この世の中にはいろんな人がいていろんな価値観の人がいます。
その中には常識だと言われていることが全然通用しない人も存在します。
と言っても自分が思っている価値観も常識ではないのかもしれません。
みんな自分の考えがあって自分の考えを中心に生きているのは当たり前です。
そしてみんな経験した事が違うのだから考え方が違って当たり前なのです。
みんな自分の価値観や考え方の中で生きている
みんな自分の考え方や価値観が自分の考え方のモノサシになっています。
自分は自分しか経験した事がないのですから、自分の思うことや考えることを中心に物事を判断するしかないのですから当然な事です。
自分以外の人たちも皆、自分の価値観を中心に考えているので、自分の価値観から遠い人は話の通じない相手というのは存在します。
いくらお互いの意見の間を取って上手く場を収めようと必死に考えていても、相手がそういう人でなければ結局自分の都合を押し付けてきて話にならないということがあります。
その相手だって自分が損をしたり自分の考えと違うことを言われたら反論してくるのも当然です。
相手の気持ちを考えるという視点がなければ結局のところ話し合いにはならないのです。
自分の都合に良ければそれで良くて、悪ければそれは無理という考えであれば話し合いの意味はありません。
そういう人ももちろん自分の考えが正しいと思っています。
こんな風に考えている私も、相手の意見をと自分の意見を交えて良い意見を出して考えて行動するのが当然という自分の常識に囚われていることになります。
別に相手のことを考えて行動することが正解でも常識でもありません。そう考える方がいいと思っている私のエゴです。
みんな自分の価値観を中心に生きているという現実がそこにあるだけなのです。
自分の考え方を自分が良いと思った方向へ変えていこう
いきなり自分の価値観を大きく変えることは出来ません。
よっぽど考え方が変わるような出来事が起きれば変わりますが、普通に日常生活を送っていたら自分の価値観の中で行動しているので、それでは変わることはないでしょう。
みんな自分の育ってきた経験の中でしか意見を言うことは出来ません。
相手のことを考えて生きる方がいいと考えて生きる人はそうして生きていくだろうし、
自分のことを優先に考えて何が悪いという考えで生きている人はそう生きていくだろうし、
どちらがいいということはありません。
相手のことを考えて生きていくのは、結局自分が損をすることが多い。
自分のことを優先にして生きていく人は、周りに人はいなくなり争いは絶えないです。
どちらにしてもそれは自分が正解で正しいという風に感じているので、正義も悪もなく、自分にとっての正解でしかないのです。
結局最後は自分自身が自分が納得して、自分が良いと思える方向へ進むことが正しい道であり答えなのです。
自分が良いと感じているのであればそれは自分自身が心地よく、そして問題がないということなのですから、それは良い方向ということです。
自分中心に考えていたら最後には周りの人を疎かにして、争いが絶えなくなり結局自分が悩むことになります。
他人を中心に考えていたら自分を疎かにしているので、自分が疲れてしまいって元気がなくなってしまって自分が悩むことになります。
どちらにしても自分が間違った行動をしていると自分が悩むようになっています。
何が良いかということを自分の中で失敗と成功を繰り返して、試行錯誤していくことがとても重要なことなのです。
自分の答えを見つけて、自分らしく生きることで悩みが少ない生き方が出来るようになっていくでしょう。
悩みをなくすにはバランスが大事
どちらに偏ってもどちらにこだわったとしても悩みは尽きません。
結局はバランスが大事だということです。
相手のことばかり考えても自分のことばかり考えても極端にやっていいことはありません。
全て物事はバランスが大事なのです。
ですから、相手の価値観を否定することがいいことではないですし、
自分のことを否定することもいいことではありません。
否定するのではなくて一度受け入れて、それからどうするかを考えることが大切です。
しっかり相手の意見を聞いて自分の意見を伝え、丁度いいところを話し合うことが大切なのです。
相手のことを完全に理解することは出来ません。
ちゃんと話し合うことが必要なのです。
あとがき
他人の価値観を否定することも自分の価値観を否定することもする必要はありません。
いろんな人がいていいのです。
いろんな人がいるからこの世は成り立っているのです。
自分の価値観も他人の価値観も否定するのではなくて、受け入れることが大切なのです。
一緒にいるパートナーですらずっと一緒にいたとしても、価値観は違います。
似てくるとしても同じにはなりません。
それを否定しても何も意味はありません。
受け入れてからそれをしっかり理解して、その上でどんな行動をしていくのかということが今後の人生においてとても大切なことなのです。
否定するのはやめて受け入れましょう。
自分が苦しまないためにも受け入れるということが必要なのです。