誰もが皆、正しさや正解を求めて生きています。
たくさんの失敗と経験を重ねながら、何が正しくて何を自分が求めているのかを考えながら生活しているでしょう。
どんなに正しさや正解を求めていたとしてもその正解を見つけ出すことは簡単なことではありません。
なぜなら絶対的な正解や正しさはないからです。
正解も正しさも変化し続けています。
環境も立場も状況も変われば正しさも変化します。
そもそも正しさとは何なのでしょうか。
正解とは何なのでしょうか。
自分が幸せになることが正解と言えるのでしょうか。
他人が幸せになれば正しいと言えるのでしょうか。
全世界の人が幸せならそれで正しい世界と言えるのでしょうか。
外に答えを求めていてもそれが見つかることはないでしょう。
他者に正しさや答えを求めていてもそれは答えにはならないのです。
その他者がいなくなったらその正しさもなくなってしまうのですから。
自分自身で答えを見つけ出すしかありません。
というか自分で答えや正しさを決めるしかないのです。
己が出した答えが自分の中での答えになるのです。
それしか正しさや答えは存在しません。
その出した答えも絶対的な正しさでもありません。
なぜなら人は変化し成長していく生き物なのだからです。
変化し成長すれば結果的に答えや正しさも変化します。
そうやって変化していくのは当たり前のことだし悪いことではありません。
環境や生きている世界が変わればそれに対応していくことが大切だからです。
そうやって人は変化していくのですから答えも正しさも変化するのは当然のことです。
「諸行無常」
全ては常に変化し続けている。
絶対的な正しさも答えも存在しない。
それを決めるのは己の心しかないのだ。
己を信じ、己を貫く、
そうやって自分の答えを見つけ出していくしかないのです。