好きなことややりたい事があって起業したり始めたりする人はたくさんいるでしょう。
逆に好きでもない事をやろうと思うほうが少ないかと思います。
それなのに、好きなことだと思って始めたはずなのにいつしか嫌いになってしまう事があります。
今回は好きなことを始めても嫌いになってしまう理由について書いていきます。
好きだったり興味があるから起業する
興味があったり何かきっかけがあってそれでやってみようと思って起業するはずです。
しかし起業してみると次第にそれ自体が嫌になり、そしてやる気を失ってしまい、やめてしまう人も少なくないでしょう。
初めは好きで始めたはずなのに最終的には嫌いになってやめてしまうことはよくある話です。
そういった事が起きるから、
「好きな事を仕事にするな」
と言われたりするのです。
ですが私はそうは思いません。
あえて嫌いな事で起業する必要はないですし、嫌いな事で起業する人なんてほとんどいません。
好きだったり興味があるから起業するのです。
それは当たり前のことですしそれが正しい道でしょう。
好きな事で起業して嫌いになってしまう理由
好きな事で起業してみて、しばらく続けているとどうしてもその好きだったものが嫌いになってしまったりする事があります。
例えばパワーストーンが大好きでパワーストーンショップを開業したとします。
初めはパワーストーンが大好きで始めたので、とても幸せな気分なのですが、様々な作業があったり、事務仕事、パワーストーンのデザインを考えたり、それを作成したり、それを販売したりとたくさんの作業がある事に気が付きます。
そうするとやる事が大変になり嫌いになってしまいます。
それはなぜかというと、
パワーストーン自体が好きなだけであって、パワーストーンを作ったり、販売したり、その事務仕事が好きではないからです。
パワーストーンがいくら好きだとしても、そのパワーストーンを自分で作成したり、そのパワーストーンをお客様に販売するには集客することも必要です。
その会計やどんな事にお金を使っていくのかという事務仕事だってたくさんあります。
そういったものが好きで始めたわけではないはずです。
ですから、
好きな事を仕事にしたとしてもその仕事自体が好きではないからそのパワーストーン自体も嫌いになってしまうのです。
起業するということは集客するということ
自分で起業するということは、必ずやっていかなければならないことは集客するということです。
起業=集客
といっても過言ではありません。
どんな大企業だとしてもみんな集客で悩み、集客し続けていかないと商売としては成り立ちません。
ですから、どんなにパワーストーンが好きでパワーストーン作りが上手だったとしても、集客が出来なければ商売としては成り立たないのです。
起業するということは商売をするということです。
商売をするということは、集客をするということです。
それを肝に命じてやっていく事が大切です。
好きなことでも辛かったら嫌いになる
どんなに好きなことをやっていたとしても、その生活を続けることがとても大変で、生きていくのがやっとという状況では嫌いになってしまうのは当然です。
好きか嫌いかで判断するということはそれだけ余裕があるから出来る事でもあるのです。
余裕がなければとにかくやるしかないのですから、好きとか嫌いとか言ってられません。
辛かったり苦しかったりすればどんなものでも嫌いになってしまうでしょう。
あとがき
好きな事で起業することはとても良いことだと思います。
集客や商売自体が好きなことだとしたらどんな事で起業しても良いのですが、
好きな事で起業するということは、商売と集客をしっかりやっていかなければいけないのです。
せっかく商売をして頑張っていくと決めたのなら、自分が本気になれて自分が本当に大好きなことを仕事にする方がずっと良いです。
好きな事というのは人に広めたくなります。
好きなことに本気で向き合って、起業して本気でそのものを広めていくことで、好きな事を仕事にすることが出来るのです。