リラックスをする事は自分の力を発揮するためにはとても重要な事です。
どうしてそう言えるのかというと、
人間は全力を出そうと思うと力むからです。
力みというのは、別の言い方をすれば必要のない力のことです。
無駄な力と言って良いでしょう。
無駄な力とはどういう事なのか
無駄な力とは一体どんな力のことを言うのかと定義すると、
目的に向かっていくための力とは別の力が働いている力のことを無駄な力と言えます。
例えば、
前に進みたいときには右に進むための力は無駄な力になります。
逆に右に進みたいときに前に進む力は無駄な力となります。
思いっきり上に飛びたいときに、前に飛んでしまう力は無駄な力となります。
そのように目的とは違う力が働いたときその力のことを無駄な力となるのです。
無駄な力は抵抗と疲労を発生させる
無駄な力がどうしていけないのかと言うと、
無駄な力を使うことでその力が抵抗となり、そして疲労を溜めてしまうからです。
車で言えば、
ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいたらそれはとても抵抗となり消耗してしまいます。
前に進みたいのならブレーキを離すべきですし、止まりたいのならアクセルを離すべきです。
目的によってそれ以外の力は極力無い方が、より早くより楽に目的に到達することが出来るのです。
それに人間も車も限界があります。
無駄にブレーキを踏んでしまったら消耗しますし、無駄にアクセルを踏めばガソリンを消耗します。
人間であれば労力を使ってしまい疲労が溜まってしまい、パフォーマンスが下がります。
それだけ無駄な力というのは、悪い影響を及ぼす原因になりうるのです。
リラックスは無駄な力をなくすためには必要不可欠
無駄な力についてお話ししましたが、今度はリラックスについてお話しします。
リラックスをすることがどうしてそんなに大切なのかというと、リラックスをすることでそう言った「無駄な力」を発生させにくくすることが出来るからです。
力みというのは、人間のパフォーマンスを下げてしまいます。
それは先ほども言いましたが、疲労と抵抗を生むからです。
その無駄を削るためにはリラックスです。
リラックスをして冷静に判断して、目的を見極めていれば当然無駄な力は入りません。
入ったとしても気付きます。
その冷静さを保つためにはリラックスすることが必要不可欠なのです。
無駄を削ぎ、より結果にこだわるからこそ良い結果を出すことが出来るのです。
なので、リラックスは目的を達成するためには必要不可欠と言えるのです。
結論:人間は力めば力むほど力を発揮出来なくなる
人間はとても複雑に出来ている生き物です。
一つの行動を行なうにも、たくさんの筋肉を使い、色んなことを考えながら行動します。
そうなると、目的とは全く関係のない思考や行動というのは必ずあります。
それが多ければ多いほど、最大限の力を発揮出来ずに結果には結びつきません。
複雑なものをシンプルにするにはリラックスすることです。
無駄な力を抜くことです。
自分の力を最大限に発揮したいのなら、リラックスをして思考も行動も全てシンプルに行なっていくことが重要なのです。