なお金を借金するということは、必ずしも悪いわけではありません。
なぜなら、
そのお金をゆっくり貯めていたら、その夢を目指し、夢を叶えるまでに何年もかかってしまい遠回りになってしまうからです。
その遠回りをするのなら一度借りてしまい、夢を叶えた後にしっかりと返していくことの方が近道です。
300万円を現金で持っている人というのは少ないでしょう。
それなら、お金を借りてしまって授業料や学費を借りて払ってしまってそれから徐々に返していけば良いでしょう。
やりたいことに挑戦するための借金
他に良い借金というのは、
これから事業を始めていくための資金です。
これも同じく、これから頑張って自分の夢を叶えていくためのお金であり、これから借りた分のお金を返すために、
これから収入を増やしたい!
夢を叶えて自分の理想の生活がしたい!
という風に将来のリターンが見込める借金です。
ちゃんと必死に頑張って事業を成功させる事ができれば、夢も叶えて借金もすぐ返せるでしょう。
もちろん失敗したら大変なことだと思いますが、それは挑戦した結果なので仕方ないことです。
浪費したわけでもないし生活の基準や水準を変えてしまって、お金がなくなってしまったわけでもないので、また一からやり直せば借金は返す事ができるでしょう。
将来にリターンが見込めたり自分の夢に向かっての「投資」の借金というのはしても良い借金です。
借金というよりも未来の自分への投資という考えに近いでしょう。
悪い借金とは
「生活費に困ってしまって借金をした」
「欲しいものがあってそれが買いたくて借金をした」
基本的に浪費をしてしまった時の借金です。
浪費での借金というのは、
自己管理が出来ていなかったり将来について考えていなかったり、なんとなく生活している人に起こりやすいのです。
そういった借金は、生活が自然と浪費の方へ傾いていった結果の借金なので、一度借金をしてしまったら元に戻す事が困難になってしまいます。
それで借金をしてしまうとどんどん借金が増えてしまい、最後にはどうしようもなくなることもあり得ます。
最初の3万だけ。。。というが命取りなのです。
将来の投資ではないものに借金をするのはお勧め出来ません。
「自分へのご褒美」というものもいけません。
「このバックを買えば頑張れる」
というように自分に甘い人はバックを買っても、頑張れるわけではありません。
なので、そういった投資に見えるような浪費もやめた方が賢明でしょう。
あとがき
借金というのは良い場合でも悪い場合でも気持ちの良いものではありません。
出来ることならしない方がいいものです。
ですがまとまったお金というのはなかなか貯めることは出来ません。
それは、
人は何か目的や理由がなければ貯金をするということは簡単なことではありません。
何も目標がないのだとしたらあるものは使ってしまう。
という人がほとんどでしょう。
ですから貯金をしたり現状を変えるということは、何か目標があって努力しないと人はなかなか変わる事が出来ないのです。
人が変化するには、今の状態のメンタルや生活では変わる事が出来ません。
メンタルを変えて生活を変えていかなければ、勝手に自分が変わっていくことはないのです。
もし、
将来に夢があるのなら今の自分の現状を変えたいと思うのなら、
日々の生活、日々の日常をしっかり変えていく事が必要なのです。
日々の生活を変えるというのは容易なことではありません。
今までに当たり前にやっていたことを変えて、今までやってこなかったことを毎日やり続けなければいけないのですから、それは変え始めは相当しんどいことです。
ですが、
人生を変えるにはそういうことをしっかりしていかなければ変えることは出来ません。
「未来は今の積み重ね」
今を変えていくことで未来を変えていく事が出来るのです。