良かれと思って変えたとしても、それが絶対良い方向へと変わるかどうかは分からない。
それによって更に辛い結果になることだって当然あります。
「そんな頑張って変えても良い状況になるか分からないのなら何もしたくないし、何も信じられない」
そう思う気持ちが生まれてしまうのは仕方のないことかも知れません。
しかしどうなるかは分からないけれど、それでも今の自分が嫌だと思うなら何かしら変えていかなければいけません。
それに、変えてみて結果的に失敗したとしてもその失敗を経験して、更に変えていったらとても良い状況を作ることが出来ることだってあるのです。
それは今どんなに考えたとしても分かりません。
そんな簡単に自分にとって良い方向なんて分からないのです。
そもそもその自分が求めている方向自体が、状況によっても変わっていくのですから分からないのは当たり前です。
結局、今の自分が嫌なら何かしら自分が良いと思う方向へと進んでいくしかないのです。
その先にどうなるかは分かりません。
分からないのなんて嫌だと思うかも知れませんが、
もし全て未来が見えていたとしたらそれほど辛い人生はないでしょう。
何の意味もありません。
何をしても何が起こるのかを知っているわけですから、ある意味何をしても意味がありません。
本当につまらない惰性の人生で終わってしまうのです。
私だったら何もしたくなくなります。
だから未来なんてどうなるか分からなくて良いのです。
どうなるか分からないからこそ、今の自分にとって一番良いと思える選択をしていけば良いのです。
そうやって失敗したり、上手くいったりを繰り返し、自分らしさを見つけていくのです。
人生というのはそうやって自分らしさを見つけるための冒険の旅でもあるのです。
人生は山あり谷ありですが、
それをそれなりに楽しみながら、気長に「自分という存在」を見つけていけば良いのです。