幸せに生きるには極端に生きていても幸せにはならないし一つだけを極めても幸せにはなれない。
信じる者は救われると言っても信じているだけでは救われない。
人に優しく生きた方が幸せだと言っても人に優しいだけでは幸せにはなれない。
努力は報われると言っても努力をすれば報われるとは限らない。
お金があれば幸せになれると思っていてもお金があるだけでは幸せにはなれない。
お金がなくても幸せだと思いたいけどお金がないと幸せにはなれない。
何事も極端に何かを求めても幸せにはなれない。
バランスが重要ということ。
愛があれば幸せだと言っても食べ物すら食べられなければ幸せではない。
どんなにお金を持っていて裕福な生活が出来たとしても、友達も愛する人もいなければ幸せとは言えない。
何があれば幸せになれるというものではない。
いろんなものがバランスよく揃っている時に人は幸せになる権利が与えられる。
何事もバランスが大事だということ。
そのバランスというのは自分の心と価値観が決めること。
自分にとって欲しいと思うものがある程度揃っていればそれでいい。
他人がとやかく言ってもそれは関係ない。
自分の価値観によってバランスというのは異なる。
愛を欲している人は愛を多く求める。
お金を欲している人はお金を多く求める。
結局欲があるかないかという話。
自分の欲がある程度満たされていれば幸せを感じることが出来るということ。
そして最後に一番必要なのは、幸せを感じる心を持つこと。
幸せを感じる心というのは別の言い方をすれば、足るを知る心を持つということ。
もっともっとと求めてしまったらいつまで経っても満足することが出来ずに、幸せを感じることが出来ない。
いつまでも心が枯渇してしまい、辛い人生を送ることとなる。
だからこそ一番大切なのは幸せを感じる心を持つこと、足るを知るということ。
その心を持つことで人は幸せになることが出来る。
しかしどんなに幸せを感じることが出来たとしても、それは永遠に続くわけじゃない。
幸せというのは、今の状況よりも良い状況になることで幸せを感じるわけであって幸せは相対的なもの。
だからこそ今の状態がずっと続いたとしても幸福感が続くわけじゃない。
その状況にもすぐに慣れてしまい、もっと欲するようになる。
それが人間の悪いところでもあり、人間らしいところでもある。
足るを知ること、「足るを知る」ことを知ることこそ幸せな人生を送るために大切なものなんだと私は思います。
いくら足るを知ることが出来てもそれだけでは幸せになることは出来ません。
全ては自分の心が答えを出してくれます。
「自分の中」で全てのバランスが取れた時に幸せを感じることが出来るのです。