辛いことや苦しいことから逃げたとしてもまた辛いことはやってきます。
辛いことというのはどんな選択をしてもどんなに最善の選択をしてもやってくるものだからです。
それはダメなことでもネガティブなことでもありません。
それが宇宙の法則であり自然の摂理でもあります。
どんな選択をしても辛いことはある
どんな人生を送ったとしても辛いことはあるし、どんなに最善の選択をしたとしても全く苦痛のない人生を送ることは出来ません。
人間はどんな人生でも苦痛や辛いことを感じるように出来ているからです。
どんなに楽な人生を送ったとしても、
「暇だな。なんかないかな」と悩み、
忙しい人生を送ったら、
「休みたいな。こんなに大変な生活から抜け出したい」と悩むのです。
人間はどうしても無い物ねだりをしてしまう生き物なのです。
ですから辛いことから解放されることはありません。
辛いことから逃げてもまたやってくるのです。
自分の好きな苦しみを選択しよう
どんな人生を選択しても辛いことから逃れられないのだとしたら、別にどんな人生でもいいやと思ってしまいますがそうではありません。
辛いがあるのは仕方ありませんが辛いことの中にも自分の好きな辛いことや楽しいことを見つけることは出来るのです。
辛いからといって全てを投げ出してしまったらそれもまた辛い人生を送ることになるでしょう。
だからと言って、常に挑戦し続けていく人生だとしてもそれは楽な人生ではありません。
辛さはあるでしょう。
しかし全然結果は違いますし自分の中での充実感や達成感は全然違ったものになるでしょう。
ただ逃げ続けた人生と挑戦し続けた人生ではどちらも辛い人生ではあるでしょう。
しかし挑戦し続けた人生では後悔という辛さは少ないでしょう。
そして自分の望む人生を送ることが出来るかもしれません。
もちろんどんな望んだ人生を手に入れたとしても苦痛から抜け出すことは出来ません。
しかし逃げ続けた人生に比べたらずっと有意義な人生を送ることが出来ますし、自分が納得することが出来るでしょう。
挑戦することはとても苦痛です。
毎日頑張り続けることは楽なことではないでしょう。
しかしそこから逃げてしまったら、今は楽なのかもしれませんがその先の人生は辛くなっていくでしょう。
進んでも辛いし、今のままでも辛い。
だったら私なら前に進みたいと思う。
どちらを選ぶのも自分次第です。
自分が納得する人生を選びましょう。
苦しみから解放されるには
苦しいことから解放されたいと思ってもそれは出来ません。
しかし、苦しみの中に喜びを見つけることは出来ます。
夢を目指したり、挑戦することはとても辛いことです。
しかしその中にはたくさんの喜びもあるでしょう。
ちょっとでも結果が出ると嬉しいと感じるでしょう。
辛い生活の中にちょっとした休みがあるとそれだけで嬉しいものです。
そうやって苦しい生活の中にも楽しいことも嬉しいこともあるのです。
苦しいから全てが苦しいわけではないのです。
苦しみがあるから喜びもあるのです。
苦しみから解放されることは出来ないけれど、嬉しいことや楽しいことを探し出すことは出来ます。
自分の好きなものを探していきましょう。
それが自分の生きがいとなるのです。
辛いことよりも楽しいことに目を向ける
辛いことに目を向けてしまうとそれは辛くなってしまいます。
辛いことの中にある楽しいことに目を向けましょう。
そしてその楽しさを思いっきり楽しむのです。
人生辛いことばかりではありません。
辛いことしかないと思うのは、
辛いことしか自分が見ていないからです。
楽しく生きている人は楽しいことを見つけるのがうまい人なのです。
辛いことに目を向けても卑屈になるだけです。
楽しいことに目を向けましょう。
そこから新たな人生をスタートすることが出来るのです。
より楽な方に逃げるのが人間
人はより楽な方に逃げてしまいます。
挑戦したり障害に立ち向かうのが辛い人は今の自分のままを維持しようとします。
逆に今の人生を変えなければ辛くてたまらない。
今の自分では苦しくてどうしようもないと思う人は変わろうと行動するのです。
そうやって楽な方に逃げるのが人間なのです。
変わりたいと思うのなら今の状況を辛いものにする必要があるのです。
そうすることで辛いことから逃げようとするので変わることが出来るのです。
あとがき
辛いことから逃げてもまた辛いことは待っています。
辛いことから完全に解放されることはないでしょう。
しかし辛いことの中にも度合いがありますし、自分の好きな苦痛と嫌いな苦痛はあるでしょう。
平凡な生活が苦痛だと感じる人は新しいことに挑戦するだろうし、予定がたくさんあってやることがたくさんあることが嫌いな人は平凡で何もな生活へと逃げるのです。
それはどちらが正解というものではありません。
どちらも正解です。
自分が求めている方向へと進んで行けば良いのです。
それに辛いことの中にも自分の楽しいことや嬉しいことはたくさんあります。
その自分の好きなことや嬉しいことがあるから辛くても頑張ることが出来るのです。
辛さから解放されることよりも自分の求めているものを求めていきましょう。
それが自分にとってやりたいことであり生きる理由になっていくのです。