人生というのは不条理なこともあるし、なんで自分だけこんなに不幸なのだと思ってしまうことだってあるでしょう。
どんなに良い行いをしたからといっても必ず幸せになるわけではないし、正直に生きたからといって何でもうまくいくわけでもありません。
生きているのは自分だけではないし、みんながみんなそれぞれ自分の思いや考えを持って行動しているのです。
みんなそれぞれ思いがある中で行動しているのですから、全ての人が上手くいくとは限らないのです。
全てが思い通りになるわけじゃない
そして地球にだって宇宙にだって意思があり、自然現象だって地震だって、雷だって自分の思い通りに動かすことが出来るわけではありません。
世の中は全て自分の思い通りになるわけじゃありませんし、自分の思い通りにならないことがほとんどです。
これだけたくさんの人がいて、みんなが違うことを考えているわけですからぶつかるのも当然です。
自分の思い通りにならないのなら自分にはどうしようも出来ないことだって起きて当たり前です。
自分の思い通りにならないのが人生であり自分にはどうしようもないことが起きたからといって何ら不思議なことではない。
そんな不完全でありランダムに起きる出来事を、人は受け入れて生きていくしかありません。
人間に出来ることなんて限られていますし自分一人で出来ることなんてほんの少しのことしかありません。
自然現象を操ることは出来ませんし自然の脅威からは逃れることは出来ません。
そして死からも逃れられません。
人が出来ることや変えられるものというのはそんなに多くありません。
それなら人生や世の中の不完全さや不確定さを悔やむのではなく、受け入れていくしかない。
受け入れることで前に進める
そんな人生だって楽しみはあるし自分で決めていけることだってあります。
その不自由さの中のある自由こそ本当の幸せがあるのです。
全てが自由で永遠の命があり、すべて自分の思い通りになる人生が本当に幸せかと問われたらすぐにイエスと言えないでしょう。
思い通りにいかないからこそ自分の願いが叶うと嬉しく思えるものですし幸せだと感じることが出来るのです。
死ぬことからは避けることが出来ないから生きていることが幸せと感じるのでしょう。
死ぬことがない人生なら生きていること自体が苦痛でしかないはずです。
こんな不完全で不確定の世の中だからこそ人は幸せを感じることが出来るますし、こんな不条理だと思えるは本当は完璧な世界なのかもしれないとさえ感じるのです。
不完全な世の中だからこそ自分は自分らしく、自分の人生を全うすれば良いのです。
この世は思い通りになるわけもなくむしろ人間なんて無力です。
自分ではどうにもならないことなんてたくさんあります。
この世がどんなに残酷で不条理なものだったとしてもそれでもそれを受け入れて生きていくしかできないのです。
世の中を否定するのではなく、
受け入れることで人間は前に進むことが出来るでしょう。
あとがき
生きていればどうにもならないことなんてたくさんあります。
人生思い通りにはいきません。
不運なことだって起きますし望んでいないことだってたくさんあるでしょう。
しかしそれでも人は生きていくしかありませんし、そんな世の中に生きているのですから受け入れてこの先も生活していくしかないのです。
そんな思い通りにならない世の中を恨んでも仕方ありません。
むしろ思い通りにならなくて当たり前なのです。
人間だけでもこれだけたくさんの人がいるのです。
その人たちみんなが思い通りの世の中なんてそもそも存在しないのです。
もしそんなことが起きてしまったら世界は破茶滅茶になってしまうでしょう。
ですから思い通りにならないことがあって当たり前ですし、自分ではどうにもならないことがあるのは当たり前なのです。
それでも自分に不幸が訪れたら納得いかないのが人間です。
しかし納得いかないからといってこの世を恨んだところで何も自分の人生は変わりません。
むしろ絶望の人生になってしまうでしょう。
もしそんな人生を変えたいのなら、
この世の中と自分に起きた事を受け入れるしかないのです。
受け入れる事で人は前に進むことが出来るのです。
この世界が全て思い通りになると思う自分の心がいけないのです。
この世にはどうにもならないことがあるのです。
そうやってこの世界を受け入れることで成長していくのです。