自分の本来の姿が自分であまり好きではなくて、
自分を良く見せようと思って、ブランド物を買ったり、自分を無理によく見せたり、
人に羽振りの良いところを見せたりと、本来の自分ではないことをして自分を良く見せようと思うことがあります。
そういう行動というのは、結果的に何も生まないですし自分を苦しめるだけです。
今回は、「自分を良く見せるための行動はやめよう」というテーマで書いていきます。
無理に自分を良く見せても良い結果には繋がらない
自分を良く見せるための行動というのは、
身の丈合っていないこと、または本来の自分ではない行動をするということです。
そんなことを続けていたら自分を苦しめることになってしまいます。
身の丈に合っていない高級品を買って自分を良く見せて生活していると、
そういうものがどんどん増えてきてしまい、あれもこれも買わなければいけなくなります。
そうなってくると、今の自分の収入では追いつかなくなり借金をして買うことになります。
一度そうなってしまえばもう火の車です。
そんな無理をしても続くはずがありません。
自分を良く見せようとしても、
本来の自分ではないことをしているのだから、続ける事が出来ずに、最終的によく見せるはずが借金地獄になり、今の自分よりも悪い自分になってしまうのです。
無理に自分じゃない自分を演じても良い方向へは進まないのです。
無理に演じても苦しんでしまい元に戻る
それは普段の生活でも自分を良く見せようとして苦しむことがあります。
例えば、
本当は遊ぶのが大好きで。ずっと楽しく生きていきたいのに、
人には「自分はとても勉強が好きで毎日読書をしたり本を書いたりしている」という風に、今の自分ではない自分を見せて、人によく見られようとしているとします。
もちろん本来の自分はそんな人ではありませんから、ずっと続けていくことはとても辛くなってしまいます。
人によく見られたくてやった行動ですから、「全部嘘でした」ということはなかなか出来ません。
結果的にとても苦しい状況になってしまいます。
自分を良く見せようとしたり、それによって嘘をついても何も良いことはありません。
人によく見られたいと思う行動というのは、本来の自分ではない行動なので、結果的に自分を苦しめてしまうのです。
一時的に良く見せようとしても意味はありません。
本当に良く見せたいのなら、それだけ自分が成長しなければ本当の意味では変わらないのです。
演じる事で人生が変わることはある、だけど演じるのと無理をするのを間違えてはいけない
演じる事で人生がその方向へ向かっていくことはあります。
少し背伸びをするというか、自分が本当になりたい自分へと成長するために、成長した自分がどんな自分になっているかをイメージしながら行動することは自分の成長を早めることにも繋がります。
ただ、どの方向へと成長すれば良いのかをしっかりとイメージ出来ている必要があります。
演じる事で自分を大きく成長させることが出来ることはありますが、ただ無理に演じていて見栄を張るようなこと、嘘をついて自分を大きく見せるだけでは意味がありません。
あくまでも、
「自分の成長の為にどうするべきなのか」ということを考えた結果、今の自分のいる場所よりもより高い場所を目指すというのは大切なことです。
ただの見栄張りでは意味がないのです。
そこを間違えてはいけません。
演じる事で自分が成長出来るかどうかをイメージして、正しく演じるようにしましょう。
演じるというとどうしても見栄を張ると間違えてしまいそうなので、
有言実行の行動バージョン、
「有行実行」と思っておけば良いでしょう。
とにかく自分を早く成長させる為に演じるということを意識しましょう。
よく見せたいということは、本来の自分は良くないと思っているということ
人によく見られたいと思って、自分を偽って人によく見せているということは、
今の自分があまり良い状況ではないということであり、今の自分を否定していることになります。
もし今の自分が最高で、自分に自信があるのだとしたら別に良く見せようとする意味はありません。
良く見せようとするということは、それだけ自分に自信がないということです。
今の自分を否定していてはそれだけでとても苦痛なことです。
自分自身のことが嫌いと言っていることと同じなので、
そんな状況では前を向いて、一生懸命努力して成長したいという気持ちにもならないでしょう。
「よく見せたい」と思うのではなくて、
「今の自分よりも成長したい」という気持ちに変えましょう。
今の自分は今の自分なのだから仕方ないことなのです。
それは今までの自分がやってきた結果なのです。
それを否定して、自分を偽って自分でない自分になろうとしても気持ちが前向きにはなりません。
まずは、今の自分は今の自分だと受け入れて、少しづつでも成長して変わる努力をしていけば良いのです。
他人を気にせずにやりたいことをやろう
「人にどんな風に見られているのか」
「こんな自分じゃかっこ悪い」
そんな風に人の目を気にして自分の行動を決めていくことはとてももったいないことです。
人にどんな風に思われているのかということよりも、
自分がどんな風に生きていきたいかということの方がはるかに大切なことです。
人の目を気にして生きていても、
良く言う人は良く言いますし悪く言う人は悪く言います。
ですからそんなことを気にしていてもしょうがないのです。
そんなことよりも、
自分のしたいことをして、自分の好きなように生きて、楽しく悔いのない人生を生きていれば幸せですし、それが結果的に一番自分を輝かせることになるのです。
人の目を気にして、自分を良く見せたり、自分を偽って生きていくよりも、
自分がしたいことや自分の好きなことをどんどんやって、楽しく生きていくことが何よりも輝き、幸せに生きていくことが出来るでしょう。
あとがき
自分を良く見せたいと思う気持ちは誰にでもあるでしょう。
しかしそんなことを気にしていても意味はありません。
人によく見られたからといって自分の人生が豊かになっていくわけではありません。
自分の人生を豊かにしていくためには、
自分らしく自分が納得する人生を送っていくことが大切なのです。
人の目よりも最終的には自分が自分自身に対してどう思うかが重要なのです。
ある人には最高だと言われても、
他のある人には全然ダメだと言われることもあるのです。
どんなに良い自分になっても悪く言う人は悪く言うし、
良く言ってくれる人は良く言ってくれるのです。
みんなに評価されるなんてことは出来ないのです。
それなら人の評価なんて気にするよりも、自分がどう生きるのかを意識して行きましょう。
そうすれば結果的にとても輝いている最高の自分になれているはずです
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