人間はイメージをする力を持っています。
イメージというのは無限大です。
自分がイメージをすればそのイメージの中では何でも出来てしまいます。
空だって飛べるし一瞬にして旅行だっていけます。
ファンタジーの世界に迷い込んで行くことだって出来ます。
イメージしたものが一瞬にして脳内で具現化されるのです。
それこそ神様の存在そのものです。
しかし今私たちが生きている現実世界はどうでしょう。
イメージしたからといってそれがすぐに現実になるわけではありません。
イメージしてそのイメージと同じように現実を変えていかなければいけません。
すぐにイメージが現実になるわけではなく、そのイメージに現実を近づけていかなければ現実は変えられません。
それだけ努力も時間もかかります。
それが現実世界=物理世界というものです。
この世は物理世界ですからいろんな制約があります。
空は飛べないし人間だって体があります。
物理的に無理なものは無理です。
それがこの世の仕組みです。
しかしイメージの中の世界はどうでしょうか。
全てが自由です。
イメージしたものはすぐに現実化出来るので頑張る必要はありません。
それは神様そのものの力を人間は脳内に持っているということです。
人間の脳だけでいえば神様です。
しかし人間には体もあってこの物理世界に生まれてきました。
制約のある世界に生まれてきたのです。
ですからイメージするだけでは現実にすることは出来ません。
この物理世界のルールに従って自分の脳内のイメージを具現化していく必要があるのです。
子供の頃は何でも出来ると思っていました。
みんなもそうなのではないかと思います。
しかし大人になるにつれて出来ないことが多くて現実を知るのです。
そうやって脳内のイメージがこの物理世界のことを受け入れ始めます。
そうなると出来ることもだんだんと出来なくなっていくのです。
人間にはイメージを現実化する力を持っています。
脳だけでいえば、イメージだけでいえば神様の力を持っているのですから。
しかし人は体を持ちました。
だから何でも出来ないのです。
もし現実を変えたいと思うのならそれは現実世界、物理世界のルールに従って行動する必要があるのです。
イメージではなんでも出来るのになんで現実でもやらなければいけないのだろうかと嫌気がさすこともあるでしょう。
しかしそれが現実です。
この世界のルールに従って自分のイメージを現実化していきましょう。
それが人間のやるべきことなのです。
体やこの現実世界は物理世界です。
しかし人間の脳やイメージに関しては神様の力を持っているといっても過言ではないでしょう。