「自分の人生これからどうしていけば良いのか分からない」
「自分が何をしたいのか分からない」
「なんとなく漠然としたイメージはあるけどどうしたら良いのか分からない」
そんな風に漠然とした悩みを抱えている人にとって一番大切な事は、自分の位置を知る事です。
自分が今どんな場所にいて、どれくらいの位置にいるのかが分からなければどっちに進んでいけば良いのか分からないのは当然です。
まずは自分がどこにいて、どの方向へと向かっていけば良いのかを知ることから始めましょう。
自分の位置が分からなければ向かい方も分からない
漠然と向かいたい方向が分かっていたとしても、人は自分が今いる位置が分からなければ目的地に到着する事は出来ないのです。
例えば、なんとなく関東の方を目指しているとします。
でも今自分がどこにいるのか分かりません。
そうすると東に向かえば良いのか西に向かえば良いのか分かりません。
向かいたい方向が分かっていたとしても、自分の位置が分からなければスタートすら切れないのです。
目的地が曖昧であれば目的地に到着する事は出来ない
目的地が曖昧であれば当然目的地に到着する事は出来ません。
本当は東京の新宿を目指しているはずなのに、なんとなく関東の方を目指すだけでは到着した時に、
「思っていたのと違う」
「本当に目指していたのはこれじゃない」という風になるのです。
こうやって土地で話すと当たり前のことなのですが、自分の人生に置き換えるとこれが普通に起きているのです。
なんとなくモテそうだったから漫画家を目指してみたけど、こんなに大変な事だとは思わなかったとなるのです。
本当に漫画家になりたくて漫画家を目指すのなら辛くても乗り越えられるのですが、別の目的地を目指しているのに漫画家を目指すのでは辛いことが耐えられずに諦めてしまうのです。
だからこそ自分の目的地をしっかりと把握しておくことが大切なのです。
自分の位置が分かれば目指すところも分かってくる
自分の位置が分かれば目指す場所もある程度分かってきます。
今自分が静岡にいるということが分かっているとします。
そしたらとりあえず神奈川を目指そうとなります。
それから東京に行くでも良いですし、神奈川が良い場所だと思えば神奈川でも良いと思います。
とにかく自分の位置が分かれば向かうべき場所や、自分にとって心地の良い場所、自分が目指すべき場所が自然と見えてくるものです。
そんなことを知って意味があるの?と思う気持ちはあるでしょうが、自分の位置を知ることが出来ればかなりのことが分かるようになるものなのです。
結論:漠然とした悩みや不安があるのならまずは自分の位置を知るべきである
漠然とした不安や心配、悩みがあるのだとしたらそれは自分が今どこにいるのかが分かっていないということなのです。
遭難の定義とは何なのかと考えた事はありますか?
森の中?
行ったことの無い場所?
登山の途中?
どれも違います。
正解は自分の現在地が分からなくなった時です。
たとえ、森の中にいたとしても現在地が分かっていれば、どっちに向かえばその森を抜けられるのかが分かっているので遭難とは言えません。
なので「どこにいるか」が重要なのではなく、
自分の現在地が分かっているかどうかが重要なのです。
現在地が分かっていなければスタートもゴールも出来ません。
まずは自分の位置を知ることから始めましょう。
自分の位置というのは、自分が今どんな状況でどうしていけば良いのかがある程度分かっているという状態のことを言います。
自分自身のことを知ることが重要なのです。
漠然とした不安があるのだとしたら、どうしたら良いのかを考えるよりもまず自分自身が何を求めていて、今の自分がどんな状況なのかを知ることから始めましょう。
そうすれば自然とどうすれば良いのかが見えてくるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。