人生の選択を間違いたくない。
せっかく頑張るのなら正しい道で頑張りたい。
そんな気持ちでいる人はとても多いのではないかと思います。
道を間違ってしまって後でまた最初からやり直すのが嫌だという気持ちは誰にでもある感情だと思います。
今回はそんな人生の選択を間違えたくない人が正しい道を見つける方法について書いていきます。
正しい道というものはない
正しい道を進みたい。
間違った道を選びたくない。
そんな気持ちを持っている人が多いですが実際に何が正しくて何が間違っているかというのはどこで判断するのでしょうか。
大成功をしたら正しい道で、
大失敗をしたら間違った道なのでしょうか。
では大成功の後にその成功がきっかけになって多額の借金を背負ったとしたらそれは大成功なのでしょうか。
それとも大失敗なのでしょうか。
正しい道というのは結果論なのであって何が正しくて何が間違っているのかという定義はありません。
どんなに正しい道を探したとしてもそんな道はないのです。
逆に言えば、
間違った道というものも存在しないのです。
正しい道は自分で作る
正しい道も間違った道も存在しません。
しかし結果的に自分がどう感じたかよって何が正しくて何が間違っているのかというのは決まってきます。
自分自身が道を作っていくのです。
どんなに間違った道を選んでしまったとしても、
自分が努力して成功を掴み取ったとしたらそれは正しい道に変わっていきます。
どんなに正しい道を選んだとしても、
それが結果的にとても苦痛になってしまったらそれは間違った道に変わっていくのです。
自分のこれからの行動が未来を作っていくのです。
正しい道も間違った道も自分次第なのです。
正しい道の作り方
正しい道も間違った道も自分が決めるという話をしました。
しかしそんなことを言っても、
間違った道を選びたくないという気持ちが消えるわけではないでしょう。
どの道も正しいと言われてもその中で一番正しい道を選びたいと思うのが人間の心です。
では自分の中で一番正しい道を見つけていくにはどうすれば良いのかというとそれは、
自分の心の声に素直に行動することです。
そして自分の理想に妥協をしないことです。
自分の心が求めているものとは違う行動をするとどうしても人は悩みや苦痛が生まれます。
「本当はあんまりやりたいことではない」
「自分は何をしているのだろうか」
そんな気持ちが生まれているのだとしたらそれは自分自身が求めているものとは違う行動をしているということなのです。
自分がスローライフを望んでいるはずなのに、
せっかく生きているのだから大金持ちになろうという道へ進もうとして必死に働いていたらどんどん心が疲れてしまい、
「私は本当にこのままで良いのだろうか」
という気持ちが生まれてきます。
もし本当に自分がやりたいことで自分のイメージにピッタリなのだとしたら悩むことはないでしょう。
求めているものがどんどん近づいていくのですから悩みは生まれてこないでしょう。
その自分の求めている道を見つけるためには、
まずは自分がやってみることが大切です。
自分が少し行動してみて、
「なんか違うな」と思ったらそれは間違った道です。
「やってみると楽しいな」という気持ちが生まれてイメージ通りだと思ったらそれが正しい道なのです。
やってみたら案外早く見つかるものです。
人はイメージしているだけでは正しい道を選択することは出来ません。
なぜならやってもいないのにイメージ出来るわけではないからです。
あくまでも想像の範囲の中だけの話だからです。
正しい道を見つけるためにはまずはやってみることが何よりも大切なことなのです。
立ち止まっている事が一番間違っている
正しい道かどうかはやってみなければ分かりません。
逆に言えば、
ただ何もしないで悩んでいてはいつまで経っても見つかりませんが、やってみると案外すぐに正しいか間違っているかは分かるものです。
やってみて違ったら、
「なんか違うな」という気持ちになっていくものです。
どうしてもイメージが湧かないというものは間違っている可能性が高いのです。
やってみれば分かるのですからとにかくやってみましょう。
そんなやっている時間はないと思うかもしれません。
しかし考えている時間の方がずっと勿体無いのです。
何も前に進まずにただ時間だけが過ぎてしまいます。
しかしやってみればすぐに違うと分かるかもしれないのです。
立ち止まって考え込んでいる事が何よりも一番間違った道なのです。
もちろん時には立ち止まって考えることも必要なことではあります。
しかし何事もイメージだけでは何も分かりません。
とにかくやってみる事が正しい道なのです。
正しい道は自分の心が知っている
正しい道かどうかというのは自分の心が知っているものです。
間違った道へ進んでいればどんどん苦痛が生まれてどんどん疲れていきます。
こんなことをして何の意味があるのだろうかという気持ちや迷いが生まれるものです。
そんな気持ち、迷いや悩みが生まれるという事は、
自分の心は常に正しい道を知っているという事なのです。
もし仮に心が何も知らなければ、
自分の心の中で迷いや悩みが生まれる事はありません。
自分でやってみようと思っているものをとりあえずやってみればそれは自分の中でやりたい事だと思ってやっているのだから楽しいはずです。
しかし人には心(本能)というものがあるのです。
その心が本当に求めているものがあるから悩むのです。
仕事で悩むのだってそうです。
本当はこの仕事はやりたくないという心の声があるから悩むのです。
もしその心がなければ、
この仕事はやるべき事だと自分の頭の中で思い込めばそれがやるべきことになるのです。
全て心が求めているもの、正しい選択を知っているのです。
ですから心の声を聞き、その心に素直になって選んでいけば正しい道を見つけることが出来るのです。
あとがき
正しい道を間違えることなく見つけたいという気持ちは誰にでもあるでしょう。
しかしやってみる事とただイメージしただけでは全然違う事はたくさんあります。
何事もやってみなければわからないのです。
とにかく自分が興味を持ったことがあるのならやってみましょう。
そうやって行動し続けていれば自然と正しい道へ導かれていきますし、そもそもそうやって行動していることが何よりも正しい道なのです。
立ち止まっていること自体が間違った道なのです。
まずは行動する心と勇気が正しい道を引き寄せていくことが出来るのです。