生きていれば良い時期もありますし悪い時期もあります。
良い時期も続かないように悪い時期も続かないのです。
人間はロボットではありませんし、心もあって気分というものもあります。
そしてバイオリズムもあって歳もとります。
そして時代も環境も全て変化している訳ですから、同じような事が続くことはないのです。
それだけいろんな要素が変化しているわけですから、ずっと同じような結果になることはありません。
ですから人生なんて波があって当然なのです。
人生は波があって良い
人間は波があって良いのです。
どうしてそう言えるのかというと、悪い時期やどうしてもうまくいかない時があるから逆に何をやってもうまくいく時があるのです。
調子が悪い時というのは、本当に何をやってもうまくいかないものです。
あれこれ試行錯誤したとしても、全部裏目裏目になって結局全部失敗。
そんなことは案外みんな経験しているのではないでしょうか。
そういう事が起こると、もうダメだと諦めたりとか卑屈になってしまうのは当然といえば当然でしょう。
しかし逆に調子が良い時というのは、本当に何をやってもうまくいきます。
自分が望んでいない事までもうまく引き寄せられたり、努力していないことでもうまくいってしまうことだってあります。
それは全然うまくいかない時期があるからこそ、何をやってもうまくいく時期があるのです。
どちらが欠けてもどちらもなくなってしまうのです。
「自分は平凡に常に普通で良い」
そう願ってもなかなかその通りにはなりません。
それなら良い時期もあれば悪い時期もある。
だったら「人間は波があって良いものなんだ」と思っていた方が幾分か楽に生きられるのではないでしょうか。
波があることを自覚しよう
波なんてあって当然です。
だって人間はロボットではありませんし、体調がすぐれない時や病気になってしまうことだってあります。
どうしてもやる気が出ない時期だって誰だってあるでしょう。
人間はそれだけ不完全であり、ちょっとしたことでも左右されてしまう生き物ですから波があるのは仕方のないことです。
悪い事が続いても自分が悪いと思い込む必要はありません。
いろんな要素がありますし、どうしてもやる気が出なくて体調が優れないことはあるのです。
波は誰でもあるのです。
そんな波のある自分を責めてしまうのはもったいないことです。
だって誰でも、どんなすごい人でも波はあるのです。
ずっと成功しているように見えても波は絶対的にあるのです。
人間に生まれた以上は波があるのは仕方のないことなのですから、そんな事を責めても仕方ありません。
「人間はどうして死ぬのだろうか」ということに対して悩み続けるのと同じくらいにもったいない事です。
人間は死んでしまうのですから自分で変えられない事に対して悩み続けるのはやめましょう。
環境や時代によっても結果は大きく変わる
昔は何をやってもうまくいったのに、今は何をやってもうまくいかないと思ってしまっている人もいるでしょう。
それは別に自分が劣化した訳でもありませんし自分の行いが悪いからそうなった訳でもないのです。
もちろん自分が怠け過ぎて何もせずにただ毎日を過ごしているだけで、サボっていたという現実があるのならその可能性はあります。
しかし実際はどんなにサボっていてもうまくいく時はうまくいきますし、どんなに頑張ってもうまくいかないときはうまくいかないのです。
それは全て努力が足りないという言葉で片付けられるものではありません。
自分の得意な事が時代に合っていないということもあります。
自分がとても職人気質で障子を作るのがとても上手だったとします。
障子を作らせたら右に出る者はいないとしても、今の時代では障子が必要な機会が少ないです。
そのように自分が得意なことと時代が合っていないということもあるので、単純に自分が全て悪いというものではないですし、環境や時代によってうまくいかないことは当然あるのです。
人生に波があるのは何故だろうか
何をしてもどんな事をしてもうまくいかない事が一度はあるかもしれません。
そういう時期が続いてしまうと、
「自分は本当にダメな人間なんだ」
「私は本当についていない人間だ」
「自分には全く才能がないんだ」
そんな風に思ってしまう事があるかも知れませんがそんな風に思う必要はありません。
何をやってもうまくいかないのは、今まで自分のやってきた行動が少し違ったということです。
もっと違う行動をしていればもっと違う結果になっていたかもしれません。
だったら今から変えれば良いのです。
そもそも良い時と悪い時というのは当然交互にきます。
それは人それぞれスパンは違いますし、大波の人もいれば小波の人もいます。
しかし良い時と悪い時というのは交互にきます。
それはどうしてかというと、
誰でも良い時にする行動と悪い時にする行動が違うからです。
調子が良い時というのは、調子が良いなりの行動をするでしょう。
スポーツで言えば、調子を維持するために練習量を落としたり調整をしっかりしてから試合に挑んだりするでしょう。
逆に調子が悪い時というのは、どうせダメなんだから調子を取り戻すために練習をたくさんしよう。
今は頑張って練習して調子が良くなるのを待とう。
そんな風に行動する人もいるでしょう。
そんな風に意識をしなかったとしても、全く同じ行動と同じ精神状態でいるわけではないでしょう。
悪い時にはネガティブになりますし、良い時にはポジティブになるものです。
そのように良い時と悪い時というのは行動が違う訳ですから、訪れる結果も当然変わりますし、行動が違うのなら波が出るのは当然のことでしょう。
自分にやれる事をやれば良い
どうしても人間は波が出てしまうものです。
しかしだからといって波があるのは嫌だといくら願っても人間である限りは不可能です。
じゃあどうすれば良いのかというと、
結局自分に出来ることは自分にやれる事を精一杯やることくらいしかできません。
だって誰も未来のことは分かりませんし、自分が納得しなければどんなに正しい答えを教えてもらったとしても、多分その行動はしないでしょう。
結局全ては自分で決めるしかないのです。
ということは、やれることと言えば自分に出来る事を精一杯やることくらいしか出来ません。
みんな失敗したくて行動しているわけではありませんし、自分の思い通りに人生がいくように行動しているでしょう。
どんなにそうやって願って、自分なりに試行錯誤して行動したとしてもうまくいかない時にはうまくいかないのです。
ですから自分にやれる事をやれば良いのです。
その結果は受け入れるしかありません。
どんなに頑張って行動しても結果までは決めることは出来ないのです。
あとがき
うまくいくときは全てがうまくいくときもありますし、うまくいかないときは何をやってもうまくいかない時というのはあります。
そんな現実を恨んでも仕方ありません。
やれる事は自分に出来る事を精一杯やることくらいです。
自分の力だけでは結果は決まらないので、うまくいかなくても自分を必要以上に責める必要はありません。
時期やタイミングもあるので自分が完璧にやっていたとしてもうまくいかないことはあるのです。
だからといってテキトーにやってしまったらうまくいくものもうまくいきません。
腐っても何も良いことはありません。
何をやってもうまくいかなかったとしても、腐らずに頑張り続けることでチャンスが来た時にそのチャンスをしっかりと掴むことが出来るのです。
人生なんて波があって良いのです。
良いときもあれば悪いときもあるのは当然のことです。
それに悪いときがあるから良いときもあるのです。
それを知った上で自分がどんな行動をするのかを考えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。