「やりたいことが何もない」
「将来の夢が見つからない」
そんな風に悩んでいる人は結構多いのではないでしょうか。
やりたいことってたくさんあるようで案外少ないものです。
ただやりたいことを見つけたいだけだし、そんな自分のやりたいことくらい自分で分かりそうなのですがいざ探してみるとなかなか見つけることは難しかったりします。
そんなやりたいことが見つからないで悩んでいる人が自分のやりたいことを見つけるために参考にしていただけたらと思い、この記事を書きました。
一つ一つステップを追って、順番に考えていけば自然と自分のやりたいことを見つけられるように構成してありますので、是非最後まで読んでいただけると良いかと思います。
それではここから本文に入りますのでよろしくお願いします。
やりたいことなんてみんなある
実際自分のやりたいことが一つもないなんていう人はいないでしょうし、なんでもすぐに叶うのならやりたいことなんてたくさんあるでしょう。
そう言われてもないんだよと思っている人は、今すぐにでも叶う。もしくはちょっとやれば叶うと想像してみてください。
極論から言えば、誰でも出来ることなら大金持ちになりたいという気持ちは持っているはずです。
誰でも毎日遊んだりゲームしたりとか自由気ままな生活をしたいという気持ちを持っているはずです。
他にも、旅行が好きな人なら毎月ハワイへ行きたいという気持ちだってあるはずです。
ゲームが好きな人は好きなゲームを好きなだけ買いたいという気持ちは持っているはずです。
- 異性にモテたい
- 遊んで暮らしたい
- 海外旅行をしたい
- 好きなものを食べたい
- なれることなら漫画家になりたい
- プロ野球選手になりたい
そんな風になんでも叶えることが出来ると言われたら結構あるのではないかと思います。
ですからやりたいことがないということはないはずなのです。
自分の事なのにどうしてやりたいことが見つからないのか
絶対誰でもやりたいことはあります。
誰にでもやりたいことがあるはずなのに見つからないから迷っているはずです。
ではなぜ自分のことのはずなのにやりたいことが見つからないのでしょうか。
その理由はいくつかありますので書いていきたいと思います。
絶対に出来ないと思っているから
どんなにやりたいことがあったとしても、100%それは叶うことはないと言われたらあなたはそれをやりたいこととして思い続けていくことが出来るでしょうか。
多分無理でしょう。
絶対に出来ないと分かっているのなら、そのものに余程執着していない限りは諦めることがほとんどです。
やりたいことがないと思っている人は大半がこの理由です。
プロ野球選手になりたいと思っていても、自分には絶対無理だろうなと思っていたらやっぱりその夢を持ち続けることは難しいでしょう。
だって出来ないと思う夢を持ち続けることはとても辛いことだからです。
ですから初めからやりたいことなんてないと思っていた方が楽ですし、そう思って別のことに意識を持っていきたいというのは普通のことです。
だから自分のやりたいことが見つからないのです。
やりたいけど頑張りたくないから
やりたい事は絶対に誰でもあります。
しかしその夢を叶えるまでにはかなりの労力がかかったりします。
プロ野球選手になるためには、ちょっとやそっとの努力では夢を叶えることは出来ないでしょう。
何年も練習をして試合で良い成績を残して、また練習して。
そうやって相当な努力と時間をかけてプロ野球選手になっていくものです。
ある程度大人になってくると、それがどれだけ大変なことなのかがイメージ出来るようになってきます。
そうなってくると、そこまでの労力と
頑張って夢を叶えられなかったら地獄だと思うから
これもかなり大きいでしょう。
どんなに努力をして労力をかけても夢を叶えられる人と叶えられない人は必ずいます。
頑張ればみんな夢を叶えられるならそれはみんな挑戦するでしょう。
だって頑張ればなれるわけですから。
しかし現実はそう甘くはありません。
いくら頑張っても夢が叶わない人はいますし、基本的にみんな頑張っているわけですから頑張ってもなれないのは当然です。
もしそんな時間をかけた結果、なれなかったらその現実を受け入れられるか分かりません。
それなら最初から夢ややりたいことをやらない方が良いと思ってしまうのは自然と言えば自然かもしれません。
その努力を考えると夢なんか目指さない方が良い。
もっと言えば夢なんて持たない方が楽なので、やりたい事がないと自分自身で言い聞かせてしまうのです。
その結果、どんなものも労力をかけなければいけないのを心のどこかで知っているので、夢ややりたい事が見つからないのです。
やりたい事が職業とは限らない
やりたい事が見つからないと思って諦めている人がいるかも知れませんが、それは自分の視野が狭まっているせいかも知れません。
実際やりたいことなんて職業だったり今存在する職業ではないかも知れないのです。
もしかしたら、生活スタイルそのものかも知れないのです。
例えば、
職業ではやりたいことはないけれど、宮古島で自給自足の生活がしたいと思っているかも知れません。
自給自足を望んでいればそれはやりたい仕事があるわけがありません。
自分のやりたい事が職業とは限らないのです。
やりたい事が見つからないのは自分の心を閉ざしているだけ
基本的にやりたい事がないと思っているのは、
やりたいことの共通点
やりたいことは出来そうで出来ないことの中にある
やりたい事というのは基本的にはどんなものなのかというとそれは、
今の自分には出来ないことの中にあります。
それはどういうことかと言うと、今の自分に出来ることを夢ややりたいことにはならないからです。
例えば、
プロ野球選手の人が、「私のやりたいことはプロ野球選手になることです」と言うことはないでしょう。
今自分が学校の先生として働いていて、「学校の先生になることが夢です」と言うことはないでしょう。
ですから
固定観念を一度取り払う
先ほども言いましたように、自分のやりたい事が職業とは限りません。
そうなってしまうといくら職業でやりたいことを探していてもやりたい事が見つかることはありません。
なので一度固定観念を取り払い、もっと広い視野で探してみることをお勧めします。
そうすると自分のやりたいことが、
家族と自給自足な生活を望んでいるのなら今やるべき事が見えてくるかも知れません。
目的や夢とかじゃなくて、自分はただやりたいことをやって楽しんで暮らしたいという目標かも知れません。
それは分からないのです。
人それぞれ考え方も価値観も違うので、
やりたいことがやれているのならある程度満足出来ている
今の自分が全くやりたいことがなくてある程度満足しているのだとしたら、それは今自分がやりたいことが出来ている可能性があります。
案外自分のやりたいことというのは自覚しづらいものなのです。
もともと看護師になりたいと思って看護師をやっているとします。
そういう人が将来の夢だったりやりたいことを聞かれても、「自分にはやりたいことがない」と思ってしまうでしょう。
今の自分が満足しているかと聞かれると、今の自分には不満はあるけどどうしていいのか分からない。
そんな風に感じている人はいると思います。
ですがそういう人は職業に関してはある程度満足しているはずなのですが、いざそういう立場になってしまうと幸せを感じているという感覚はないでしょう。
やっぱりやってみると辛さとか苦しさ、現実を知ることにもなりますし、何よりも人は満足出来ない欲が深い生き物なのでやりたいことを叶えたとしても次から次へともっともっとと目指したくなるものです。
プロ野球選手として活躍しているのなら今度はメジャーを目指したいと思うのは当たり前のことです。
しかしそういう人は明確にやりたいことが見えているわけですが、看護師をしていてその自分に満足をしていると、幸せという感覚というよりは今度は別の何かを求めようとします。
例えば今度は旅行へ行きたいとか結婚がしたいとか、家を引っ越ししたいのように色々出てくるでしょう。
ですからやりたいことがないということはある程度満足出来ているということになります。
人は苦痛から解放されることがやりたいことかも知れない
やりたいことがあるかないかは別として、今の自分に何かしらの苦痛があるとしたらそれはやりたいことが出来ていないからです。
やりたいことが出来ていないという表現でも良いですし、やりたくないことをやっているという感覚に近い部分もあるかもしれません。
それは人それぞれ感覚が違いますので、自分に当てはめて考えてみてください。
例えばプロ野球選手になることが夢で、その夢が叶ったけど活躍出来ないと辛くて死にたくなるという人だってもちろんいます。
夢を叶えたはずなのに満足するどころかむしろ辛い状況に陥ることだってあるのです。
プロ野球選手として活躍したとしても、メジャーに行かないと自分は絶対にダメだと思っている人は日本で野球をやっているだけでも苦痛に感じているはずです。
そうやって人はやりたいことが出来ていないという状況はとても辛い状況なのです。
それは他人からすれば夢を叶えて羨ましいという風に思われるかも知れませんが、その辛さは人からどう見られているかということは全く関係ありません。
自分自身が納得出来ていなければそれは苦痛でしかないのです。
目指すものがないと生き甲斐もなくなる
やりたい事や夢がないというのは本当に自分の気持ち的にも何のために今の生活をしているのか曖昧になってしまいます。
人はやり甲斐や目的がないと、何を目指しているのかが分からなくなってしまって、その結果生きる意味すら考えてしまうことにもなりかねません。
ですから別に大きな夢を目指したり、でっかいことをやろうという訳ではありません。
目の前のことでも良いですし、他人からすれば小さなことでも良いのです。
「今よりも少し良い体型になる為に筋トレを始めよう」
「知識を付けたいから読書を始めよう」
というようなどんなことでも良いのです。
何かしらの目的を持って頑張ってみるというのはとても大切なことなのです。
自分で決めつけているとやりたい事は見つからないもの
やりたいことがないと思っている人は、どうしても自分の思い込みの中にいる可能性が高いのです。
- やりたいことが職業の中にあると信じている
- やりたいけど無駄な事はやりたくない
- 一回やってつまらなかったらやりたいことではない
というような自分の中で勝手な思い込みがあるとどうしても見つからないようになってしまいます。
自分のやりたいことが職業の中にあるかはわかりません。
ただただ読書をしていたいという人もいるでしょうし、家族と幸せに過ごしていければそれで幸せという人もいるでしょう。
どこにやりたいことがあるかは分からないのです。
やりたいことが見つからない人の中に、無駄な事はやりたくないという人も多いのですが、そもそもやりたいかやりたくないかは無駄か無駄じゃないかで決まるものではないのです。
ゲームをやりたいけど、無駄だからやりたくないと言ってもやりたいものはやりたいですし、どんなに無駄なものじゃないとしてもやりたくないものはやりたくないのです。
あれこれ考えるのではなく単純にやりたい事は何なのかをシンプルに考えれば意外と簡単に見つかるかも知れませんよ。
結論:やりたい事はゆっくり探していけば良い。やりたいことが一つだとは限らないのだから
やりたいことが見つからないからと言って、別に焦る必要はありません。
やりたいかやりたくないかなんて自分の心次第なのですから、一つだとは限りませんしその時その時で変わることだってあります。
「前にやったときはやりたいことじゃなかったけど、今やってみたらやってみたいと感じた」
ということもあるのです。
一つに決める必要はなく、単純に自分の心に素直になって、
「今やりたいのか今やりたくないのか」で考えても良いのではないでしょうか。
見つかる時はすぐに見つかりますし、それが無駄なことだったとしても本当にやりたいことがあればやります。
その時の状況や自分の心によっても変わってきます。
何かのきっかけで見つかることもあります。
それは分からないわけですから、ゆっくり探していけば良いのです。
自分の心に素直になって焦らずに探してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。