どんなに人にアドバイスしようとも、どんなに変わってほしいと願おうとも、自分の力で他人を変えることは出来ません。
自分はその人になることは出来ませんし、その人の人生をコントロール出来るわけではありません。
他人はコントロール出来るわけではありませんし、コントロールするものでもありません。
最後は自分で変わるしかないのです。
周りはそれを見守ることしか出来ません。
周りがとやかく言うことでもありませんし、とやかく言ったとしても変わるわけではありません。
本人がどう感じてどう行動するかを自分で考えるしかないのです。
やる気のない人にやる気を出させて、行動させても本当はやる気がなければ辞めてしまうでしょう。
どんなに心に響かせることが出来たとしても、それを続けていけるかどうかは自分自身がどれだけ思い続けられるかどうかは本人次第ですし、本人の気持ちが一番大切なことなのです。
その場限りのやる気は出せるかもしれないけど、それを持続させるかどうかは本人次第です。
結局最後は自分次第なのです。
変わりたいと思う人も変えたいと思う人も、そのことを理解しなければいけません。
変わりたいからと言って、他者に何かを求めても、結局それを自分自身で持続させていかなければならないのだから自分でやり続けていかなければ変わることは出来ません。
そして周りの人たちも、
どんなにアドバイスをしたとしてもどんなに面倒をみたとしても、本人がやらなければどうにもならないことを理解した上でアドバイスをしなければいけません。
それほど自分以外のものを変えることは難しいことですし出来ないことなのです。
変えられるのは自分の心と自分自身だけです。
それ以外のものは自分のテリトリーの外にあるものなのです。
自分の変えられる範囲外にあるものなのです。
自分の所有物でもなく、自分の意思でどうにもならないところに存在しているものなのです。
それを理解して受け入れることが大切なのです。
それ以外は干渉することは出来ても変えることは出来ません。
自分以外の人の心に響かせることは出来るかも知れません。
その人の心に何かを残すことは出来るかも知れません。
しかしその人を変えることだけは出来ないのです。
その人はその人であって自分ではないからです。
決められるのも変えられるのも自分自身だけなのです。
結論:チャンスや機会を作ることは出来ても変えられるのは自分自身だけ
変えられるのは自分自身だけであって他人を変えることは出来ません。
それは家族や自分の子供だって同じです。
最高の環境を子供のために作ったとしても、その環境が気に入らなければ子供は自分の思うようにやります。
それで子供に対して怒ったとしても何も意味はありません。
余計にやらなくなるだけです。
確かにチャンスを与えることは出来ます。
ピアノをやりたいと言ったときに、子供にピアノを与えてあげられるかそうでないかで結果は違ってくるかもしれません。
しかしやってみて、続くかどうかは本人次第です。
変えられないのなら何をやっても無駄ではないかという気持ちが生まれてきてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
しっかりと相手のことを考えて、導いていくことが出来れば響くものがあるかもしれません。
そうやってチャンスや機会を作ることが出来るかもしれません。
他人を変えることは出来ませんが、他人の心を変えるきっかけを作ることは出来るかもしれません。
他人ができることはそこまでです。
だからこそ、
他人をどうやって変えていくかを考えるのではなく、自分自身がどう変わっていくか。
そしてどんな行動をしていくかということが、何よりも重要だと私は思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。