人を助けるということはとても難しいことです。
どんなにサポートをしたとしてもそれに甘えて依存する人もいます。
本当の意味での助けるとは一体どうすれば良いのでしょうか。
今回は、人を助けるということというテーマで書いていきます。
人を助けるということ
「人の為になりたい」
「たくさんの人を助けたい」
「人を救ってあげたい」
そんな風に思い行動してきました。
そして人を助けることの難しさというものを痛感しました。
お金の支援をしたとしても、いつまでたっても自立しないで、それも甘えてしまう。
かといって、どんなに成長して欲しいと思っても、成長するかは本人次第なのです。
本人がそれを望まないとしていたらいくら周りが努力したとしても意味はありません。
仮に親として最後まで面倒を見るということなら人を助けることはできるかもしれません。
人を助けるということはそれくらいの覚悟が必要だと思います。
中途半端な優しさは人を傷つける
人を助けたい、変えてあげたいと思っても、それはすぐに出来ることではありません。
時間も労力も本人のやる気も大切です。
ですから手取り足取りずっとその人に付きっきりで教えていけるのであれば、最後まで面倒を見てあげられるのであれば良いのですが、それが出来ないのなら、途中で放棄することになるので、善意でやっていたとしてもそれは無責任な結果になってしまいます。
自分がどこまでその人と関わっていきたいかが重要です。
そんなに深く関わらないと思うならアドバイスをするくらいにするなり、本当に関わりたいと思うなら、生活の支援や教育までやっていくのもいいと思います。
一つ言えることは、
「人助けをするのに見返りを求めてはいけません」
ということです。
見返りを求めて行動するならそれは人助けではありません。
自分の都合のいいように相手をコントロールしているだけです。それなら、そんなことをしないでアドバイス程度にしておきましょう。
そっちの方が結果的に人助けになります。
何でもかんでも首を突っ込んでいっても問題が増えるだけで、自分のためにも相手のためにもならないのです。
あとがき
人助けをするということは、とても難しいことだと思います。
深く関わってしまえば、相手も頼ってきて、自分の手に負えないことまでも頼まれてしまったり、結果的に相手を依存させてしまってはそれは人助けとは言えないでしょう。
かといって、何もしないという事が正しいとは言えないでしょう。
ですから、
自分の出来る範囲で相手にしてあげることを一生懸命やればいいのです。
自分を犠牲にして、自分が無理をしてまで相手を助けようとすると、みんなが不幸になってしまいます。
自分の力量以上のことをやってもうまくはいきません。
自分のしてあげたいと思うことを自分の出来る範囲で相手に寄り添ってあげる事が人助けには必要な事だと感じました。