人生生きていれば、嫌いな人や苦手な人、いじめてくる人、罪悪感があって会いたくない人など嫌いで会いたくない人はいます。
そんな人と、「会わなくて済んだらどんなに楽だろうか」と考えてしまうこともあると思います。
今回は嫌いな人と会わなければいけない苦しみから抜け出す方法について書いていきます。
現実よりも自分の妄想の方が重視している
会社の先輩であったり同じクラスメイトであったりすると、会社を辞めたり学校をやめるしか会わない方法はありません。
そうなると現実的にかなり厳しいことです。
ということは、これから先ずっとこの苦しみや嫌な気持ちを受けながら生活していかなければいけないのか。と思うとモヤモヤしてずっと苦しさが続きます。
こういうどうしようもないツラさというのは、本当に試練だなぁと感じます。
私はこういうことは本当に試練だと思います。
そういう出来事というのは、相手が変わることというのはほとんどないので、自分が変わるしかありません。
実際のところ、自分が相手のことを嫌だと思っているだけで、相手がどう思っているかは関係ないのです。
常に自分の心の中の嫌いな人を想像して戦っています。
その頃その嫌いな人は、どんなことを考えてどんな風に思っているのかはわかりません。
自分のその妄想の中の人を嫌っているのです。
現実よりも自分の心の中での思いの方が重要だということなのです。
自分が納得することで嫌いな気持ちはなくなる
自分がその人のことを受け入れられて、自分も悪いところがあったと思うことが出来れば、自然とその苦痛が消えていきます。
相手が変わろうと変わらなかろうと、自分の心が相手のことと自分のことを許すことが出来れば、自然と苦痛はなくなるのです。
だからまずは、相手のことを憎むよりも、どうしてそんな気持ちになってしまったのかを自分で考えて見つけることが大切です。
相手に視点を向けるのではなくて、まずは自分に目を向けてみてください。
相手を恨んでも問題は解決しません。
そんなことをするよりも、
どうしてその相手が嫌いなのかを考えてみてください。
そうすると自分の嫌いな部分が似ていたり、自分も同じようなことをやっていることに気がついたりします。
他にも、自分の痛いところを突かれていたりと自分にも非があることがあります。
その自分の嫌な部分を受け入れることが出来れば自然とその相手も嫌いではなくなっていきます。
結局、自分にも非があるからその人のことを嫌いになるのです。
自分に全く嫌いな部分がなくて、自分を受け入れていたら、
「この人はこんなことをして可哀想な人だな」
「この人はこんなやり方しかできないのか」のような、
好きにはならなくても、嫌でイライラしていたこともそんなに気にならなくなります。
小さい子供が駄々こねているのをみているかのように、自分を受け入れることが出来れば、自然と相手のことも受け入れることが出来ます。
そうやって人は成長して、試練を乗り越えていくのです。
嫌いな人を乗り越えることで人は成長する
自分が成長するためにはそういった嫌いな人は必要なのです。
そして、しっかりその試練を乗り越えた時には、また一つ大きくなった自分になれるのです。
もちろん嫌いな人と会いたくないという気持ちは誰にでもあるでしょう。
しかし誰でも人と関わっていれば嫌いな人も自分には合わない人も必ず現れます。
好き嫌いはあって当然なのです。
好き嫌いを作っているのは自分自身です。
自分の好き嫌いという感情がなくなれば自然と嫌いな人もいなくなります。
そうやって人は成長することで嫌なことや試練を乗り越えていくのです。
あとがき
嫌いな人と会わなければいけない苦しみは相当なストレスを感じてしまいます。
それだけ人間は人間関係が重要だということでもありますし、乗り越えなければいけない試練でもあるのです。
嫌いな人を作っているのは自分の心です。
嫌いな人がいなければいいのにと思っていても、
その人がいなくなったところでまた現れたりするものです
嫌いな人がいなくなるには、
自分が人を嫌いになる心がなくならない限りなくならないのです。
自分自身が成長していくことで、嫌いな人と会わなければいけない苦しみから少しづつでも解放されていくでしょう。
自分の心が嫌いな人を作っているのです。
自分の心が変われば結果的に嫌いな人と会う苦しみから解放されるのです。