既婚者と結婚したいと思った時に、連れ子がいて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
「どうしても連れ子が愛せない」
「自分の子供ではないと愛せない」
そんな気持ちを持っている人は多いのではないでしょうか。
でもどうして連れ子は愛せないと思うのでしょうか。
なぜ愛せないのでしょうか。
今回は連れ子が愛せないというテーマで書いていきたいと思います。
どうして連れ子は愛せないのでしょうか
連れ子が愛せないと思う人は多いけれど実際にどうして連れ子は愛せないのでしょうか。
理由としては、
- 自分の子供ではない
- 血が繋がっていない
- 他人の子供だから
- 幼い頃を知らない
- 子供を育てたいとは思っていない
色々な理由があるでしょう。
ではもう少し深く掘り下げてみて、どうして血が繋がっていないと愛せないのでしょうか。
どうして他人の子供だと愛せないのでしょうか。
ということまで考えたことがあるでしょうか。
確かに連れ子だと自分の産んだ子供ではないという感覚はあるかもしれません。
しかしだからと言って自分の子供ではないという理由が愛せない理由にはならないのです。
それでは他人は誰も愛せないということになってしまいます。
それなら夫婦はお互いに絶対に愛せないということになってしまいます。
夫婦は血は繋がっていませんし初めは赤の他人です。
血が繋がっていない人は愛せないと言うのなら自分の親と自分の子供以外は愛せないと言うことになってしまいます。
そんなことはないはずです。
好きな人もいるでしょうし、奥さんや旦那さんだって好きだから結婚したのでしょう。
他人だから、血が繋がっていないから愛せないなんて言うことはないのです。
奥さん、旦那さんは愛せても子供は愛せないのはなぜ?
「奥さんや旦那さんのことは愛せても子供はまた別」
と言う考えの人もいるでしょう。
ではその子供がすでに成人していて大人だったらどうでしょうか。
20歳を過ぎた連れ子がいたらもう大人なので愛せるのでしょうか。
そんなことは無いはずです。
大人だろうが子供だろうが連れ子は愛せない人は愛せないでしょう。
それだったら何も関係ないと言うことです。
結局連れ子を愛せない人は連れ子だから愛せないだけなのです。
連れ子を愛せないという気持ち自体が間違っている
連れ子は愛せないと思っているかもしれませんが、それは自分の心の中でそう思い込んでいるだけではないのでしょうか。
今ではほとんどないでしょうが、赤ちゃんの時に取り違えというものがあったとします。
その時に気付かずに時が経ちました。
取り違えに気付いていなければ普通に自分の子供のように育てているはずです。
しかし取り違えというのは全くの他人の子供です。
それなのに愛せるはずです。
自分の子供だと思っていれば愛せるのです。
結局は連れ子だと思っているから愛せないのです。
連れ子は愛せないというのは単なる思い込みでしかないのです。
子供が出来ずに養子をもらう人もいるでしょう。その人たちは自分の子供ではないから愛せないのでしょうか。
そんなことはないはずです。
普通に愛せているでしょう。自分の子供だと思って育てているでしょう。
連れ子が愛せないというのは連れ子が愛せないという心を持っているから愛せないだけなのです。
連れ子のことを愛せるようになるのか
連れ子が愛せないというのは自分の心が決めている思い込みだということを話しました。
では実際に連れ子は愛せるようになるのでしょうか。
答えは愛せます。
連れ子が愛せないのは自分が連れ子が愛せないと思うから愛せないのです。
愛せないからといって自分の子供だと思って愛する必要はないのです。
連れ子とか自分の子供とか関係なくその子供と対等に向き合っていけば良いのです。
自分の子供だろうと他人の子供だろうとイライラするときはイライラしますし、あまりにも性格がひど過ぎて愛せないということはあります。
それは血の繋がりは全く関係ありません。
夫婦だって喧嘩したり離婚したりするように性格が合わないということはもちろんあります。
人と人の関係として合わないということはあります。
しかし連れ子だから愛せないと思うのは自分の心が作り出している幻想でしかないのです。
そんなことを考えるのならその子供がどんな子供なのかということを考えて向き合っていけば良いのです。
どうしても愛せないと思うのならその心そのものを受け入れる
向き合いたいと思うけれどどうしても愛せないという人はどうすれば良いのかというとそれは、
連れ子として愛せればそれでも十分なのではないでしょうか。
どうしても自分の子供だと思えないのなら連れ子として愛してあげればそれだけでもすごいことです。
自分の子供だと思って愛してあげようと思うからそれだけ辛かったり、愛せないと思ってしまうのです。
それなら最初から連れ子なのだから連れ子として愛してあげればそれで良いのではないでしょうか。
子供だって義理の親としての感覚は持っているはずです。
それならそれで良いのではないでしょうか。
だってそれが現実なのです。
現実に嘘をついても仕方ありません。
現実を受け入れてありのままの状態で出来る範囲のことをすれば良いのです。
連れ子が愛せないと思う心はとても辛いでしょう。
しかしその心を作り出しているのは自分の心です。
自分の考え方を変えれば現実は自然と変わっていくのです。
あとがき
連れ子が愛せないという気持ちを持っているのは自分の思い込みです。
その心を持っているから愛せないのです。
連れ子だろうと自分の子供であろうと夫婦だろうとみんな同じ人間です。
愛せるものは愛せるし愛せないものは愛せないのです。
連れ子だから愛せないわけではないのです。
連れ子は愛せないと思って決めつけるのではなく、人と人の関係として関わっていけば良いのです。
それでもダメだというのなら連れ子として愛していけば良いのです。
連れ子だからといって自分の子供のように愛してあげなければいけないというようなルールはありません。
自分なりの愛の形を見つけていけば良いのです。