人生に答えがあるのか。
人生での正解はあるのか。
そんな風に考える人がいるでしょう。
この記事を読んでいる人は少なからず人生での答えに興味があるから読んでいるはずです。
人生に答えを求める心があるのは、
「間違った選択をしたくない」
「失敗したくない」
という気持ちからくるものでしょう。
だから人生の正解を求めるのです。
しかし人生に正しい答えというものはありません。
答えは自分で作っていくものなのです。
人生に答えはない
人生に正しい答えというものは存在しません。
それはなぜかと言うと、
答えが存在するのだとしたら誰も間違いを犯したりはしませんし、誰も迷うことはないからです。
しかし人生の答えを知らないだけなのではないかと思うかも知れませんが、それなら今までたくさんの人たちが生きてきて人類全ての人達を数えたら莫大の人たちが生きてきているのです。
それだけたくさんの人たちがいるはずなのに正しい答えが出ているわけではありません。
みんな悩みを抱えていて、
みんながそれぞれの生き方をしているのです。
そしてこの世は常に変化しています。
時代も人も環境も全て変化しています。
全てのものが常に変化しているのですから答えが仮に出たとしても、その答えも変化するのです。
正しい答えも正しい生き方も全て移り変わっていくものなのです。
ですから永遠に一つの答えが出る事はないのです。
人生の答えを求めた時点で自由ではなくなる
人生に答えを求めた時点で自由ではなくなります。
他人や外部の出した答えに従って生きるという事はそれだけ自分の考えや意見よりも正しさを大切にするという事です。
答えがある時点でそれは自由ではなくなるのです。
自分で自由に物事を決めるのではなく正しい答えに従って生きることになるのです。
その答えが完全に正しい答えなのであればそれでも良いでしょう。
しかし絶対的に正しい答えというものは存在しません。
存在したとしてもそれは変わっていくのです。
もちろん答えに従って生きること自体は自由です。
自分で決めたことであれば全く問題のないことです。
しかし全ての人がその答えに従って生きたいわけではありません。
自分の人生に正しい答えや絶対的な意味があった時点で自由ではなくなるのです。
その正しさに縛られて生きていくことになってしまうのです。
ですから正しい答えがないことが答えであり、だからみんなが自由に生きていくことが出来るのです。
答えは探すのではなく自分で作るもの
自分の人生の答えというのは探していくものではありません。
自分で作っていくものなのです。
答えというのは別に言い方をすれば、
生きる意味でもあります。
生きる意味というのは自分の答えなのです。
自分の生きる意味は自分で作っていくものなのです。
どんなに周りを見渡しても、他人に答えを聞いたとしても見つかるものではありません。
自分自身が答えだと思えばそれは答えですし、
どんなに正しい答えがあったとしてもその答えに自分が納得しなければ答えではなくなるのです。
自分が納得をした時に初めてそれが答えとなるのです。
答えは自分の中にある
どんなに外に目を向けていても人生の答えは見つかりません。
なぜなら自分の人生は自分が作っているからです。
そして自分の人生は自分が主人公だからです。
自分が感じたものや考えた事というのは他の誰にも分かりません。
自分にしか分からないのです。
自分が感じたものは自分にとっては確かに存在する感覚であるけれど、他人には全く分からないし感じません。
自分の感覚が自分の人生を作っているのです。
ですから自分の人生は自分が作っているのです。
自分が作っているのですから自分以外に目を向けても答えなんて見つかるものではありません。
自分が答えだと思ったらそれは答えですし、自分が間違っていると思ったらそれは間違っているのです。
自分の感覚と自分の心が人生を全て決定しているのです。
あとがき
人それぞれ考え方も感覚も心も全て違います。
自分の心と感覚が自分の人生を決定しているのですから、みんな心が違えば答えが違うのは当然のことです。
ですから初めから決められた正しい答えというものはこの世には存在していないのです。
そして自分の心が答えを作り上げていくものなのです。
自分が答えだと感じたらそれは答えなのです。
答えが見つからないと悩んでしまっても良いのです。
そんな簡単に見つかるものではありません。
答えが見つからないことに対して嘆くよりも、自分の心と感覚を信じて自分なりの答えを作り上げていけば良いのです。