スピリチュアルな世界ではよく前世や過去世という言葉を聞いた事があると思います。
「スピリチュアルな世界を信じていない人からすれば過去世なんかない」と言われてしまうでしょう。
では実際に過去世はあるのかという事について書いていきたいと思います。
前世や過去世は存在するのか
実際に過去世が存在するかどうかということは、現実に生きている私たちからは確認することは出来ません。
過去世が存在するかどうかということを今のところ確実なことを言うことは出来ませんが過去世は存在するでしょう。
しかし過去世があったとしても、自分の過去世が何だったかで今の人生は変わりません。
過去がどんな自分であろうと、今の自分は今の自分をみればわかります。
そして過去世がどんなものだったとしても、潜在意識にしっかりと刻み込まれている人格というものが人それぞれあるので、過去生を見るよりも今のあなたをみる方が遥かに理解することができます。
その自分の潜在意識を読み取るために過去世というものが重要だという意見もありますが、
それよりも今の自分がどうしても悩んでいるのかを考えたほうがずっとわかりやすいでしょう。
「恐怖症」や「何故か怖い」
苦手というものは理由は自分では分かっていないだけで潜在意識に何かがトラウマとして残っている可能性があります。
それは小さな頃の記憶かもしれませんし、もともと持っているものかもしれません。
実際に怖いという感情があるのだとしたらそれは心の何処かに何かがあるという事なのです。
前世や過去世は現代に影響しないが、生まれ持ったものの影響は大きい
過去世の影響を現代に受けるのかといえば、それは影響はあるかもしれません。
過去世があるかないかというものはその人次第になってきます。
例えば、自分が過去世というものを全く知らなければその人の世界では過去世というものが存在しません。
しかし過去世というものを知っていてある程度なんとなく感覚で過去世があるかもしれないと思っている人は、その人にとって過去世は存在するものです。
そうやって人は同じ世界に生きながらも違う世界に生きているのです。
同じ世界に生きているようで人それぞれみんなが違う世界に生きている。
それをパラレルワールドと言います。
ですから過去世が存在する人もいれば存在しない人もいるのです。
過去世がある人は影響を確実に受けていますし存在しない人と感じている人は、人は生まれつきに持っている性格というものがあります。
生まれた瞬間からやんちゃな人もいれば静かな人もいます。
それは生まれ持ったものです。
生まれた瞬間からそうやって人それぞれの考えと潜在意識に組み込まれているものがあるのです。
それが生まれ持った業(カルマ)というものになるのです。
過去世の影響かそうでないかは分かりませんが、しっかりと人は生まれた瞬間から業(カルマ)を背負って生まれてくるのです。
自分の感覚は自分のものであり、その感覚が人生を決める
前世や過去世があるかどうかというのは興味がある人からすれば気になることでしょう。
ですが、過去世を知ったからと言って今の人生に大きな変化をもたらすかというとそんなことはありません。
今の自分自身が感じているものは、自分の世界では存在しているものです。
自分がなんか怖いと思っていたり、どこかで見たことがある気がすると思っているということは、それは自分の潜在意識に組み込まれているということです。
よくそれをデジャブというでしょう。
それは全て自分の潜在意識に確かに存在しているものです。
それが全て過去世の影響か小さい頃の影響なのか、またはうまた瞬間から持っているものなのかは分かりません。
しかし自分の中には確かに存在しているものです。
過去世があるかないかと言われるとはっきりと答えることは出来ませんが、自分の中には確かに存在しているものでしょう。
自分の中に存在していなければ、そんな言葉が出来ることもこれだけ多くの人がそんな言葉を作ることはないでしょう。
その人が存在を否定していれば存在しませんし、絶対にあると思っている人の中には確実に存在しているのです。
信じるか信じないかは自分次第なのです。それによって自分の現実が決まってくるのです。
ただ一つ言えることは、みんながあるかもしれないと思っている時点でみんなの潜在意識には確実に過去世や前世というものが組み込まれているのでしょう。
私の結論
色々話してきましたが、過去世や前世があるのかというと、私の人生においては今のところ関係ありませんし、存在を感じたことはありません。
今後、前世の感覚があったとしたら存在する可能性はあります。
なぜそういう結論になるのかというと、
自分の人生は自分の感覚が決めるからです。
確かに前世の感覚があったり、前世の記憶があるとするのならその人の人生の中では「前世」が存在しているからです。
前世があるのか、それともないのかという現実的な結論というのは別に必要ないのです。
人それぞれの人生がありますし感覚も違います。
人の痒みが分からないように人がどんな人生を歩んでいるのかなんて他人には分からないのです。
だからこそ、前世があるかないかはその人次第なのです。
歯切れの悪い結論かも知れませんが、
自分の人生は自分の心と感覚が決めています。
それさえ理解していれば十分だと私は思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。