この世に本当の正解や正しい事なんてそもそも存在しません。
絶対的な答えを見つけたがるのは、今までの教育がそういう風に絶対的な答えを導き出すのことが正解であり、正しい事だとされてきた。
だからいろんな物事に対して答えをすぐに導き出そうとしたり、何かの枠に当てはめようとする。
だけど、枠に当てはめたり本当の答えを導き出そうと思っても、人間なんてそんな単純なものではないし、この世の摂理や自然の法則、この世界だってそんなに単純なものじゃない。
全ての物事が枠に当てはめられるわけではない。
こんなにいろんな現象があり、これだけ世界は広いし、まだ未知なる物事や生物がいるはずなのに、それで正しい答えや絶対的な正解を導き出せるはずはない。
自分は自分であって、それ以外の何者でもない。
この世界はこの世界であって、その他の何物でもない。
全てはそこに存在するだけであって、他のもので当てはめようとしても、あるはずもない。
だから当てはめようとする事自体が間違っている。
人は自分の存在や他人の存在を何かに当てはめて自分の中で納得して、理解していないと安心出来ない生き物です。
それは知っていないと何が起こるか分からないから自分の身に危険が起きるかもしれないという防衛反応でもある。
安心するために当てはめたとしても、それは本当に当てはまっているわけではない。
自分の中で安心しているだけである。
事実は全て、物事は全て、意味があって存在しているのではなく、そこにただそのまま存在しているだけであって、その物事に意味をつけているのは全て自分自身なのだ。
だから自分が意味があると思えば意味があるし、ないと思えばない。
全てはただ存在しているだけ。
正しいか正しくないかも自分が決める事であって、絶対的な正解は存在しない。
全ては自分の心が作り上げていくだけなのです。
自分が決めつけたり、枠に当てはめようとすることをやめましょう。
全てはただそこに存在しているだけなのだから。