辛い人生を送っている人は、どうしても被害者意識を持ってしまっている人が多いです。
一度被害者意識を持ってしまって、
「自分は何も悪くないのになんで自分だけこんな酷い目に合わないといけないのか」
そういう精神状態になってしまうとなかなか抜け出せません。
辛い人生を送っているのだとしたらそれは自分の選択に原因がある可能性が高いのです。
今回は辛い人生を送ってしまう人の特徴についてお話ししたいと思います。
辛い人生を送ってしまう人の特徴
不幸自慢をしている
「今月も残業何時間したよ」
「忙しくて毎日全然寝てない」
「最近彼氏にフラれてもう人生最悪」
というように自分に不幸が起きたときに、
「悲劇のヒロイン」のような感覚に陥ってしまっている人がいます。
そういう人は自然と不幸なことが起きることを望んでしまっているのです。
不幸なことが起きても、
「また人に話せる」というように不幸なことを心の何処かで喜んでいるのです。
そんな状態であれば勝手に自分で不幸なことを探してしまいますし、不幸なことを引き寄せてしまいます。
そして普通の人は避けて通る道でもわざわざ通って行ってしまうのです。
不幸なことが起きても何もカッコ良くありません。
不幸なことはなければないだけ良いのです。
自慢しないで出来る限り避けて通れるものは避けて通りましょう。
辛いことをしないと幸せになれないと思っている
「辛いことを乗り越えれば絶対に幸せになれる」
「厳しい道の先には最高の人生が待っている」
そうやって辛いことを乗り越えれば必ず良い結果が待っていると思い込んでいる人がいますが、決してそんなことはないので今すぐにそういう考えは捨てましょう。
不幸なことや辛い道の先にはやはり辛いことが待っていることがほとんどです。
今の延長線上に未来があるのですから厳しい道のりの先に急に楽な道が現れるものではないのです。
辛い仕事をしていてどうしても辛いから辞めたいと思うけど、このまま頑張ればいつかこの頑張りが報われて最高の未来が待っていると思ってもそんなことはありません。
今の仕事が辛いのならその先の未来もずっと同じことの繰り返しになるでしょう。
多少慣れてくることはあったとしても急に楽になったりはしないのです。
我慢すれば幸せになれるという幻想は今すぐに捨てましょう。
それよりも普通にどうやれば自分が満足のいく人生が送れるかを考えていくことが大切なのです。
我慢している自分が好き
不幸な人生を歩んでいく人は自分が我慢することに対して酔っていることがとても多いです。
我慢している自分がとても偉いと思っているのです。
それではいつまで経っても我慢するだけの人生になってしまうので辛い人生からは抜け出せません。
自分の人生は自分が主人公であり、自分が幸せになるように自由に行動して良いのです。
ですから我慢して自分を不幸にするような人生を会えて選ぶ必要はないです。
もっとワガママに生きて良いのです。
もちろんワガママばかりになってしまえば逆に自分が不幸になることがありますが、だからと言って我慢した先に自分の幸せが待っているかというとそんなことはありません。
ただ良いように使われて終わりです。
だったらもっと自分の好きなように生きれば良いのです。
我慢することに美学を感じていても辛い人生から抜け出すことはないのです。
最後に
辛い人生に一度なってしまうと、どうやって抜け出せば良いのか分からなくなってしまいやすいのは事実でしょう。
それは自分自身にも原因があるからこそ、自分が変わり、人生を変えていく必要があるのです。
もちろん全て自分のせいと言うわけではないかも知れませんが、それを変えないで今の自分のままでいるという選択をしているのは自分自身です。
辛い人生になってしまった原因を探すよりも大切なことは、
「これから自分がどうやって辛い人生から抜け出すのか」を考えて、行動していくことです。
もし自分が辛い人生を送ってしまう人の特徴に当てはまってしまっているのなら出来るだけ早く改善していきましょう。
それだけでも人生は動き出すはずです。