みんなが思っている良い道。
みんなが思っている悪い道。
確かにそれも大切なことだと思います。
人間は一人では生きていけないですし、完全に一人であれば孤独を味わうこともあるでしょう。
そうなるとある程度の価値観の共有というのは大事なことです。
しかし、その他人の価値観に惑わされて自分の好きな生き方を出来なければ何の意味もないのです。
良い道を生きることは悪いことではないかもしれません。
しかし一般的に悪いと言われている道も悪い道ではないかもしれないのです。
悪いとか良いとかで道を選ぶのではなく、
自分が好きな道を選んで生きていくことが何よりも幸せになる道なのです。
他人と比較をして、自分の方が劣っていると思うのはもったいないのです。
もしその比較した相手を超えたとしても、また自分よりも優れた人と比較をして自分の方が劣っていると卑下するのです。
それは永遠に終わらないのです。
人が望む道を選ぶ必要もありませんし、人が望む自分になる必要もありません。
自分が望む自分、自分が自分のことを好きだと言える自分になれば良いのです。
心は常に何かしらの意思を伝えてくれています。
その心の声に素直に生きることが幸せにつながるのです。
良い道や悪い道というのは誰かが決めた価値観です。
それを言ってきた人の価値観と言えるでしょう。
他人から聞くとあたかもそれが全てだと感じてしまいますが、もっと別の場所へ行けばまたその価値観や正解、良いも悪いも変わってきます。
そんな変わってしまうような「良い」や「悪い」という価値観に囚われてしまったら、いつまで経っても振り回されるだけで自分の人生が終わってしまいます。
良いも悪いも正解はありません。
正解は自分の中にあるべきなのです。
自分以外の場所に正解を求めると、すぐに変わってしまいますし、振り回されてしまいます。
もちろん自分の正解も心や環境の変化、成長によって変わっていきます。
しかしそれで良いのです。
正しさなんていうものは、環境や時代によっても年齢によっても変わってきます。
絶対的な正しさを持つことが正しいわけではないのです。
ただ一つ言えることは、
「本当の正しさは自分の中にある」ということだけは覚えていて欲しいと思います。
自分の人生は自分の主人公です。
自分の人生のことは自分にしか分かりません。
だからこそ他人の正しさを鵜呑みにするのではなく、自分の好きな道を進んでいけば良いのです。
もちろん自分で決めた道は自分で責任を取らなければいけません。
「やっぱりその道は間違いだったんだから俺の言うことを聞いておけば良かったんだ」と言われるかもしれません。
どんなにいろんなことを言われたとしても、結局誰も助けてはくれません。
自分で責任を取らなければいけないのです。
どうせ自分で責任を取らなければいけないんだったら、自分が向かいたい道へと向かうべきでしょう。
人の選んだ道に進んで、自分で責任を取るなんて自分の人生を生きている感覚がしないでしょう。
自分で道を選び、自分の道を進んでいけば良いのです。
自分の人生なのですから。