過去のことで悩み続けて一歩も前に進めない。
そういった悩みを抱えている人は少なくありません。
人は一度気になり始めると解決するまではなかなか吹っ切れたり、忘れたりすることができません。
四六時中同じことを考えていたり考えすぎて夜も眠れないことだってあるでしょう。
自分の努力や行動で解決出来ることならいいのですが自分の努力だけで解決出来ることばかりではありません。
変えられないものばかりを気にしたり、囚われていても何も始まらないのです。
過去の為に今を犠牲にするのはもったいないことだと知ろう
過ぎ去ったことに対してあれこれ言ったとしてもそれは変えることはできないのです。
例えば、「友達と喧嘩して、その友達にイライラしててなかなか許せない!」なんてことがあるとします。
そんな時は自分の中で自分を正当化しているので、
なかなか相手を許すことが出来ず、相手に対してのイライラばかり膨らんで、夜も眠れない状態になったりします。
「自分は悪くない」
「なんで自分だけこんな目に合わないといけないのだ」
など被害者意識が強くなり、全然気持ちが前に進まなくなってしまいます。
そのモードが一度始まってしまうと、取り憑かれたように考え込んでしまい、自分ではどうにもならなくなってしまいます。
ですがそんな考え事を続けていても一つも良いことなんてありません。
それは過去ばかりに囚われてしまっていて、全く「今」を生きていないことになります。
本当は、「今この瞬間」しか人は生きていないのに、
過去のことばかり考えてしまい、「今」を疎かにしています。
そんな無駄でもったいないことはありません。
実際どんなに考えても結果なんて自分で決められるものでもないですし一人で考えていても答えなんて出ません。
出す結論なんて、
「友達と仲直りしたいのかしたくないのか」
のどちらかしかありません。
それなら自分が悪いだの相手が悪いだのと悩んでいないで、仲直りしたいのなら
自分から謝ってまた仲良く出来るような行動をするか、
もう相手に興味がないのなら距離を置いて離れていくか、
のどちらか選べば良いのです。
過去のことをうだうだ考えて今を犠牲にするのではなく、
これからどうするのか?
を考えて行動することが大切です。
過去の行動というのは、もうどうにもならないし変えることが出来ません。
過去のことのために今を犠牲にするのはやめましょう。
大事なのは今なのです。
過去のことを考えるよりもこれからどうしていくか考えよう
変えられない過去のことを考えるよりも今後どうするかを決めていく方がよっぽど重要です。
どんなに後悔しても悩み続けても過去は変えられないし、今の現状は今の現状のままなのです。
変えられるのは未来しかないのです。
そうシンプルに考えていけば自然と過去のことに目を向けることはなくなっていくでしょう。
これからどうしていきたいのか、
これからどんな風にやっていくのかを考えていきましょう。
そう考えを変えることで新しい一歩を踏み出す事が出来るのです。
あとがき
過去のことばかりを気にして今の自分の時間を疎かにするのはとてももったいないことなのです。
人が生きているのは今なのです。
今自分がやっていることは、今という時間を使って過去の自分のしたことを後悔しているのです。
もちろん自分のしたことを反省することは大切なことですが、その過去に対して文句を言っても始まりません。
大事なのはこれからなのです。
その過去の反省を生かしてこれからの人生に役立てれば良いのです。
過去に囚われるのではなく、「今」そして未来のことに目を向けましょう。
そこから始まるのです。