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【元うつ病の体験談】うつ病になってしまう原因とうつ病の治し方

私は仕事をしていたのですが、社会に馴染めずうつ病を患ってしまい会社を休んでいた時期がありました。

どんなに無理をしてもどんなに頑張ろうと思ってもやはり無理でした。

その頑張ろうという気持ちを持ち過ぎて最終的にはうつ病になってしまいました。

そして半年ほど仕事を休みました。

もちろんその期間は無収入です。

仕事をしている間もキツかったですしその休んでいる期間もかなりキツかったです。

「休んでいたらダメだ」

「早く仕事をしないと」

そんなプレッシャーに押しつぶされそうでした。

しかしそんな気持ちとは裏腹に全く体が動きません。どうしても動きませんでした。

期間的に言えば4ヶ月くらいはトイレ以外は布団から出ることも出来ませんでした。

食事も布団の上で食べてお風呂はその間はほとんど入っていなかったと思います。

それくらい重度のうつ病でした。

そんな自分でも今はうつ病自体は乗り越えています。

今回はどうしてうつ病になったのか。そしてどうやってうつ病を乗り越えたのかについてお話しします。

目次

うつ病になった原因

私がうつ病になった原因は仕事のストレスと人間関係のストレスの両方によるものでした。

仕事も全然うまくいかずにそれによって自分自身を責めてしまい、苦しい日々を送っていた上に仕事の上司にも責められてどんどん追い込まれていって最終的にはうつ病になってしまいました。

このケースは多いのではないでしょうか。

仕事がうまくいかないとどうしても人間関係もうまくいかなくなってきます。

その時に注意する点はやはり自分を責めないことです。

周りから責められても自分自身が責めなければ落ち込みすぎることはありません。

しかし実際その場になってみると無理な話です。

うつ病になってしまう人はそれだけ責任感が強くて、失敗やダメな自分を許してあげることが出来ないのです。

ダメな自分でも良いという風に思うことが出来ればうつ病にならなかったのかなと今では思います。

うつ病になってしまう原因

うつ病になってしまった人の精神状態は本当に追い込まれてしまっています。

自分でも自分のことを追い込んでしまっていますし、周りからもダメだと言われてしまっていることが多いのではないでしょうか。

実際にはそんなダメなことはありません。

人間は誰にでも向き不向きがあって、出来る事もあれば出来ない事があるのは当然のことです。

自分に向いていない仕事や自分とは合わない人と関わっている人ほどうつ病になりやすいです。

ですから誰でもうつ病になってしまう可能性は秘めているのです。

自分が出来ない仕事に就いてしまって、人からダメだダメだと言われてしまうと誰でも気持ちは病んでしまうでしょう。

しかも自分よりも立場が上の人から言われたらなおさらです。

そうやって精神的に追い込まれることによってうつ病になってしまうのです。

うつ病になってしまっている人の精神状態

どうしても自分を追い込んでしまっています。

追い込んで追い込んで、そして最終的には何も出来なくなってしまいます。

人と関わることが出来ないどころか一歩も外に出れないという人もいるでしょう。

私もその一人でした。

そして休んでいても自分を責めてしまいます。

「どうして自分はこんなに弱いのだろうか」

「なんで人とうまく関わっていけないのだろうか」

そうやってまた自分を責めます。

自分を責めれば責めるほど疲れてしまって、さらにうつ病は悪化します。

うつ病というのは自分の心を攻撃しすぎて疲れてしまうことによって発症してしまうことが多いのです。

だからこそあまり無理をしたり自分を攻撃するようなことを考えずに自分のペースで生きていくことが大切なのです。

無理をするのは禁物です。

とにかく休むことから治療は始まるのです。

うつ病から抜け出す為に必要なこと

うつ病から抜け出すためには何よりも自分を責めないことが重要です。

うつ病の人に頑張れと言ってはいけないというのはそういうことです。

頑張れと言われるとどうしても頑張らなくてはいけなくなって自分を責めようとしてしまいます。

それによって心が疲れてうつ病がさらに悪化してしまうのです。

うつ病を治していくためには心を休ませることです。

無理をすると心は疲れます。

自分のことを責めると心は疲れます。

たくさんの人と会うと気を遣い過ぎて心が疲れます。

そうやって心が疲れることをしているといつまで経っても治らなくなってしまうので、とにかく休むこと。

そして自分の好きなことをすると良いでしょう。

最初は好きなことをやっているだけでも心が疲れます。

それは、

「やらなければいけないことを投げ出して遊んでも良いのだろうか」と自分を責めてしまうからです。

休むときは休んで良いのです。

自分を責める必要はないのです。

とにかく自分を責めないで心から休むこと。

そうすることによってうつ病は少しづつでも改善されていくのです。

十分に心が休まった時にうつ病から抜け出して自然とポジティブになっていくのです。

そのタイミングはいつになるかわかりません。

早く治さなきゃと思っても治るものでもありません。

余計に長引いてしまいます。

心からゆっくり休みましょう。

全てを投げ出して解放されましょう。

うつ病になってしまったときはそれくらいの気持ちでいれば良いのです。

そう思っていてもなんだかんだなんとかなりますから。

うつ病の人の周りの人の関わり方

うつ病の人との関わり方ってかなり気を使いますし難しいと思ってしまうでしょう。

実際どんな風に接していけば良いのかと言うとそれは、基本的には普通に接していれば良いのです。

もちろん頑張れとかどうしてうつ病になったのか、いつになったら治るのとかそういったうつ病に関する質問は辞めたほうが良いです。

責められているように感じてしまいますしどうしても気にしてしまいます。

どんなに普通にしていてもうつ病の人は人の感情の変化に敏感なので感じてしまいますので、そこまで気を使ってもあまり意味がありません。

とにかく周りにして欲しいことは、あまり自分の心に土足で踏み込んで欲しくないと言うことです。

そっとしておいて欲しいのです。

もしくはただ普通に接して欲しいのです。

周りの人の木を使うと思いますが、うつ病の人はもっと気を使ってしまいます。

ですからあまり余計なことをせずに普通に接してあげましょう。

そして相手の心に踏み込んでいくことはやめましょう。

うつ病というのはかなりデリケートな状態なので話してこない限りはあまり質問をすることは避けるべきです。

最後に

うつ病というのは本当に誰でもなってしまう可能性があるものです。

その人が持っている性格も関係していますがそれよりも環境によっての影響が大きいです。

もともと自分を責めてしまう性格であったり、完璧主義であったり、責任感が強いとうつ病にかかりやすいです。

そういう人は注意が必要です。

うつ病というのは心が疲れてしまってどうにもならなくなった時に起こってしまう病気です。

ですからそうなる前に心を休ませてあげることが大切です。

とにかく無理をしないこと、

出来ないことは出来ないで良いのです。

嫌なら嫌で良いのです。

うつ病というのは一度かかってしまうとなかなか元に戻るまでには時間がかかります。

やはりもともとの性格が自分を責めてしまう性格の人が多いわけですから、そういう人が自分を責めないでいるというのは難しい部分ではあります。

しかし治らない病気ではありません。

何かのきっかけで考え方が変わったり、価値観が変わることによって急に良くなったりするものです。

ですから諦めないことが重要です。

無理して早く治そうとする必要はありません。

むしろゆっくりと自分のペースでやれば良いのです。

そうしていれば自然と良くなっていくものです。

自分の好きなように生きていけば良いのです。

自分の人生は自分のものです。

自分が楽しく自分が良い人生が送れていればそれで良いのです。

小さなことを気にする必要はありません。

うつ病は治すものではなく自然と治るものです。

無理はしなくていい。

自分を大切にしていきましょう。

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